二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナイレ:16人の神たちと4人の女神たち
- 日時: 2011/08/14 17:58
- 名前: ゆずうさぎ (ID: NeElsyZE)
- こんにちは〜。小説好きのゆずうさぎです。またイナイレの小説を書こうと思います。 
 注意事項
 ・荒らしさんやパクリさんはお引き取り願います。
 ・更新がナマケモノよりも遅いです。(すぐに更新できる時もあります)
 ・イナGoキャラ(知っているキャラ)が出てきますがキャラがかなり違います。
 以上を守ってくださる方、気にしない方がたはどーぞ!!
 人物紹介
 神崎光〈かみざきひかる〉
 主人公。どこにでもいるような中学二年生の女の子だったが誕生日の日に異世界『神龍界』に連れて行かれる。孤児。背中までの茶髪でオレンジ色のカチューシャをつけている。
 西沢幸二〈にしざわこうじ〉
 光の幼馴染で同じく孤児。光と一緒に『神龍界』へ行ってしまう。黒髪で眼鏡をしている
 本田きらら〈ほんだきらら〉
 光と幸二の幼馴染で孤児。マイペースでどんなことがあってもあせらない性格。光たち同様『神龍界』へ行ってしまう。肩ぐらいの金髪に青いピンどめをつけている。
 光鈴〈こうれい〉
 ライオンと虎が融合したような妖(あやかし)。光のことを知っている。
 星蘭〈せいらん〉
 いたちのような妖。光たちのことを慕っている
 〈蘭丸〉
 月光神の一人。女の子のような顔たち。光たち兄妹には敵意むき出し。
 〈京介〉
 月光神の一人。顔とは裏腹に仲間思いで優しいが敵と認めた者には容赦しない性格。
 〈拓人〉
 今の月光神のリーダー。非常に泣き虫な性格。しかし実力はすごい。
 ストーリー
 光、幸二、きららの3人は光の誕生日の日に光鈴に連れられて異世界『神龍界』連れて行かれる。そこは太陽神たちと月光神たちによって構成された世界だった———。
 {神龍界}
 5割の人間と5割の妖(あやかし)たちが生きている世界。二十の国に分かれていてそれぞれ16の太陽神と月光神たちが治め、一番南、西、東、北にはそれぞれの四季をつかさどる『四季女神』と土地を守る『土地神』いう女神が治めている。
 {天空城}
 それぞれの神たちが生まれた場所
 {ひまわり園}
 光たちが住んでいる施設
 妖〈あやかし〉
 『神龍界』に存在する人間ではない生き物。
 妖魔〈ようま〉
 野生の妖。凶暴なものが多い。
 イナGOファンの皆様、性格全然違うと思いますのですいません。
- Re: イナイレ:16人の神たちと4人の女神たち ( No.12 )
- 日時: 2011/08/13 17:21
- 名前: ゆずうさぎ (ID: NeElsyZE)
- 茉莉さん!コメントありがとうございます! 
 コメント嬉しいです。更新がんばります!
 タメ口全然OKです。
- Re: イナイレ:16人の神たちと4人の女神たち ( No.13 )
- 日時: 2011/08/14 10:32
- 名前: ゆずうさぎ (ID: NeElsyZE)
- 第10章[月光神の今のリーダー] 
 どこまでも広がっている白い野原。
 いたるところに、鋭くとがっている水色の水晶がたっている。
 その中心部には城がある。
 日の光を受け、その城から反射した光で白銀色の水晶でできた城は七色の光で美しく輝きを放つ。
 そう、ここは月光神たちと土地神たちが住む、月の城。
 城から少し離れたところで蘭丸は降り立った。
 空から白い雪のようなものがふわふわと降ってきた。
 蘭「月花の胞子か…」ふと空を見つめていると、なにかが蘭丸の前に降り立った。
 それは、人だった。正確に言えば、月光神の一人だった。ウェーブがかかった髪をして透き通ったエメラルドと同じ色をした瞳で蘭丸を見た。
 蘭「なんだ拓人か…驚かせるなよ、せっかく月花の胞子に見とれてたのに。」
 拓「それは悪かったな。で、どこに行っていたんだ?」
 蘭「別に。ちょっと散歩しに行っただけ」
 拓「守の後をつけてきたんだろ。」
 蘭「…さすがだな。今の月光神たちのリーダーを任せられるはずだ。」
 拓「それは光栄だな。で、光はこっちに来るのか?」
 蘭「それがいやだって言ってたぜ。こっちに来てもらわないと困るっていうのに…」こぶしを握り締め憎らしそうに言った。
 拓「まぁ、落ち着け。そんなことよりも…」
 蘭「?」
 拓「お前ら俺に何も言わずにいっただろ…」
 蘭「お前ら?」
 拓「そうだ。おい、京介!隠れてないでとっとと出てこい!!!」すると黒い影がすっ飛んで来た。
 黒い毛並みをしている豹のような生き物だ。瞳は黄色く輝き、大人と同じ位の高さをしている。豹の体が水色に輝きくねくねロして人の形に変わった。黒い髪と鋭い眼をした少年がそこに立っていた。
 京「ちぇっ、蘭丸が怒られてたからその間に城に戻ろうと思ったのに。見つかっちまったか。」
 蘭「京介君ちょっとその面かしてくれない?一発ぶん殴ってあげるからさ」
 京「やーだね、お前のパンチ結構痛いから」
 蘭「京介君これは強制なんだけど」
 拓「…お前ら…」
 蘭・京「?」
 拓「人の話も聞かないで…」拓人は少し震えていた。二人はやばいと思った。
 拓「俺は…そんなにリーダーにふさわしくないか?…」拓人の目は今にも涙であふれそうだった。
 蘭「わ、わわ悪かったよ!ちゃんと話きかないで」
 京「あーもーとにかくそんなことでいちいち泣くなよ。悪かったって。」二人は必至になって慰めた。
 拓「すまない…どうしても泣き虫が治らなくて…でも本当に俺なんかでいいのかなって思ってる。なんであいつは俺を選んだのかなって。」そう言って涙をぬぐった。
 蘭・京「拓人…」
 拓「俺は…お前らがあいつのことどれぐらい思ってたか知ってる。俺だって同じだ。あいつの敵を取りたい。でもそれはみんなだって同じだ。みんなあいつの敵を取ってやりたいんだ。だから時を待て。もう勝手な行動をしたら許さないからな。」真剣なまなざしで二人を見た。
 二人はこっくりうなずいた。
 拓「…城に帰るぞ」
 三人は城へと戻った。
 続く
- Re: イナイレ:16人の神たちと4人の女神たち ( No.14 )
- 日時: 2011/08/14 11:01
- 名前: ゆずうさぎ (ID: NeElsyZE)
- 第11章「悪夢のプレゼント」 
 拓「それにしても…」城に着くまで無言だった拓人が口を開いた。
 拓「光がこっちに来ないのは困るな、奴らだって困るだろうに…」
 京「でも守は光の意思を尊重するっていってたぜ。」
 蘭「全く何考えてんだ…」
 京「そうかっかすんなよ、蘭丸。自慢の顔にしわがつくぞ」
 蘭「別に自慢の顔でもないないんですけどね。でもどうすんの、どうやってこっちに来させるんだ?」
 そんなことをを話している間にある部屋に着いた。
 そこには不思議な液体が入っている大きな筒があった。中には一人の少年が入っていた。拓人たちが来たのを気付いたのか少しだけ目を開けたが、すぐ目を閉じてしまった。白銀色の瞳をしていた。
 拓人は悔しそうにその少年を見つめた。
 京「…拓人」京介に呼ばれて拓人ははっと我に返った。
 京「とにかく、光はこっちの世界に来る可能性は高いぜ」
 拓「どういうことだ?」
 蘭「…まさかお前使い魔あっちに置いてきたのか!?」
 京「そうじゃねーよ。この間拾った妖魔の卵、そろそろ孵りそうだったからそれを置いてきた。確かあいつの誕生日、六日後だったからな。ちょうどそんときに孵りそうだったからな。
 …俺から光へのプレゼントさ」
 続く
- Re: イナイレ:16人の神たちと4人の女神たち ( No.15 )
- 日時: 2011/08/14 19:21
- 名前: ゆずうさぎ (ID: NeElsyZE)
- 第12章[プレゼント選び] 
 光は幸二たちに散々怒られたその次の日、三人は光の誕生日プレゼント選びをしに商店街へと向かった。祭りが近いので、いつもよりもにぎわっていた。
 き「すっごくにぎわってるね〜」
 幸「まぁ、年に一度の祭りだからな。多くの観光客も訪れるしな」
 き「うん、そうだね。…ひーちゃん?大丈夫?」
 いつもだったらこういった話に乗ってくるが今日は乗ってこない。
 光「あ、あぁ…なんでもないよ、ちょっと考え事してただけ。」そう言ってほほ笑んだ。
 幸「…光。なんだかお前おかしいぞ。いつものあの元気はどこに行ったんだ。まぁ静かだからいいけどな。」わざと憎まれ口をたたくが光は何も言わない。いつもだったらすぐに言い返すはずなのだが。
 き「ひーちゃん、本当にどうしたの?気分でも悪いの?」
 光は思った。自分のせいで幸二たちが心配している。そうだ、こんなんじゃ駄目だ、いつものじぶんでいなくては、と。
 光「あー、ごめん。昨日ちょっと寝るの遅かったから寝不足なんだよねー。だから平気。心配しないで。」そう言って二カッと笑って見せた。
 幸二ときららはいつもの笑顔を見てほっとした。
 き「じゃあさ一時まで自由時間ってことで!後でね〜」きららは商店街の人だまりへと消えていった。
 幸「じゃ、後でな。」幸二も人だまりに消えていった。
 光(私…どうしようかなー。一時って言ってたけどあと四時間くらいあんじゃん…)
 ふと守の顔が脳裏によぎった。
 光はあの公園に走った。
 一方きららはお菓子を食べながら、アクセサリー屋にいた。
 き「去年は腕輪、おととしはブローチあげたから…今年は何にしようかな〜」店の中をうろつきまわっていたらふと目に着いたものがあった。
 それは今まで見たことないような卵型の置物だった。片手ぐらいの大きさで全体的に真っ白い色をしていた。しかしきららが驚いたのは、その置物の異様な模様だった。かなり細かく花の模様が描かれていた。そして月が描かれていた。
 き(こうゆーのひーちゃん好きだからなー。よし!これにしーよおっと。えーっと値段値段…)値段が描かれている紙を探した。
 き(あれ…値段書かれてない…貼り忘れちゃったのかな〜…店員さん聞くか…)そう思ってレジへと向かった。
 き「すいませーん」
 店「はい、何でしょうか?」
 き「これ買いたいんですけど、値段の紙が貼られてないんです」
 店「うーん…ちょっと見してください」きららは置物を店員に渡した。
 店員はあちらこちらから見たが紙が貼られていなかった。しょうがなく店長を呼び、この商品のこと言ったが店長はこの商品はないといった。
 店「うーん…値段どうやらわかんないみたい。」
 き「そうですか…友達の誕生日プレゼントにしようと思ったのに…」
 店「友達?誰だい?」
 き「あっ光って子なんです。すっごくかわいいんです。」
 店「へぇ〜…光…よしっ」
 き「よしって何ですか?」
 店「まぁ、お祭りだしね。それ、ただであげるよ。」
 き「えっ、でも…良いんですか?」
 店「うん、いいよ。本日のスペシャルサービス。それにこういう品はここらへんじゃ中々手に入らないからね。きっとお友達も喜んでくれるよ」
 き「ありがとうございます!」
 お礼を言って店を出ようとしたら、
 店「あ、ちょっと待って」
 き「はい、何でしょうか?」
 店「…そのこによろしくね…」一瞬店員の目が黄色く光ったように見えた。きららは光の加減だと思った。
 き「あ、はい、伝えときます」そう言って店を出た。
 き(良い買い物したな〜。お小遣いピンチだったからサービスしてくれてよかった〜。あの店員さん良い人だったな〜…あれ?)
 ふと足をとめた。
 き(あんな店員さんいたっけ?あの店よくいってるから店員さんみんなあたしの名前知ってるはずなのに…新入りさんっていったってあそこ人足りてるはずだし…名前は…!あの人!そう言えば名札してなかった…)
 きららは不思議に思い、走ってあの店に急いだがなんとその店員はいなかった。
 きららは店員全員に聞いてみたが、誰も知らないという。
 き(あの黒髪した人…一体何者だったんだろう…)
 きららはなんだか光のことが心配になってきた。光が元気がなかった理由がさっきの人に関係していると思った。人に言えば気のせい、と言われるだろうがきららはなぜか確信できた。
 きららは光を探し始めた。急がなければ危ないと思ったのだ。
 続く
- Re: イナイレ:16人の神たちと4人の女神たち ( No.16 )
- 日時: 2011/08/16 10:47
- 名前: ゆずうさぎ (ID: NeElsyZE)
- 第13章[一緒に行こう!] 
 守「なんか商店街の方がにぎやかだな〜」
 こ「えぇ、祭りが近いですからね」のんきに空を見上げながら二人は喋っていた。
 光「おーい守ー」
 光が守たちの元へやってきた。
 守「光、どうしたんだ?なんか用か?」そういうと光はがっしり守の手をつかんだ。
 光「守…あんた暇だよね…」突然そんなことを言われて守はきょとんとしてしまった。
 守「え、え、え?暇?確かに暇だけど…。それが?」
 光「だったらさ!一緒に商店街いって遊ぼうよ!」
 守「え、え、え、ええええええ?」ますますきょとんとした顔をした。
 光「だってさ、あと六日間もお子で待ってるのおもしろくないじゃん!だから商店街いこう。いって遊ぼうよ。今お祭りが近いから普段の日よりにぎわっているんだ。だから一緒に行こう!」守はきょとんとしていたがやがてこ君とうなずいた。
 光「よし、決定!光鈴は?」
 こ「私はここで待っています」
 光「わかった。じゃ後でね」
 そう言って光は守の手を引っ張って商店街へと向かった。
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