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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 灰色 ( No.4 )
- 日時: 2012/08/27 22:22
- 名前: 兎欠 (ID: vj3b3W/M)
- 参照: 映像からごっそり移動。
- 2. 午後16時35分 
 退屈にも程があるのだと、俺は思う。
 いつもならばバスケ部と、緑間慎太郎と言う、とんでもない化物相手に忙しいのだが、
 今日に限っては事情が違う。
 バスケ部については1ヶ月ぶり位の勢いで休み。
 真ちゃんに関しては「高尾の相手などしていられないのだよ」と吐き捨てられ放置だ。
 まあ、暇なら暇で体育館で自主練でもすればいいだけの話
 なのだが。
 問題はここにあった。
 ほかの部活が独占状態で体育館を使っていると言う事だ。
 普段はバスケ部専用の体育館をバスケ部が独占しているのだが、
 バスケ部が休みになると卓球部やらバレー部やらの部活が独占してバスケをできるスペースなど何処にもない。
 俺はそれを思いだし、溜息を吐くと駐輪場へと足を運んだ。
 まあ、どーせ明日からまた部活ある訳だし
 ただの暇潰しってだけだから別にいいんだけどな。
 つーかバスケ部って結構恵まれてんじゃね?
 バスケ部専用の体育館あるとかそれこそ珍しいっつーか、さすが私立だわ。
 「あ、月バス買わねーと」
 俺はそう呟いて、自転車をこぐ早さを早めた。
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