二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ポケットモンスター〜虹の冒険者たち〜
- 日時: 2010/11/11 22:30
- 名前: 泉 海斗 (ID: B240tmf4)
- こんばんは、泉海斗です。 
 現在2作品を投稿している身ですが、ポケスペを読んで再びポケモン熱が再燃しました。
 内容は完全にオリジナルです。
 登場人物や性格がポケスペのものたちとかぶるかもしれませんがそれはそれ、これはこれで分けてお考えください。(若干内容を引用しますが)
 カントー編からの投稿です。
 まだゲームのほうもダイヤモンドパールプラチナやホワイトブラックやってないんですけどね・・・。
 それでも楽しんでいただけるような作品にしたいと思いますのでよろしくお願いします。
 たくさんの閲覧、コメント待ってます!!
- Re: ポケットモンスター〜虹の冒険者たち〜 ( No.10 )
- 日時: 2010/11/21 01:40
- 名前: 泉 海斗 (ID: B240tmf4)
- おはようございます、泉海斗です。 
 次話投稿しましたので、たくさんのコメント・閲覧・募集をお待ちしております。
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 翌日からトキワの人々は食料やら薬やらを持って森へと入っていった。
 中には昨日見なかった衰弱したポケモンたちも多かった。
 やはり事態はかなり深刻だった。
 しかし人々の迅速な行動のおかげで何とかなりそうだとレッドは思っていた。
 ピカチュウたちのところには自分の足で行きたいと思っていたので、食料などを貰い、奥へと足を進める。
 すると大きな爆発音が聞こえてきた。
 それを聞いて慌てて聞こえてきた方向へと走り出す。
 抜けるとそこは広い草原だった。
 森を抜けたところにこんなところがあるだなんて思わなかったレッドは思わず見とれてしまった。
 すると向こうに人のシルエットをした影とポケモンが大きなポケモン・・・ガルーラを相手に戦っていた。
 かなり激しい戦いだが、見て取れるようにガルーラはまったくの防戦一方だった。
 攻撃できずにただ何かを守っているように見える。
 そして戦っているのもが誰なのか、レッドはようやく気がつくのだった。
 「グリーン!!」
 レッドの叫びに反応したグリーン。
 しかし攻撃の手を休めることはなかった。
- Re: ポケットモンスター〜虹の冒険者たち〜 ( No.11 )
- 日時: 2010/11/22 01:46
- 名前: 泉 海斗 (ID: B240tmf4)
- おはようございます、泉海斗です。 
 次話投稿しましたので、たくさんの閲覧・コメント待ってます!!
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 グリーン PART 2
 まさかの道に迷ってしまったというグリーン。
 こんな失態をあの赤帽子に見られたらどんなに笑われるだろうか。
 「絶対に見られるわけには行かない・・・」
 手持ちには祖父から貰ったヒトカゲと、ここに来るまでに捕まえたポッポ。
 トキワの森はタイプ的に手持ちが相性が良かったので楽に行けると思っていた。
 確かにそうだったのだ。
 それなのにどうしてももっと強いポケモンと戦いたいと思ってしまい、奥へと足を踏み入れてしまった。
 それがまさかの道に迷うことにつながるとは。
 冷静でいたはずが、なぜかこんな状況になってしまうとは。
 慌てるどころか、自分に失望していた。
 「まだまだ俺もアマチャンってことか・・・」
 自分の未熟さを改めて感じるグリーン。
 しかしそんな間にもスピアーの大群やらバタフリーなどそこそこてごたえのあるポケモンたちに遭遇してレベルアップを図っていた。
 「ここはどこだ・・・??」
 とうとうどこか分からないところまできてしまっていた。
 バトルに暑くなり、レベルが上がることに内心喜びを爆発させていたグリーン。
 表情自体は冷静だが、まだ興奮は醒めていなかった。
 うっそうと茂る草。
 それらを掻き分けていくと目の前には広々とした草原が現れる。
 こんなところがトキワの森にあったなんて知らなかったと内心思う。
 そして向こうにはうろうろとしている一匹のポケモンが。
 それも珍しい、ガルーラだった。
 「ラッキーだな」
 レベルアップにはもってこいと思い、さらに捕獲すればかなりの戦力になると考えたグリーン。
 すぐさま手持ちのポケモンに手をつける。
 「ヒトカゲ!!炎で逃げ場を奪うんだ!!」
 草原を燃やし、逃げ場を奪う。
 いきなりの炎に慌てるガルーラ。
 ほのおのうずによって徐々に体力を奪われる。
 上空ではポッポのかぜおこしで火力を上げる。
 ガルーラは強行突破を決行するが、ヒトカゲのひっかく攻撃とにらみつけるでひるんでしまう。
 限界が近いのか、動きがかなり鈍ってきた。
 これはいける。
 そう確信したグリーン。
 もう一押しでガルーラを完璧に捕獲できる。
 そんな時後ろからがさがさと草が動く音がした。
 そしてでてきたのは人。
 同じくまとったのだと思い、気にもかけなかった。
 しかし、その人物が誰なのかようやく知ることになる。
 今最も会いたくない人物。
 「グリーン!!」
 真っ赤な瞳を持った少年・・・レッドだった。
 「何であいつが・・・」
 自分の名を叫ぶものがこちらへと走ってきたのだった。
- Re: ポケットモンスター〜虹の冒険者たち〜 ( No.12 )
- 日時: 2010/11/23 12:31
- 名前: 泉 海斗 (ID: B240tmf4)
- レッド PART 5 
 目の前でグリーンが一匹のポケモン・・・ガルーラを相手に戦っていた。
 しかし先ほどからまったく攻撃をしてこないガルーラ。
 レッドには何か問題でもあるのではと思っていた。
 「何しに来たんだお前!!まさか俺の獲物を横取りってか??」
 相変わらず憎たらしい口調で言ってくるグリーン。
 そんなことはないというレッド。
 しかしどう見てもガルーラの様子がおかしかった。
 必死に炎の弱いところから逃げようと右往左往しているのだ。
 「あのガルーラ、何か様子がおかしくないか??」
 「ああ??そんなこと関係ないね。あいつは俺が捕まえる」
 さらにヒトカゲに攻撃を支持するグリーン。
 ガルーラはさっとおなかのポッケを庇うように攻撃を受けた。
 そのポッケの中がもぞもぞと動くのが見えた。
 「待てグリーン!!」
 攻撃の指示をしようとしたグリーンの前に立つ。
 「邪魔だ!!そこをどけ!!」
 「ちょっと待て、あのガルーラを攻撃したらだめだ」
 「何がだめだって言うんだ、ポケモンはやるかやられるかだ。かまわない、ヒトカゲ。止めを刺すんだ」
 鋭い爪を立て、ガルーラに飛び掛るヒトカゲ。
 自分が走っていっても間に合わないと直感したレッド。
 ボールを手にとって投げる。
 「いけ、フッシー!!つるのむちでヒトカゲを捕まえろ!!」
 日本の鶴でヒトカゲをがんじがらめにし、地面にたたきつけた。
 グリーンはさすがにそれをみて切れる。
 「何しやがるレッド!!もう少しでガルーラを捕まえられるんだぞ!!まさかお前横取りしようってのか!?」
 胸倉を掴まれたレッドだが、グリーンの睨みに負けないくらい、睨み返していた。
 真っ赤な瞳とエメラルドグリーンの視線がぶつかる。
 「ポッポ!!かぜおこしでフシギダネを吹き飛ばせ!!」
 ものすごい風によってつるを解いてしまうフッシー。
 自由になったヒトカゲが再び攻撃に入る。
 「くそ!!ピカ。頼む!!」
 ボールからでたのはピカだった。
 しかしピカは出た瞬間からその場に寝そべって眠ってしまったのだ。
 サボりだ。
 「あっはっはっは、何だお前ポケモンにも馬鹿にされてるのか??お前の取り柄は一体なんだ??」
 大笑いするグリーン。
 そうして手にはモンスターボールが握られる。
 「お前はそこに這い蹲って俺の記念するべき三匹目の捕獲を見てろ」
 そう言ってボールがガルーラに向かって投げられた。
 しかしそれをガルーラは尻尾を振り回し、弾き返した。
 くっと歯噛みするグリーン。
 昼まず次々にボールを投げる。
 しかし次々と弾かれて、捕獲できない。
 「クソ!!なんで捕まらない」
 焦りが出始めるグリーン。
 「まだ体力があるのか・・・ヒトカゲ!!さらに炎で攻撃だ」
 再びほのおのうずに巻き込まれるガルーラ。
 もぞもぞとポッケから顔を出したのはガルーラの赤ちゃんだった。
 しかしぐったりとしている。
 「あれってまさか、毒にやられたのか??」
 レッドはあのときのピカチュウを思い出す。
 仲間のために走っていたピカ。
 そのために人々から悪者扱いされたピカ。
 そんなピカを見てきたから、ガルーラの子も見捨てられなかった。
 レッドはほのおのうずの中に向かってつっこむ。
 「ばか!!何死にに行ってんだよ!!」
 グリーンの静止を聞かずにつっこむ。
 皮膚を焼く痛みが走るも、そんなのは関係なかった。
 すぐにガルーラの元に行きつくと、リュックから毒消しを取り出す。
 「待ってろ・・・すぐに直してやるからな」
 ガルーラもまた、レッドが何をしようとしているのかを感じ取ったかのようにおとなしくしている。
 レッドと子供が炎に巻き込まれないように、自らのからだで守っていた。
 ようやく終えたレッドはニカッと笑ってガルーラをみる。
 「おうわ!?」
 それをみたガルーラはレッドをポッケの中に叩き込むと炎の中をのしのしと歩き始めた。
 いきなりのことにレッドは変な声をあげてしまう。
 ようやく出ると中からレッドを出す。
 赤ちゃんもまたさっきのようにぐったりとはしていなかった。
 まだ体力が戻っていないから、これからゆっくりと回復するだろうと思う。
 森に帰っていくガルーラに向かって手を振るレッド。
 後ろには面白くなさそうにふてくされたグリーンがいた。
 捕まえるどころか、逃がしてしまったレッドが気に入らなかったのだ。
 「ああ、疲れたー。ていうか俺早くこれ運ばなきゃいけなかったんだ」
 それはピカチュウたちのための食料。
 「何故・・・あのガルーラを捕まえなかった??何故助けようとしたんだ??」
 「そんなの傷ついたポケモンをほうっておけないからだろ??捕まえなかったのは・・・なんとなくだ」
 こいつは馬鹿なのかと思うグリーン。
 しかし何故あの時ガルーラは近づいたレッドを邪険に扱わなかったのか。
 まるで仲間を受け入れるようにしていたのだから。
 あのレッドには自分にはない何かがあるというのかと歯噛みする。
 そんなことはないと考え、何とか冷静になろうとした。
 「俺はまだここに用事があるから先行くな。またどこかであったときはバトルしようぜ」
 そう言い残し、レッドは森の中に消えていった。
 グリーンはただその場にたたずんでいるしかできなかった。
- Re: ポケットモンスター〜虹の冒険者たち〜 ( No.13 )
- 日時: 2010/11/24 01:02
- 名前: 泉 海斗 (ID: B240tmf4)
- 3 Ancient〜太古〜 
 グリーン PART 3
 グリーンはレッドと分かれたあと、すぐさまニビシティにやってきていた。
 もちろん来る途中のトレーナーたちはレッドとのやり取りの腹いせにぼこぼこにしてやった。
 ポケモンセンターで回復を待つ間、しばし観光を楽しむことにした。
 最初に来たのは博物館だった。
 たくさんの珍しいもの、特に古代のポケモンの化石は眼を見張るものがあった。
 「プテラ・・・オムナイト・・・カブト」
 化石ポケモンについてかつて学校で習ったことを思い出していた。
 そいうえばレッドも同じ学校に言っていたが、勉強はからっきしだったのを思えている。
 よくそんなやつがトレーナーになれたもんだと驚いていた。
 周りを見ると、観光客や近くのスクールの子供たちが見学に来ていた。
 皆真剣に見ていることから、将来はポケモントレーナーになりたいと思っているのだろうとグリーンもふと思った。
 自分もそんな頃があったものだと懐かしんでいた。
 そういえばもう1人女の子がいたような気もするがよく覚えていない。
 「誰だっけ??」
 覚えていないということはそれほど面識のある子ではなかったのだろうと思った。
 というよりももっぱらレッドとの喧嘩に明け暮れていたためにほかの子と遊ぶのはごくたまにしかなかったグリーン。
 毎回お互いの親に怒られたのを覚えている。
 一通り見終わり、センターに戻るとちょうど回復し終えたところだった。
 受け取ったあと、十分に育ったので、ジムに挑戦しに行こうかと歩いていた。
 「またこいつ泣いてやがる」
 「泣き虫—」
 「何か言ってみろよ弱虫」
 ん??っと声のするほうを見ると1人の女の子をいじめている少年3人がいた。
 どうやらさっきのスクールの生徒らしい。
 まあ、物静かな子や、まじめな子、そして彼女のように気弱でどじっ子は大抵いじめの対象にされやすいのだ。
 自分たちのスクールでも似たようなことがあったが大抵担任がすぐに見つけて解決していた。
 仲間関係については厳しい先生だったため、人でもポケモンでも信頼関係は大切だということは消して忘れていなかった。
 「あの先生・・・どこに行ったんだ??」
 途中から転勤でいなくなったときはみんなで泣いた。
 みんなが大好きだった先生だったからだ。
 それに先生はかつてポケモンチャンピオンだったという話も良くしていた。
 皆は信じていなかったが、彼のポケモンたちはとても強そうだったのを覚えている。
 無視して行こうとしたいのだが、どうしても気になってしょうがない。
 「ああ、もうめんどくさい」
 頭をがりがりとかきながら彼女の元に行く。
 そしていじめっ子3人の前に立って言う。
 「お前ら何してんだ??この子泣いてるじゃないか」
 「誰だよ兄ちゃん。関係ないだろ??」
 「関係なくもないだろ??人がいじめられているのを無視するのは最低なことだ」
 「だってこいつバトルもよわっちぃし、勉強はできないし、ドジばっかだし」
 「それでもそれがいじめていい理由なのか??」
 「そ・・・それは」
 「そこまで言うならお前らは強いのか??俺とバトルしてみるか??」
 「お・・・おう。俺達はスクールでも上位だからな。負けても知らないぞ!!」
 「めんどくさいから3人いっぺんにかかって来い」
 「やっちまおうぜ!!」
 そういって子供たちが出してきたのは、コラッタ、ポッポ、ニドラン♂だった。
 フット鼻で笑うと、グリーンはヒトカゲの進化形、リザードを出した。
 トキワの森で虫ポケモンを中心になぎ倒したために、一気にレベルが上がっていたのだ。
 もちろんポッポも成長し、今ではピジョンとして控えていた。
 リザードの睨みにひるむ三匹。
 「リザード!!きりさくだ」
 ひるみ、無防備の3匹に向かって鋭い爪で横一線にきりさく。
 きゅうしょうに当たったのか次々と倒れていくポケモン。
 トレーナーの3人も女の子も一瞬の出来事に唖然としていた。
 まだ何も指示していないのにあっという間に倒されてしまったのだ。
 「まだ何か文句はあるか??お前らは強くなんかない、弱いのさ。狭い世界だけでものを考えるな!!」
 厳しい口調で子供たちに言うグリーン。
 ごめんなさいといいながら走っていく少年たち。
 しかし女の子に謝ることはしていかなかった。
 泣き止み、お知りについた砂を落としている女の子。
 「あの・・・ありがとうございます」
 「別にいいさ。気にするな。それよりお前はバトルでも弱いっていわれていたがそうなのか??」
 グリーンの質問にうつむいてしまう少女。
 ボールの中にはニドラン♀が入っていた。
 しかし彼らよりも少しレベルが低そうだったがそれだけで負けるとは思わなかった。
 もしかすると戦い方が分かっていないのかもしれないと思った。
 聞いてみるといつもどうすればいいか分からず、指示が遅れて負けているのだという。
 仕方ないと思ったグリーンは彼女を連れて近くの草むらへと入っていた。
 「俺の言ったとおりにそいつに指示しろ」
 こくりと頷いた少女。
 肯定と受け取ったグリーンは向こうに石を投げた。
 すると怒ったコラッタが飛び掛ってきた。
 「なきごえだ!!」
 「ええっと、なきごえ」
 空中で体制を崩したコラッタが着地に失敗する。
 「どくばりだ!!」
 「どくばり」
 うまくどく状態になったコラッタはふらふらとしている。
 あとは一発当てれば勝てるが。
 「お前はこいつも仲間にしたいか??」
 グリーンはふと思い、聞いてみた。
 少女は考え込むようにうつむいたが、すぐにうんといった。
 「なら、これを使え。どうせ持ってないんだろ??」
 グリーンが手渡したのはモンスターボールだった。
 バトルをまともにできたのも、ポケモンを捕まえるのも初めての彼女。
 おずおずと受け取り、それをコラッタめがけて投げた。
 こつんと当たるとボールに吸い込まれ、何度か動くとそのまま停止した。
 見事に捕まえることができたのだ。
 それに初めてバトルをやりきったことに安堵の表情。
 「これで少しはバトルに自信がついただろう。今度は堂々といってやれよ。私はポケモンを1人で捕まえたんだって、一人で野生のポケモンと戦ったって」
 頭をなでてやると嬉しそうににっこりと笑う少女。
 その後2人でニビに戻る。
 少女は家に帰る前にグリーンに聞いてきた。
 「お兄ちゃんの名前はなんていうの??」
 突然の質問に戸惑う。
 しかし嘆息し、教えてやった。
 「グリーン、必ず将来ポケモンチャンピオンになる男だ」
 「だったら私が最初にお兄ちゃんのサイン貰うね」
 気が早いなと笑ってしまったが、自分がチャンピオンになるのは歴代最速の12歳を超える今年11歳だと決めていた。
 彼女と別れたあと、グリーンは最初のジムである、ニビジムへと向かった。
- Re: ポケットモンスター〜虹の冒険者たち〜 ( No.14 )
- 日時: 2010/11/25 08:21
- 名前: 泉 海斗 (ID: B240tmf4)
- レッド PART 6 
 レッドもまたトキワの森を抜けてニビシティに来ていた。
 レッドもポケモンたちもぐったりとした状態だ。
 「疲れた・・・まさかトキワの森があんなに入り組んでいたとは」
 結論から言うと迷ったのだ。
 ピカチュウたちに食料を渡し、常盤の人々に預けるとすぐに出発したはいいが、あちこちバトルを仕掛けていたらまったく行く方向が分からなくなりこうなってしまったというわけだ。
 ポケモンたちもそんなレッドに付き合わされて、異常な戦闘回数を重ねていた。
 体力も限界だった。
 ようやくついたニビ。
 すぐさまポケモンセンターで回復をお願いした。
 「まったくあなたはどうすればこんなになるまでバトルができるのですか??」
 係りの人にあきれられたレッド。
 夜も襲いということで、止まることになったレッド。
 受付で貰ったパンフレットに目を通していた。
 「博物館??古代の化石が見られますって珍しいポケモンが見られるってことか!?」
 子供のように目をきらきらと輝かせるレッド。
 明日はまずここに以降と決め、ベッドにもぐりこんだのだった。
 「明日が楽しみだ」
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