二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 悪ノ召使 勝手に妄想
- 日時: 2010/02/13 22:38
- 名前: 中一にしての鏡音廃 (ID: glXVlHlM)
- 〜注意事項〜 
 ※悪ノP様の悪ノ召使で小説をやります。
 ※勝手な妄想が嫌いな方は、見るのをお控えください。
 ※レン視点です。
 ※コメントは歓迎します。感想、アドバイスなどをどんどんください。
 〜キャラクター〜
 ・レン・カガミネ(国の王子だったが、大人の都合で王女の召使になった。)
 ・リン・カガミネ(ボカリア王国の王女。レンの双子の姉でもある。)
 ・メイコ・サキネ(ボカリアの町娘。)
 ・ミク・ハツネ(緑の国で、花売りをする少女。)
 ・カイト・ハジメネ(青の国の王。リンの婚約者。)
 ・ルカ・メグリネ(ボカリア王族の専属魔導師。)
 その他、たくさんの亜種も出していくつもりです。
 出してほしい亜種の用紙(コピーして貼り付けてください。)>>5
 第一話>>1 第六話>>8
 第二話>>2 第七話>>9
 第三話>>4
 第四話>>6
 第五話>>7
 《カイト視点》
 第八話>>10
- Re:悪ノ召使 勝手に妄想 ( No.1 )
- 日時: 2010/02/13 16:45
- 名前: 中一にしての鏡音廃 (ID: glXVlHlM)
- 昔々あるところに、小さな国ボカリアがあった。その頂点に君臨しているのは、齢たった十四の王女様だった。 
 王女様の名前は、リン・カガミネ。
 外側に跳ねた金髪のショートヘアと空のような蒼眼が美しい王女様だった。
 彼女には、召使がいた。名前は、レン・カガミネ。後ろで結ばれた金髪に透き通るような蒼眼。名前も外見も声も全てが王女様によく似た召使だった。
 それもそのはず。彼は、王女の双子の弟なのだから。
 しかし、国民は、そんな事知りもしない。
 周囲の期待に包まれて生まれた二人。教会の鐘が、二人をこの世に歓迎するかのように、鳴り響いていた。
 だが、それと同時に王族の中では、どちらを跡取りに立てるかという問題が起きた。
 先祖に基づき、男子を跡取りに立てる「レン派」
 歴史上初の王女をたてようという「リン派」
 勝利したのは、「リン派」だった。理由は、
 「女性のほうが、うまく利用しやすい。」
 ただそれだけだった。
 そして、二人は物心が無いうちから引き離され、王女とその召使として育てられた。
 だが、双子の本能なのであろうか。
 二人とも、何か自分に足りないものがあるのではないかと、感じていた。
 そして、レンの方は、ある日聞かされた。
 「お前と王女様は双子だ。」
 だが、それは絶対の秘密。国民はもちろん、リンでさえ、教える事は出来なかった。
 そして、そんな歴史に載らない大事件が起きてから、十四年の年月がたった。
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