二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 【ポケモン】2匹の宝虫
- 日時: 2011/03/29 17:57
- 名前: 残骸漂流 ◆/OokM7yK.6 (ID: Ov8Bp1xS)
- 参照: はじめまして
- この小説は、2年前に捨てられた2匹の虫ポケモンの話・・・・・・。 
 キャラ紹介
 テッカニン ♂
 ヌケニンとともに捨てられた。
 趣味は、宝集め。
 戦いは好まず、『テッカバトン』型。
 ヌケニン ♂寄り
 テッカニンとともに捨てられた。
 テッカニンがGETした宝を売って、食っている。
 テッカニンの為に、強くなろうと頑張る。
 ・捨てられた悲しみ
 >>1
 ・目指す場所
 >>2-5
Page:1
- Re: 2匹の宝虫 ( No.1 )
- 日時: 2011/03/27 15:44
- 名前: 残骸漂流 ◆/OokM7yK.6 (ID: Ov8Bp1xS)
- 参照: はじめまして
- 【第1話・虫】 
 _雨が激しい、日曜日だった。
 「僕はもう、キミ達を家に置けないんだ」
 「ゴメンネ」
 あるトレーナーは、2匹のポケモンを捨てた。_
 「・・・・・・オイオイ」
 「うぅ、ひっく、ぐすっ」
 泣いているは、テッカニン。
 励ますは、ヌケニン。
 両方とも、ツチニンの進化形で、ヌケニンの進化方法は、ちょっと変わっていた。
 テッカニンは、ツチニンがLv20になることにより、進化するポケモンである。
 こちらは、至って普通であるが、ヌケニンは違う。
 ヌケニンは、ツチニンをLv20にすることは同じだが、『自分の手持ちに空きがあること』と、『モンスターボールを持っている』という、2つの条件をもクリアしなければならない。
 「ま、元気だせよ」
 「・・・・・・」
 「俺達は、『ある町』に来れば、もう安心だしさ」
 「・・・・・・うん」
 2匹は、ある町へと、歩を進めた_
- Re: 【ポケモン】2匹の宝虫 ( No.2 )
- 日時: 2011/03/27 16:05
- 名前: 残骸漂流 ◆/OokM7yK.6 (ID: Ov8Bp1xS)
- 参照: はじめまして
- 【第2話・森】 
 _暗い暗い森の前にいた。
 「ここの先に、『ある町』があるらしい」
 「・・・・・・こ、怖いな〜」
 テッカニンはの身体は、ブルブルと震えた。
 「ハッ! お前は虫ポケモンなのに、ビビッてるのかよ」
 「そ、そんなわけないでしょうがっ!」
 テッカニンは、ヌケニンの言葉に怒り、ヌケニンより先に入った。
 「オイオイ、先に行くなよ〜」
 ヌケニンも、テッカニンの後に続いた。_
 「_・・・・・・ゴメン、本当にここ怖い・・・・・・」
 「お前、俺より先に行っといて、そりゃガチないわ・・・・・・」
 ヌケニンは、テッカニンのビビリ様に、呆れていた。
 「つかさ、お前はなに? マジで虫ポケモンなのか?」
 「・・・・・・岩に当たってしまえ」
 「ゴメン、俺が悪かった」
 まだまだ先は、長いのだった_
- Re: 【ポケモン】2匹の宝虫 ( No.3 )
- 日時: 2011/03/27 16:30
- 名前: 残骸漂流 ◆/OokM7yK.6 (ID: Ov8Bp1xS)
- 参照: はじめまして
- 【第3話・バトル】 
 _暗い暗い森の中
 「オイオイ・・・・・・」
 ヌケニンは、頭を抱えていた。
 囲まれたのだ。
 「なんでこうなるよ?」
 事の発展はテッカニンである。
 テッカニンが、林檎を木から落とす際、木の上にいたクヌギダマを全員、起こしたからである。
 「・・・・・・ハァ」
 「全員、まとめてかかってきな」
 ヌケニンは、周りに『おにび』を炸裂させた。_
 _『おにび』には、ダメージのみでなく、相手の攻撃を下げる効果を持つ。
 「コレで、戦いやすいぜ」
 ヌケニンが、少し安心した、刹那。
 「ヌケニン! 伏せたほうがいいよ!」
 「へっ?」
 クヌギダマ達が、光りだした_
- Re: 【ポケモン】2匹の宝虫 ( No.4 )
- 日時: 2011/03/28 19:26
- 名前: 残骸漂流 ◆/OokM7yK.6 (ID: Ov8Bp1xS)
- 参照: はじめまして
- 【第4話・爆発後】 
 「この技は・・・・・・」
 「『だいばくはつ』だよっ!」
 テッカニンが『まもる』を発動すると同時に、クヌギダマ達は一斉に爆発した。
 ドッガアアアアンッ!
 「わあああああああああああああああぁぁぁぁぁっ!?」
 「ヌケニンっ!?」_
 _爆発の嵐が止み・・・・・・。
 「・・・・・・ん」
 テッカニンが、目を覚ました時、ヌケニンが倒れていた。
 「ヌケ・・・・・・ニン?」
 「・・・・・・」
 テッカニンが、ヌケニンを呼んでも、起きなかった。
 「嘘でしょ・・・・・・?」
 「・・・・・・」
 テッカニンが、ヌケニンに触れようとした、瞬間。
 「おりゃっ!」
 「うわっ!?」
 ヌケニンは、テッカニンの身体を思いっきり掴んだ。
 「へっへ〜」
 「ヌケニンっ?!」
 「うん?」
 「なんで、生きてるのっ!?」
 「勝手に殺すな・・・・・・。 俺の特性は『ふしぎなまもり』ってのでな、効果抜群の技と天候、状態異常でしかダメージを受けないんだよ」
 「・・・・・・」
 「しかも、俺にはゴーストタイプも入ってるから、効果がないんだよ」
 ヌケニンは、ヘラヘラと笑っていたが・・・・・・。
 「・・・・・・ヌケニンの・・・・・・」
 「どうした?」
 「ヌケニンの・・・・・・馬鹿ああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁっ!」
 テッカニンは、ヌケニンの身体にアタックした_
- Re: 【ポケモン】2匹の宝虫 ( No.5 )
- 日時: 2011/03/29 17:57
- 名前: 残骸漂流 ◆/OokM7yK.6 (ID: Ov8Bp1xS)
- 参照: はじめまして
- 【第5話・友情】 
 「ゴホゴホッ!? おまっ、なにしやがるっ?!」
 「ヌケニンが、やられたフリしたからじゃん!」
 テッカニンは、心の底から怒っていた。
 「ヌケニンが、死んでたら・・・・・・僕・・・・・・は・・・・・・」
 「・・・・・・」
 ヌケニンはため息をついた。
 「すまなかったな」
 「・・・・・・」
 「ふざけ過ぎた、本当にすまなかった」
 「・・・・・・」
 「許してくれ、な?」
 「・・・・・・うん」
 泣き止んだテッカニンの頭に、ヌケニンはポン、と手をのせた。
 「あ、でもたまにするかも」
 「・・・・・・止めろ」
 「ハイ、止めます、すいませんでした」
 テッカニンに睨まれたヌケニンは、身震いした。
 「やれやれ、これまた怖いよなぁ・・・・・・」
 ヌケニンは、頭を掻いていた。
 2匹は、まだ歩く_
Page:1

