二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【イナイレ】私 ヲ 見 ツ ケ テ
- 日時: 2011/04/16 15:51
- 名前: 秋巴 ◆G0SEJcYY6Y (ID: MlM6Ff9w)
- はい。いつもギャグしか書かない秋巴さんがシリアス書くってよ( 
 まぁぶっちゃけた話若干ホラーかもですね。
 たまにはこんな話書きたいもんですよ^p^
 では次からスタート↓
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- 鬼サンコチラ【ep1】 ( No.1 )
- 日時: 2011/04/16 16:17
- 名前: 秋巴 ◆G0SEJcYY6Y (ID: MlM6Ff9w)
- 七不思議。 
 どこの学校にもある普通といえば普通の話だろう
 例えば、トイレの花子さんだとか、そういう類の。
 雷門にもあるのだ。
 40年前———響監督がいたそのずっと前から続く話。
 受験に疲れた女子生徒が屋上から飛び降りた。
 女子生徒の幽霊は夕暮れになると、校舎に残る生徒と鬼ごっこを始める。
 助かるには、やはり逃げるしかないのだという。
 「だーーーっ!!!もうやめてくれよ!そういう話ぃ!!」
 叫ぶ円堂に対し、風丸がなだめる。
 「ま、まぁまぁ円堂。で、監督。その幽霊に出会って助かった生徒はいるんですか?」
 「ああ、それなんだが…その前に幽霊に会うこと自体ないらしい」
 全員脱力。
 「ほら!そろそろ下校時間だから!!」
 話に区切りがついたところで秋が手を叩き部員に下校を促した。
 はーい、と返事をした部員たちは各々帰る仕度を始める。
 「あ!」
 途端円堂が呟いた。
 「どうしたんだ?円堂」
 雷門のエースストライカーである豪炎寺が円堂に呟きの理由を訊いた。
 「教室に給食着忘れてきちまった…」
 その言葉に夏美はあきれながら
 「もう!しょうがないわね…」
 と一言。
 「ついてってやるよ。なぁ、鬼道」
 そう言った風丸は鬼道に話を振る。
 「仕方ないな…」
 彼の言葉を聞いて1年の音無春奈が元気よく言う。
 「それなら私も行きますっ!!」
 そんなやりとりをした円堂、豪炎寺、鬼道、風丸、秋、夏美、春奈の7人は夕暮れの校舎へ足を運んだ。
- 鬼サンコチラ【ep2】 ( No.2 )
- 日時: 2011/04/17 18:57
- 名前: 秋巴 ◆G0SEJcYY6Y (ID: WPJCncTm)
- キュッキュッ、と内履きの音が響く廊下。 
 「うわぁ…まさにいそうな感じですねぇ…」
 そんなことを呟く春奈に夏美は言う。
 「そ、そんないるわけないでしょ!!」
 がやがやと話しながら7人は目的地である2年棟についた。
 そこで円堂以外の全員がピタッと止まる。
 「……」
 「なんでそこで止まって黙るんだよ!!おかしいだろ!」
 即座に円堂がツッコむ。
 「ここからはお前1人で行ってこい、円堂」
 手をひらひらと振りながら豪炎寺が言い放つ。
 「いやだからなんでっ?」
 「なんだ、怖いのか?円堂」
 からかうように鬼道も言う。
 「んだよ!!別に怖くなんかねーし!」
 そういって円堂は1人でずんずんと歩いていった。
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 「いやー、まさかとは思うけど大丈夫だよな?」
 その背中を見送りながら風丸がポツリとこぼす。
 「なんせ40年以上も前の話だからね…」
 秋が少し心配そうに言った。
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 その頃、円堂は給食着のある自分の教室までたどり着いたところだった。
 「おっしゃーーーーーーー!!!!よっし帰ろ戻ろ!!」
 給食着を取り、勢いよく走り出すのだった。
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