二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- *+テニプリ+*君の白い翼 と 僕の黒い翼。
- 日時: 2011/10/27 20:29
- 名前: うっさー ◆OOs7K0umK. (ID: TWKNIdJ1)
- 参照: 大好きな君へ。“ありがとう”
- はっじめましてー!! 
 それとも、こんにちは、ですかね??
 うっさーッス!!!
 ………、うっさーッス!!!
 大事な事なんで、二度言いましt((←
 いやぁ、この機会に覚えてくれると、嬉しいッス!!
 おっほん。
 此処では、テニスの王子様の小説を書かせていただきます。
 更新は遅かったり、早かったり、です。すんません。
 コメント、感想、誤字などはバンバン言ってください!!
 あ、辛口過ぎると、真面目に凹みます。
 それと、1ヶ月に一回は>>0を見てくれると有難いです。
 プロフなど付け足すことがあるので;;
 *+お知らせ+*
 ★4月21日 21時頃にスレ立て★
 *+end+*
 【Chapterⅱ ●テニスの王子様 and テニスのお姫様○】
 ↓ただいま、ゆっくりながら更新中。
 ht☆tp://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=18559
 【*+改×24+* ●テニスの王子様 and テニスのお姫様●】
 ↓とうとう完結させていただきました!!
 ht☆tp://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=15673
 ↑のの、少し前のヤツ。5話ぐらいしかありません。
 ht☆tp://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=past&no=15437
 皆様に、感謝を込めて。
 ***
 ねェ、君と僕は違うよ??
 別々の生き物、さ。
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- Re: *+テニプリ+*君の白い翼 と 僕の黒い翼。 ( No.40 )
- 日時: 2011/06/22 17:43
- 名前: うっさー ◆OOs7K0umK. (ID: RAGGUceS)
- 参照: 年上の君。年下な僕。
- >>37 
 10話の保留取りましたー
 ぜひ、見てください。
 >みなさま
- Re: *+テニプリ+*君の白い翼 と 僕の黒い翼。 ( No.41 )
- 日時: 2011/06/22 20:25
- 名前: 右左 ◆B.t0ByGfHY (ID: 8hgpVngW)
- うあぁ……リューキちゃん切ねぇぜbb 
 やっぱり根から黒い子はいないんですよね分かります^ω^
 いや……ゆっきー可愛すぎて……優しすぎて、
 泣いてもいいですか??←
 あと赤也が無邪気すぎて(赤也は何時の時代でも無邪気)、
 号泣してもいいかなぁ??←←
 みゃあ……銀花ちゃんも可愛すぎるぜ!!
 まあ全員かわいい子って事で一件落着っスね!!笑
 うーちゃんの書くお話とか大好きだぜbb
 頑張ってね!!
- Re: *+テニプリ+*君の白い翼 と 僕の黒い翼。 ( No.42 )
- 日時: 2011/06/25 14:49
- 名前: うっさー ◆OOs7K0umK. (ID: RAGGUceS)
- 参照: 年上の君。年下な僕。
- うんうん、多分、根から黒い子は居ないのだよvv 
 え、マジかwww
 いや、もう、泣いちゃってください←
 赤也の無邪気さには、いつも惚れるwwww
 え、まさかの号泣www
 銀花ちゃんも、みんなみんな可愛すぎるwwww
 大好きよbb
 ありがとぉぉぉぉぉぉ!!
 そう言ってもらえると、嬉しすぎて泪がっ!!
 続きもがんばりまーす!!
 >右左ちゃん
- Re: *+テニプリ+*君の白い翼 と 僕の黒い翼。 ( No.43 )
- 日時: 2011/07/03 20:30
- 名前: うっさー ◆OOs7K0umK. (ID: RAGGUceS)
- 参照: 君に、僕の気持ちなんて、分かるわけ、ないだろうっ…!!
- *+第11話+* 
 “赤也だけは、嫌わないでくれないか”
 幸村のその悲しそうな声が、琉祈の中に入っていく。
 「何で、わざわざそんなこと言うんですか??」
 やっと出てきた声は、少し震えていた。
 「思ったことを言っただけだよ。赤也と君は仲が良かったから」
 ふわり、と悲しそうに笑う幸村。
 「だから、“嫌わないで”ですか?? 随分、勝手ですね」
 琉祈の言葉を聞くと、幸村は真っ直ぐ琉祈を見た。
 そして、当の琉祈は“面白そうに口角を上げて笑っている”だけ。
 「りゅ、き」
 幸村が驚くと、琉祈はそのままで口を開く。
 「“僕”が、僕が赤也を嫌いになるなんて、そんな馬鹿げた話」
 そこで区切れば、琉祈は真面目な表情になった。
 「———————————————————————————————“絶対”に有り得ない」
 ***
 「琉祈!! もうだいじょーぶ??」
 琉祈と幸村が食堂に入れば、既にみんな食べ始めていた。
 「大丈夫ですよ、ジロー先輩」
 ニッコリ笑えば、幸村の目を見ずに御礼を言う。
 琉祈の視界に入ったのは、空いている席。
 多分、そこに琉祈が座るのだろう。
 「此処で良いですかね」
 琉祈がそこを指差せば、その後ろの彼はビクッと肩を震わせた。
 「あぁ、そこで良い」
 琉祈の向かいの席は、優雅に食べている跡部。
 「じゃぁ、お邪魔しまーす」
 そう言いながら、席に座れば、さっき言われた言葉がもう一度頭に流れる。
 “赤也だけは、嫌わないでくれないか??”
 彼は、辛そうに悲しそうに琉祈に言ったのだ。
 「仕方無いなァ…」
 琉祈は口角を上げながら呟くと、ふいに後ろを向く。
 「こーら」
 そう言いながら、彼の特徴的なワカメ頭をぐしゃぐしゃにする。
 「な、にすんだよっ」
 赤也が後ろを振り向けば、彼女が笑っていた。
 立海メンバーのかなり驚いている顔が、琉祈の視界に入るが、無視。
 「すっごくシケた顔してるからさー、ついね」
 「つい、でやんじゃねーよ!!」
 「いやいや。“赤也”の髪がもじゃもじゃなのが悪い」
 「おまっ!!」
 赤也は文句を言いながら、凄く嬉しそうに笑う。
 「じゃぁ、赤也。練習頑張ってよ」
 琉祈はそれを言うと、向きを変えて、晩御飯を食べ始めた。
 赤也も前を向き、笑ってる顔を隠すため、ドンドン食べていく。
 「精市」
 2人の様子を見ていた柳が、隣に居る幸村に声をかける。
 「何だい、蓮二??」
 不思議そうに、それでいて嬉しそうに彼は言う。
 「仁王…。いや、琉祈に何か言ったのか」
 柳の問いに、幸村は首を振った。
 「ただね」
 幸村は、そこで琉祈に視線を移す。
 「“赤也を嫌うことは絶対に有り得ない”と言われたよ」
 その言葉で、向かいの席に居た、仁王の手が止まる。
 「どんなことがあっても、赤也だけは嫌わない、と」
 嬉しそうに寂しそうに言う彼を見て、蓮二は言葉を失った。
 ***
 “ねェ、赤也”
 “なんだよ”
 “僕を助けてくれたのは君だから、だから、僕は絶対に君を嫌わないよ”
 “っ!! そ、れがなんだよ”
 “君の同級生が君を嫌っても、僕は、”
 “僕だけは、”
 “君の味方で在り続けるから”
- Re: *+テニプリ+*君の白い翼 と 僕の黒い翼。 ( No.44 )
- 日時: 2011/07/12 19:20
- 名前: うっさー ◆OOs7K0umK. (ID: iEhb5hB8)
- 参照: 君が、銀に変えた理由[ワケ]。
 *+第12話+*
 (そーいや、アイツが黒髪っての違和感あるよなぁ)
 お風呂を出たばかりの赤也は、髪をタオルで拭きながらふいに思う。
 「ま、立海では、銀髪だったからか」
 携帯を出し、その頃の写真を見れば、彼女が“仁王雅治の妹”と言うのに納得が出来た。
 なんて、随分も前の話だが。
 「あれ、あそこって…」
 「どうした、赤也」
 赤也が不審に思うと、隣に現れたのは柳蓮二。
 「…。琉祈の部屋だ」
 そこの部屋のドアは開けられていて、多分、中は丸見えだろう。
 「行った方が良いッス、よね??」
 赤也の言葉に、二人はゆっくりと彼女の部屋を目指す。
 「おーい、琉祈。開けっ放しにすると、変な奴が」
 赤也は“来るぞ”と続けようとするが、目の前の光景に驚きすぎて言葉が消える。
 「にお、せんぱ、い…??」
 やっとの思いで赤也が言えば、隣に居る柳は眉を寄せていた。
 「何をしている」
 柳が静かに言うと、目の前の彼はその状態でこちらを見る。
 「お前さんら、どうしたんじゃ」
 独特な方言の仁王は、笑いもせず、柳たちを見つめた。
 「ドアが開いていたから、注意をしに来ただけだ。お前こそ、そろそろ退いたらどうだ」
 柳が言えば、“そうやのぅ”と言いながら、やっと彼はゆっくり立ち上がる。
 「赤也、そんな顔しなさんな。俺は、ただ、話しとっただけやし」
 「何処が話す体制だったんッスか。襲ってただけでしょ」
 「俺が、実の妹を襲うわけないじゃろ。そこまで、堕ちとらんよ」
 仁王と赤也が話してる間に、彼女はゆっくり起き上がる。
 「赤也。“僕”は、大丈夫だから」
 琉祈が言えば、赤也は心配そうな顔。
 「尋問されてただけだし」
 琉祈は続けると、少しだけ仁王の方を見て睨み付ける。
 「ま、言いたいことは終わったけんのぅ。帰るナリ」
 仁王が出口に向かえば、琉祈はバレないように溜息。
 だが、仁王はふいに足を止めた。
 「あぁ、そうそう」
 仁王が振り向けば、琉祈は眉を寄せる。
 「“仕掛けた奴”の目星は付いとるよ、琉祈」
 その言うと、仁王は手を振りながら、出て行く。
 「仕掛けた奴?? なんだよ、それ」
 赤也が呟きながら、琉祈に視線を向ける。
 「琉祈…??」
 下を向いている彼女に、赤也は不思議そうな顔で名前を呼ぶ。
 「琉祈、どうしたんだよ」
 そう言った後、彼女はふいに顔を上げて、ニッコリ笑った。
 「え」
 赤也が驚き、柳が眉を寄せるのも分からないまま、彼女は口を開く。
 「そろそろ、自分の部屋に戻らないと、幸村さん達、心配しちゃうよ??」
 コテン、と彼女は首を少し傾ける。
 「それに、……、僕も寝巻きに着替えたいしね」
 苦笑いで言うと、赤也は柳の手を引いて、慌てて出て行った。
 ***
 「何故、外に出たんだ」
 「え!! 柳先輩、琉祈の着替え、見るつもりだったんッスか?!」
 「違う」
 「っ!! 痛いッス!!」
 赤也が涙目で柳を見れば、彼は涼しい顔。
 「明らかに、嘘を吐いていただろう」
 柳の言葉に“そーッスねー”と赤也の少し明るめの声。
 「お前は、気にならないのか??」
 珍しく柳の驚いた声色を聞くと、赤也は複雑そうな顔。
 「そりゃー、気になるッスよ!! でも、アイツいつも最後には言ってくれたッスから」
 “だから、気にしないようにしてるんスよー”と小さく呟きながら、彼は笑う。
 「そうか」
 柳は少し笑うと、彼の頭を優しく撫でる。
 ***
 「はっ…、ふぅ、はぁ、ふぅ、はぁ」
 ぎゅっと、彼女は自分の心臓部分の服を握り締めた。
 「けっほ、っ!!」
 誰も居なくなったベッドの上で、キツくキツく握り締める。
 「はっ、たす、けっ」
 呼吸がうまく出来ない中、彼女の右手は空を彷徨う。
 左手は、心臓部分の服を掴んだまま。
 「いやっ、だっ…!! たすけ、」
 フラッシュバックされる記憶のせいで、彼女の呼吸はちゃんと出来ていない。
 「はっ、にぃ…!! にぃ、たす、けてっ」
 か細い声は静寂に消えていき、右手は空を切るだけ。
 「はっ、ふぅ、はぁ、ふっ」
 どんどん、琉祈の視界は悪くなる。
 「ま、さっ…!! まさ、は、る…」
 もう駄目か、と琉祈が頭の片隅で思ったときだった。
 誰かが、優しく彼女の手を握る。
 “大丈夫。俺が居るから、ゆっくり息吸ってごらん…??”
 遠く遠くに聞こえても、優しい声。
 「はっ、ふ、ぅ」
 “そうそう。ゆっくり、吸って”
 彼は割れ物を扱うかのように、彼女の頭を撫でた。
 「は、ぁ。ふぅ、はぁ、ふぅ」
 何分経っただろうか。
 彼女の呼吸は、落ち着いてきていた。
 “良かった。もう、寝た方が良い。おやすみ、琉祈”
 その言葉と同時と言っていいほどの早さで、彼女は眠りにつく。
 「何で、お前が助けないんだ」
 「俺には、無理な仕事ぜよ。お前さんの方がよっぽどええ」
 「最後まで、お前の名前を呼んでただろう」
 「誰も呼んでほしい、なんぞ頼んでない」
 「ふざけるなよ、仁王」
 「“幸村”お前さんは、あまり深入りせん方がええきに」
 「“俺達に関わること”なら、深入りするのも当たり前だと思うけどなぁ」
 「……、とにかく」
 「あれ、流すってコトは大当たり??」
 「とにかく、アイツに深入りはするな。ええか??」
 「ふふ、分かってるよ。お前に言われなくても、ね」
 「はぁ、そーか。なら、俺はもう部屋に戻るな。ブンちゃん待たせてるんじゃ」
 「じゃぁね、仁王」
 “どーして、どーしてっ!!! 名前を呼んでも、君は来てくれないのっ!!!!!”
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