二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- デュラララ!! Secret detective
- 日時: 2010/09/28 17:48
- 名前: 日向 (ID: /SWK1WU/)
- 初めまして、日向です。 
 とりあえず、三日坊主にならないように頑張ります!!
 お気軽に読んでください。
 あと、タメ&呼び捨てはOKです。
 SEASON1 ダラーズ×探偵
 主人公紹介 >>01
 プロローグ >>04
 第1話 池袋と都市伝説 >>05>>06
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- Re: デュラララ!! Secret detective ( No.2 )
- 日時: 2010/09/25 09:27
- 名前: シズチャン (ID: r/aDEmsN)
- このオリキャラ好きだ!!! 
 突然スマン。デュラララ!!に惹かれてやって来た折原でい。
 あっ、違った。シズちゃんだ。
 いや、直球で言うと、オリキャラ日向に惹かれた。
 君のクリエイティブの凄さ感銘いたす。
 …って、何かのネジが取れて自分のキャラを忘れてしまっていた。
 まぁいいか。
 日向←(早速呼び捨て
 オレは、あんたの作品の続きが読みたいと思った。
 よかったら、これからもこの小説を書き続けてくれないだろうか…と言ってみたり。
 うん。やっぱり自分のキャラが大事だから戻す。
 てなわけで、続き楽しみにしてるね。
 シズちゃんでした。
- Re: シズチャンさん ( No.3 )
- 日時: 2010/09/25 17:11
- 名前: 日向 (ID: /SWK1WU/)
- 日向を好きと言ってくれてありがとう!! 
 ちなみに、あたしのHNは日向(ひゅうが)って呼んでください♪
 タメ&呼び捨てはOKですか?
- プロローグ ( No.4 )
- 日時: 2010/09/25 17:13
- 名前: 日向 (ID: /SWK1WU/)
 東京三大副都心・池袋。
 そこには常に「非日常」が待っている。
 都市伝説・首無しライダー、手を出してはいけない人間たち、謎のカラーギャング・ダラーズ。
 さあ、君はこの「非日常」について来られるか?
- 第1話 池袋と都市伝説 ( No.5 )
- 日時: 2010/09/26 19:06
- 名前: 日向 (ID: /SWK1WU/)
- 東京都豊島区池袋。新宿、渋谷に続く三大副都心の一つである場所があたしの新たなる旅立ち。 
 池袋駅東武東上線東口。あたし、豊崎日向は高校進学と同時にこの池袋に上京してきた。
 人、人、人でごった返す駅のホームでヒソヒソと内緒話が耳に入ってくる。
 「ねえ、あの子。茶髪だよ、しかも長い」
 「染めてるのかな?目も茶色だし」
 推測で語られる話にあたしはため息をついた。
 あたしの容姿は、今は亡き祖母がロシア人で、その髪と瞳を先祖返りとして受け継いだもの。
 地元でも容姿に質問する子は多かったが、その地元の子たちはいない此処では珍しくなっても仕方がないのだろう。
 「さてと、どうしようかな……」
 今の時刻は午後六時。外に行っても珍獣扱いされるので気は進まないが行くしかない。そう思った時。
 「うわ、す、すみませ…わっ!ごめんな…さいっ!!」
 「…ん?」
 間抜けな声が聞こえたので振り返ると、柱を背に尻餅をついた少年が「…帰りたい…」とぽつりと呟いていた。
 本来なら無視するが、あたしは自分が認めるほどのお人好しだ。ため息をつきながら少年の傍まで近づく。
 あたしの影に気付いた少年は驚いた顔で上を向く。その顔を見たあたしはそのまま手を差し伸べる。
 「大丈夫?立てる?」
 「あ、うん…ありがとう」
 差し伸べた手を掴んだ少年の腕を自分の方へ引っ張らせ立たせる。立ち上がった所であたしは少年の手を放す。
 「災難だったね。ここ、人多いから」
 「そ、そうだね。…えっと…」
 「ああ、ごめんね。あたし、豊崎日向。今日からここに住むことになったの、よろしく」
 「あ、うん。僕は竜ヶ峰帝人。僕も君と同じでこの池袋に来たんだ」
 「そっか、よろしくね帝人くん」
 「こちらこそ」
 軽く自己紹介をしたあたし達に軽い声が聞こえた。
 「よっ、ミカド」
 その声にあたしと帝人くんは振り向く。そこには金色の近い茶髪をした少年が現れた。
 「よっ」
 「わぁ!紀…」
 帝人くんがそう呼ぼうとしたが、
 「紀田〜…君?」
 「疑問系かよ!ならば応えよう、三択で選べよ!①紀田正臣②紀田正臣③紀田正臣!!」
 スリーピースした手が帝人くんの前に突き出す。すると、帝人くんは少年の手を握り締める。
 「わああ!!紀田君!紀田君なの!?全然変わってるからびっくりしたよ———」
 「俺、渾身のネタはスルーか…」
 どうやら、この2人は幼馴染らしい。少年はあたしの事に気付いたのか帝人くんの頬を指で突き始めた。
 「何だよ、帝人。なんでお前のとこにこんな可愛いレディがいるんだよ?まさか、抜け駆けか!?」
 「違うよ!僕が転んだのを助けてもらっただけだよ」
 帝人くんの説明に納得した少年はあたしに話しかけてくる。
 「どうも、帝人の幼馴染の紀田正臣です。紀田くん、正臣、どっちでも呼んでもいいから」
 「初めまして、豊崎日向です。日向でいいよ。よろしくね、紀田くん」
 「OK!じゃあ、俺たちと一緒に池袋にいかね?」
 「え?」
 「き、紀田くん!豊崎さんに迷惑だよ」
 「何言ってんだよ!日向だって新たな池袋人になる人間なんだぞ。ここは、親交深めようぜ!」
 「そう言っても…。あの、豊崎さん。迷惑じゃなきゃいいんだけど…僕たちと一緒に行く?」
 オドオドした口調で言う帝人くんにあたしは笑いかけた。
 「いいよ。どうせ、外に行くんだし」
 そう言うと、紀田くんはニッと少年らしさがある笑顔で言う。
 「よっし!じゃあ、さっそく池袋へレッツゴー!!」
 紀田くんの明るい掛け声にあたし達3人は池袋の街へと歩みだした———。
- 第1話 池袋と都市伝説 ( No.6 )
- 日時: 2010/09/28 17:48
- 名前: 日向 (ID: /SWK1WU/)
- 池袋に駆り出したあたし達は紀田くんに池袋を案内してもらう。 
 他愛のない話をしていたら突然帝人くんが誰かとぶつかった。
 「うわぁっ!?」
 ぶつかった人は同年代の男性で、彼の鞄が帝人くんの体の上に乗せられる。
 「いてて…す、すいませ…」
 帝人くんが律儀に謝ろうと顔を上げたが、男性は彼の体の上に乗っかった鞄を奪った後そのまま去ってしまった。
 「「……」」
 少しの沈黙の後、帝人くんは半泣き状態で紀田くんに縋り付く。
 「ね、ねぇ!!紀田君、あれが池袋人!?カラーギャング!?」
 「「はあ?」」
 混乱して訳のわからない言葉に紀田くんとあたしはハモって言う。
 すると、尻餅をついていた帝人くんに紀田くんは手を貸した。
 「ありゃ違うだろ。臆病なのも相変わらずだな」
 「ウエストゲートパークに集まる黄色いチームかと思ったよ」
 「あ、あたしも思った。前池袋に住んでた子がそういうチームがいたって話してたし…」
 「…」
 帝人くんとあたしの言葉に紀田くんは答え始める紀田君は説明してくれる
 「最近じゃそういうのも減ったよ。前に抗争があって何人もパクられてさ、それからは同じ色の服着た奴らが集まろうもんなら、速攻で警察が飛んでくる。それにウエストゲートパークってなんだよ。西口公園って言えよ」
 「え…。いやっ」
 「じゃあ今の池袋って安全なの?」
 あたしの質問に紀田くんは素直に答える。
 「俺も半分しったかだから、正確には解んねぇけど、ギャングや暴走族以外にも危ねぇことは山ほどあるし」
 すると、紀田君はあたし達の方をみる。
 「それに、一般人の中にも絶対手を出しちゃいけない奴が何人かいるから」
 ……一般人の中にも絶対手を出しちゃいけない奴?
 「それって…」
 「どういう…」
 お互い疑問を持ったが、紀田くんはある場所を指して話しかけてきた。
 「あ!帝人、日向。ここが60階通りな」
 「わっここもすごい人だねー」
 「本当、どれくらいいるんだろう」
 「あと別にサンシャイン通りってのもあるから後で案内するよ」
 「ってわけでお前、特に行きたい所もないみたいだから…」
 「「?」」
 がしっと帝人くんの首に腕を回す紀田くんは言った。
 「そうだ、ナンパに行こう」
 「えええ゛っ、紀田君!?」
 「ちょっとぉ!?」
 既にナンパに行く気満々の紀田くんを何とか連れ出して、あたし達は60階通りを後にした。
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