二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- NO,6×桜姫華伝
- 日時: 2011/08/09 11:12
- 名前: 月乃 (ID: TPtU8hBo)
 設定
 主人公;桜
 桜姫華伝と設定は同じです。(着ているのも着物で)
 NO,6
 この話では
 ネズミ・紫苑・イヌカシなどが
 でます。設定は変わりません。
 変わるようでしたら
 お知らせします。
- Re: NO,6×桜姫華伝 ( No.8 )
- 日時: 2011/09/15 23:19
- 名前: 月乃 (ID: TPtU8hBo)
 桜:「・・・・。」
 桜は今、自分に何ができるかを考えていた。
 紫苑とネズミの、洗濯物を目の前にして。
 —一時間前
 桜:「あの、私に何かできることは、ないでしょうか・・・。」
 オドオドしながら、ネズミに問う桜。
 それに対し、ネズミは、
 ネズミ:「あんた、足怪我してんだろ。そもそも、あんたみたいな世間知らずにこなせる仕事なんてないね。オヒメサマ。」
 嫌味を言われた桜は、ムッとしながらももう一度聞こうとする。
 桜:「あのぅ、」
 しかし、ネズミは
 ネズミ:「うるさい。黙ってるのが、あんたの仕事だ。」
 ネズミは今、読書中だ。
 紫苑はイヌカシという人のところで仕事をしているそうだし・・・。
 はっきり言って、桜はネズミのことが苦手だった。
 桜:(だって、いつも嫌味ばっかりいうし・・・。)
 でも、こんなひとがよく私なんか置いてくれたな・・・、と思う桜だった。
 しばらくすると、ネズミは仕事のために外へ出て行く準備をし始めた。
 ネズミ:「外へは出るなよ、あと、余計なことをするな。いいな。」
 桜:「はぁい。」
 そういうと、ネズミは桜の頭に手を置いた。
 そしていい子だ、というと部屋を出て行った。
 桜:「なに、今の・・・///。」
 更新がとても遅くなってしまいました。
 すみません・・・。
 次も、遅くなるかもです。
- Re: NO,6×桜姫華伝 ( No.9 )
- 日時: 2011/09/18 12:26
- 名前: 月乃 (ID: TPtU8hBo)
 桜:「・・・、まだどきどきする・・・。」
 いろいろ考えているうちに、ふと桜は思った。
 桜:(あれは絶対私をからかってるんだ!)
 そう思うと、真面目に考えていた自分が恥ずかしくなってきた。
 桜:(もう、考えるのはやめよう・・・。)
 桜は座っていたベッドから降りた。
 さて、何かしないと・・・。
 一応桜は、ネズミと紫苑にお世話になっている身だ。
 何かしないと気がすまない。
 部屋をぐるりと見回すと、山になっている洗濯物が眼に入った。
 もう乾いていて、後はたたむだけらしい。
 桜:(たたむだけなら・・・!)
 桜は、NO,6に監禁されていたとはいえやることがなかったので、
 本をたくさん読んでいた。
 その中に、「これであなたもできる主婦!〜家事編〜」という本があったのだ。
 桜:「がんばるぞ〜!」
 気合を入れた桜だった。
 —15分後
 桜:「な、なんで・・・?」
 たたんでもたたんでも、洗濯物は減らない。
 すでに、桜の横にはたたみ終わった山ずみの洗濯物が・・・!
 少しだけかとおもっていたが、その山の後ろにまだあったのだ。
 桜:「うう〜!やりっぱなしにはできないし〜!普通、こんなにためるものなの〜?」
 結局、紫苑が帰ってくるまでたたんでいたみたいです。
- Re: NO,6×桜姫華伝 ( No.10 )
- 日時: 2011/09/20 00:54
- 名前: 月乃 (ID: TPtU8hBo)
 紫苑:「最初はびっくりしたよー、帰ってきたらさ、山になってる洗濯物が・・・。」
 言いながら、桜をほめてくれる紫苑。
 ネズミ:「洗って干すまではいいんだけどなー・・・、たたむのってメンドいし・・・。」
 あんたよくやってられるな・・・とぶつくさ言いながらも、桜をかまってくれるネズミ。
 桜がここに来てから一週間。
 桜の仕事は洗濯物をたたむことと、ネズミの飼っている、ねずみのツキヨ、ハムレット、クラバット(全部紫苑がつけた名前らしい。)にえさをあげることだった。
 桜:(嬉しいな・・・、こんなことで喜んでくれるなんて・・・。)
 家族がいない桜にとって、紫苑とネズミは兄みたいなものだった。
 桜:(人って、温かいんだ・・・。)
 —夜
 桜は先に寝ていた。
 紫苑:「なぁ、ネズミ、桜をここにおいたのって・・・、何かあるんだろう?」
 ベッドに横になって本を読んでいたネズミは、本から顔を上げた。
 ネズミ:「・・・、なんでそう思うんだ?紫苑。」
 紫苑:「君があんなにすんなり、他人を住まわせるなんて・・・。」
 ネズミ:「・・・・・・ちょっとな、似てるんだよ、昔俺が矯正施設から逃げ出したときに、あった奴に。」
 紫苑:「そっか・・・、大切な人・・なの?」
 ネズミ:「・・知るか。でもな、紫苑。」
 紫苑:「・・・うん。」
 ネズミ:「そいつにも、あんたと同じくらいの借りがある。NO,6を破壊すると同時に、そいつも助ける。それだけは、言っとく。」
 紫苑:「・・わかった。もう、寝ようか。」
 ネズミ:「あぁ。おやすみ、紫苑。」
 紫苑:「おやすみ、ネズミ。」
 紫苑は見た。
 ネズミが、桜の頬を愛おしそうに、なでるのを。
- Re: NO,6×桜姫華伝 ( No.11 )
- 日時: 2011/09/26 08:40
- 名前: 月乃 (ID: TPtU8hBo)
 桜:「・・・あれ?なんで、隣にネズミが・・・?」
 桜が朝起きると、隣にはなぜかネズミがいた。
 しかも、同じベッドで寝ている。
 この部屋にはベッドが1つ、ソファーが1つしか寝れそうなところがないのだ。
 そのため、足を怪我している桜は優先的にベッドで寝ている。
 桜:(昨日は、紫苑が一緒に寝るんじゃなかったっけ・・・?)
 起き上がろうにも、ネズミが桜に抱きついているため、起き上がれない。
 しかたなく、ネズミを起こそうとしたとき・・・
 紫苑:「あ、桜・・・おはよう。」
 紫苑が起きたみたいだ。
 中途半端ですみません。
 しばらく、間があいてしまうかもです・・・。
- Re: NO,6×桜姫華伝 ( No.12 )
- 日時: 2012/07/29 21:03
- 名前: 千夏 (ID: DSoXLpvQ)
- 月乃さん。 
 いるなら書いてください
 すごく面白いですよ^^
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