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第9話

イッシュ伝説編
レ「ったく、なんでオレ達がこんなことを…」
レッド、グリーン、ブルーの3人は、ヒウンの街中で『ポケモン協会主催イベント開催！』と書いたチラシを配っていた。

グ「仕方ないだろ？これを全部配らないとポケモン協会は2年前にイッシュで起こったことについての資料を出さないのに…」
レ「だからって、なかなか進まないし！」
ブ「アタシはもう全部配り終わっちゃったわよ？」
ブルーはセクシーな美少女、近寄ってくる人も多いのだろう。

レ「マジか…」
ブ「もうっ、遅いからアタシが二人分配ってあげる！メタちゃん、お願い。」
ブルーが二人の持っているチラシを取るとメタモンのメタちゃんがブルーの顔におおい被さり、『へんしん』した。

すると、周りがざわつき始めた。
「あ、あの子…！」
「もしかして、アイドルのルッコちゃん…！？」
そう、メタちゃんは人気アイドルのルッコちゃんの顔に変身したのだ。

ブ「いま、テレビ番組の企画でチラシ配りをしてまーす♪皆さん、ご協力くださーい！」
テレビの企画でチラシ配りなんて、あるわけない。だがルッコちゃんの人気は凄いらしく、たくさんの人が集まって、チラシを取っていった。
「あの、サインくださーい！」
ブルーは一瞬固まったが、すぐに
『ルッコ♪』
と色紙に書いた。

そして、あっという間にチラシは無くなった。
グ「相変わらずセコいな。」
ブ「あら、アタシは全部配ってあげたのよ、感謝して？」


その夜、ブルーのPCにポケモン協会から資料が届いた。
レ「おっ、来たか。」
そこには、こんなことが書かれていた。
『プラズマ団事件
ポケモンを解放しようとするプラズマ団は、次のような事件を起こした。
・カラクサタウン、ソウリュウシティでの演説
・シッポウ博物館のドラゴンのホネ強奪
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