二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- [銀魂] れんれん |
- 日時: 2011/02/19 18:12
- 名前: みんと水飴 ◆vBOFA0jTOg (ID: W3aU.Uy/)
- 参照: http://amenomori22.jugem.jp/
- ( コノ感情ヲ恋ダト断言スル等出来ナイケレド、ソレデモ貴方ヲ愛シテイマス ) 
 . 御報せ>>090
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 ▽御挨拶 、
 おはこんばんわ—。
 瓦龍改め、みんと水飴ですvv
 飽きっぽい性格のスレ主の小説に付合ってくれるそこの貴方!!
 是非是非、駄文ですがパラレルワールドを御楽しみ下さいッ。
 ▽注意事項 、
 ①おり伽羅主
 ②伽羅崩壊あり
 ③亀更新(月に数回)
 ④荒し中傷、宣伝禁止
 ⑤妙黒エロあり
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 れんれん|目次
 御挨拶・注意事項…etc >>000
 主伽羅設定 >>001
 御支援伽羅 >>003
 おり伽羅投稿用紙 >>002(←終了されました)
 おり伽羅採用結果発表 >>037(←5名の伽羅が採用されました)
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 long.| 長編
 プロローグ >>004
 Page1 [>>054] Page2 [>>070]
 Page3 [>>]
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 short.| 短編
 :夏、夕暮れ。[>>097] 桂&夢幻/甘
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 plan.| 企画
 〓季節企画
 :ハロウィン特別企画[>>094]ちょっとした遊び心で
 〓ハピバ企画
 :銀時ver[>>075]伝えたい事
 〓兎さんとサド王子と遊ぼう(※>>060)
 :兎さんと悪戯 [>>061]
 :兎さんと蚊取り [>>064]
 :サド王子と料理[>>079]
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 ▽来客様方 、
 ・柚莉(●>ω<●)様 ・空梨逢様 ・アリス様 ・李逗様 ・智那様 ・月芽麻様
 ・月兎様 ・裂谷様 ・ゆい´ω`様 ・灰様 ・輝咲様
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 September,25th Start
 ( ドンナニ洒落タ言葉ヲ綴ッタトシテモ、声ニ出シテ伝エル行為ニ勝ル事等ナイトイウノニ )
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- Re: [銀魂] れんれん. | 特別企画up ( No.97 )
- 日時: 2010/10/31 12:09
- 名前: みんと水飴 ◆vBOFA0jTOg (ID: mnC5ySyz)
- 参照: http://amenomori22.jugem.jp/
- 銀魂夢小説,短編 
 〓夏、夕暮れ。
 気だるい蒸し暑さがまだ残っている。
 西空を見上げれば茜色が広がっていて、それからすっとした青色を挟んで、すみれ色、瑠璃、青藍。
 だんだんと色を濃くしながら東に向かっていく。
 屋台の明かりがようやく付きだした。
 日は暮れ始めたばかりで、星が出てくるまでには、まだ時間がかかりそうだった。
 時折吹く風が、若干の涼しさと、お囃子の音を運んでくる。
 まだ始まったばかりの祭りは、少し物足りなさも感じられる。
 しかし、その笛の音、太鼓の音に、心が少しずつ、舞い上がろうとしていた。
 「でも、ほんとに……変装しな、くて……良いの?」
 「なに、市民祭りの警備に武装警察はいらん。心配は無用だ」
 そう言って少し前を歩く桂に、置いていかれないように小走りで夢幻は距離を詰める。
 また風が吹いて、彼の肩越しを通っていった。長い髪がなびく。
 浴衣の桂は、いつにも増して涼しげだ。
 「おっと」
 小さな子が駆けてきて、ぶつかりそうになったのを桂が避けた。
 その子も、その下駄も、カラカラと笑いながら通り過ぎていく。
 祭りの精が楽しんでいる、まさにそんな感じだ。
 「あ、……」
 ふと、夢幻の視線がその子の背に目がいった。
 「あの子、のお面……ス、テファン」
 白に、丸くて大きな目とくちばし。
 首にかけられたお面が、背中の上で揺れていた。
 「なかなか、可愛いな。エリザベスに買っていくか」
 「え……、エリーに?」
 「なんだ、駄目か?」
 「い、や……でも」
 エリザベスに同じ顔のお面をさせるつもりなのか。態々自分の顔のお面をして、喜ぶ者もいないだろう。
 そもそもゴムが回りきらない。
 「まったく」
 ふ、と桂が息をついた。
 「夢幻、素直じゃないな」
 「え? 何、が……?」
 「なんでエリザベスじゃなくて私に買ってくれないの!? って、素直に甘えればいいものを。すいませーん」
 「えっ、……や、わ、私。お面は……」
 別にいらない、と言いたかったところ、すでに屋台のおじさんに声を掛けていたからやめた。
 それに、桂に買って貰うのだったら、なんでも嬉しいのが本音。
 馬鹿とでも、なんとでも言えばいい。
 「こた、ろ……前、全然、見えない……」
 「可愛いぞ。少し異様だが」
 夢幻は顔面にステファンを装備させられて、少し困る。
 さっきの子のように、お面を後ろに回してみるが、子供と違って、そうやると首が絞まるのに気付く。
 結局斜めにかぶって、良しということにした。
 「次は何をしようか」
 「あ、……こたろ、あれ……やりたい」
 はずれの一角にあったのは金魚すくい。
 店の前に来ると、いらっしゃいと屋台のおじさんがポイとお椀を渡してくれた。
 夢幻は桂に目配せして、水槽の前にしゃがむ。ようし、と気合を入れて腕まくりした。
 水槽の前にいると、水の匂いがむっとした。
 青い水槽の中に泳ぐたくさんの赤い金魚たち。たまに黒、そしてまだら。
 夢幻は狙いをつけて、そっとポイを水にくぐらす。
 金魚の一瞬の隙をついて、さっとすくい上げた。
 「あ゛あ゛……」
 「逃げられたではないか」
 はぁ、と息を吐いて、金魚に破られて半分になったポイをさめざめと見つめる。
 アブナカッタ、と金魚は急いで集団の中に潜っていった。
 やっぱり無理だった。大体、金魚の隙なんて分かるわけがない。
 「よし。貸せ、夢幻」
 桂が夢幻の隣にしゃがむ。
 果敢にも、半分になったポイで挑もうとしていた。
 「もう……破れてる、けど……大、丈夫?」
 「まかせておけ」
 桂は、すっと袖をまくる。
 「剣は全てに通じている。金魚すくいも例外ではないだろう。金魚の呼吸を読み、隙をついて踏みこめばいい」
 侍はエラ呼吸も読めるのだろうか。
 「それで、夢幻はどいつが欲しいんだ」
 「あ、れ。あの……紅いの」
 「よし、見ていろ」
 桂が構えた。
 構えた腕の先には一振りの刀、ではなく半分のポイ。視線の先には金魚。
 時折、髪を邪魔そうにしているので、夢幻は後ろで束ねて持っていてあげることにした。
 風通しが良くなるように、髪を少し持ち上げる。首筋で汗がきらりと光る。
 どうやら彼も暑いようだ。
 桂の腕がさっ、と動いた。
 ◇
 「あり、がと……」
 でめきんは、大所帯を離れ、ビニールの小宇宙へ越してきた。
 おまけでもらったもう一匹と一緒に、右往左往している。
 「大事に育てるんだぞ。小さきものとはいえ、大切な命に変わりはない」
 説教臭いことを言う彼に、再び夢幻は微笑んだ。
 水の入った袋を掲げる。すぐ目の前を、金魚が泳いでいった。
 そして、金魚の向こう側には桂。
 魚を目で追う振りをして、夢幻は桂の顔をそっと覗いた。
 すると、水の中で、やさしく唇がゆるめられる。
 「ほら、早くしないか」
 祭り囃子、人の声、蝉の声。
 空にはまだ太陽の名残がある。
 夏、夕暮れ。
 (祭りは、これからだ)
- Re: [銀魂] れんれん. | 特別企画up ( No.98 )
- 日時: 2010/10/31 12:30
- 名前: みんと水飴 ◆vBOFA0jTOg (ID: mnC5ySyz)
- ◇短編・・夏、夕暮れ。に関して 
 いやあ、今秋なのに何故に夏? っと思った方。
 誠にすみません((土下座
 この話は前々から考えていた物でして、約8月下旬の時からでしょうか。
 中々、夢幻チャンの伽羅を掴むことが出来ず、迷いに迷った挙句...完成が今となってしまいました。
 ははっ、もう秋ですね((スミマセン
 空梨逢さん、本当にすみません((汗
 完成遅く、それも季節外れの上駄文という...ほんっとにすみません。
 少しでも空梨逢さん、そして皆様に何かが伝われば幸いですbb
- Re: [銀魂] れんれん. | 特別企画up ( No.99 )
- 日時: 2010/10/31 14:10
- 名前: アリス (ID: /jbXLzGv)
- うわあアアアアアアアアアア!! 
 やっぱり夢幻ちゃんかわゆす(自重
 俺的に桂が金魚すくい苦手なイメージ強いんだな、此れが…。
 アリス「アンタも苦手だよね♪」
 うん。
 だってあんなの取れなくね!?
- Re: [銀魂] れんれん. | 特別企画up ( No.100 )
- 日時: 2010/10/31 17:14
- 名前: 空梨逢 ◆IiYNVS7nas (ID: K84EbAPL)
- 金魚すくい超絶駄目な空梨逢が通りますよっ、と( 
 いえー全然大丈夫ですよ。いつまでも全裸体機はなぁ……と思って服を着たくらいでs(還れ!
 秋だって祭りくらいありますからお気にせず。
 あとタメで良いですよーvv
 駄文の塊の私なんかで良ければbb
 では、更新乙でした!
- Re: [銀魂] れんれん. | 特別企画up ( No.101 )
- 日時: 2010/10/31 17:28
- 名前: 李逗 ◆Dy9pHDxQUs (ID: MQ1NqBYl)
 夢幻ちゃああああ((
 ステファンw
 此処でステファンww((ウザ
 金魚掬い、アレ私がやると3秒立たずにポイ破ける…
 何故ですかァァァ!!
 あ、テンション高くてごめん…
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