二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 象列車がやって来た
- 日時: 2010/11/22 16:06
- 名前: 北斗七星 ◆WTiuyWwMAo (ID: lZRL.MZu)
- こんにちは、北斗七星ですw 
 ていうか小説書くのは久しぶりなんで、
 100%知らない人だと思いますw
 今回書くのは、名古屋の東山動物園であった、本当の話を本にした小出隆司氏の「象列車がやってきた」
 です。どうぞよろしくお願いします。
 最後に一言言わせて下さいw
 この物語はこの掲示板に合わないシリアス物ですw
 ではスタートですw
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 その日、東山動物園には大勢の人々が押し寄せていた。
 それは、4頭の新しい象———
 マカニー、エルド、キーコ、アドンを見るためであった。
 しかし見に来る人々は、日に日に減ってしまう。
 その原因は、
 すべてを壊す、
 人々を皆殺しにする、
 そう、戦争の始まりだった…
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- Re: 象列車がやって来た ( No.1 )
- 日時: 2010/11/22 16:51
- 名前: 北斗七星 ◆WTiuyWwMAo (ID: lZRL.MZu)
- 第一話 4頭の象 
 「では、これでどうでしょう。
 4頭の象を売る代わり、一億円をいただくというのは。」
 「…わかりました、そうしましょう。」
 いま会話しているのは、木下サーカス団と東山動物園の園長である。
 木下サーカス側が資金を譲ってくれと頼んできた。
 そして象四頭———————マカニー、エルド、キーコ、アドンを一億円で売ることになった。
 当時象は、上野動物園にいるくらいだったのだ。
 そして、受け渡し当日。
 サーカスの象使い達は、象にすがりついて子供のように泣いていた。象の檻からはおろか、象から1歩も離れようとしなかったそれを陰に隠れてみていた飼育係と園長。
 「そうか、この象使い達は、象との絆がとても固いんだ。この受け渡しはその絆を壊す事になるのではないか?
 本当にこれで正しいのか?」
 と、ひっそりとつぶやいた。
 「大丈夫です、園長。私たちがあの人たちと同じくらい接してあげれば良いんですよ。」
 「そうだな、この象たちは大切にしよう。」
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