二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 世界説明 ( No.22 )
- 日時: 2012/12/26 20:56
- 名前: 伊莉寿 ◆EnBpuxxKPU (ID: 7jEq.0Qb)
- *オリジナル設定* 
 アルモニ「みなさんこんにちはーっ! 今日はあたしたちの故郷・天上界についてお話するよ!」
 ソフィア「まず、この世界は10年経ったから出来たという訳ではないということを皆さんに理解してほしいの。」
 アルモニ「うん、何せ人間が誕生する前からあるからね! それじゃあ説明を始めるよっ☆」
 天上界
 ——地上からはるか上空にある、例え近付いても人間には見えない“天界”と”魔界”の総称。
 天界
 ——死者の魂が還り、新たな魂が生まれる場所。その魂・聖霊と、全てを生み出した神が暮らす、いわゆる天国。
 生きた人間は立ち入り禁止。清らかなオーラに包まれている。
 魔界
 ——神から離反した魔王と、彼に従う悪魔が暮らす、いわゆる地獄。
 闇のオーラに包まれている。
 ソフィア「大ざっぱに説明すると、こうなるわ。」
 アルモニ「清らかなオーラかぁ、なるほど。」
 ソフィア「次はこのオーラの説明。」
 聖力
 ——天界に溢れる“清らかなオーラ”。基本、地上に生きる人間には無害。
 聖霊は皆この聖力によって形作られている、いわば魂そのもの。
 聖力は多少補給する事が可能であり、また武器の強化などもできる。
 魔力
 ——魔界に溢れる“闇のオーラ”。量によっては人間を苦しめる。
 聖力が負のエネルギーで黒く染まった状態。原理は聖力と同じ。
 アルモニ「この2つの力は、互いにダメージを与えあうんだよね!」
 ソフィア「……基本、聖力は黒い魔力を許さない。けれど魔力は聖力を蝕み(ムシバムミ)、黒く染めようとする。」
 アルモニ「うう、魔力だいっきらいだよ……」
 ソフィア「次は聖力を駆使して悪魔と戦い、人間界を守る存在について。」
 天使
 ——天界にある役職。素質のある聖霊が、訓練を経て成る事が出来る。主な仕事は“悪魔の退治”。
 それぞれの戦闘スタイルがあり、特に聖力を使った特殊な攻撃は“魔法”と称される。
 S,A,B,C,Dの順に5つの階級に分かれている。級長がそれぞれいて、その階級の天使に指示を出す。
 特に強い天使には“大天使”の称号が与えられるが、現在その称号を持つ天使はいない。
 女神
 ——天界にある役職。女神が素質のある聖霊に指導する事で受け継がれる。主な仕事は“人間界の調整”。
 大地、勝利などそれぞれ担当。自然の流れを大切にし、それを乱そうとする悪魔を探知し、天使に報告する。
 ソフィア「天使は聖力の消費が多い故、短命よ。戦闘スタイルによっては100年持たない天使も多いもの。」
 アルモニ「多分目の前の読者さんには通じないよ……。」
 ソフィア「女神は数世紀務められるって事で比べてほしいわ。」
 アルモニ「あ、でも実際魂が壊れる聖霊は少ないんだっけ。」
 ソフィア「基本、完全に聖力が尽きる前に神様によって地上に送られ、地上の命として再び生まれるわ。そして死んだら天界に戻り、聖力を与えられて再び生まれる順番を待つ。どの段階でも、記憶はリセットされてね。」
 アルモニ「魂が壊れても良い場所は戦場のみ……だったよね。」
 ソフィア「……ついでに、初めての争い……それまで1つだった天上界が天界と魔界に分かれた大戦についても説明しておくわ。いまだに明かされていないこともあって、私が1番興味がある事なの。」
 戦いの歴史
 ——魔王は元々人間だった。
 しかし神が気に入らず反抗した際、ふと神の力の一部を手に入れ、魔界を造り神に戦いを挑んだ。
 それは大規模なものになり、傷ついた者は多く、魔王が戦いを放棄しても天上界に帰る事が出来なかった天使や悪魔(事情については諸説ある)が多くいた。(その子孫がセインやデスタといわれている。)
 ソフィア「これで一通り説明は終わり。これから話を追うにつれてまた様々な事情が明かされていくと思うわ。」
 アルモニ「悪魔と天使たちが大きく関わってくるこのお話、あたしたちの活躍もお楽しみにっ♪」
