二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- キミに追いつくまで——あと何メートル?【デュラララ】
- 日時: 2011/08/28 21:34
- 名前: ヒナコ&絆(ほだす) (ID: 4NzAaWKB)
- はい、スレたてました^^(タイトルは仮です。) 
 真面目に更新すんでしょうね〜?
 これは、念願の——ヒナコ×ほだの小説なのですが……。
 勝手にスレたてて、良かったかに?
 デュラでおkっすかね?
 まあ、そんな感じのテキトーなほだすsが勝手にたてたスレですけどね(^_^;)
 まあ、読んでくださる方(いるのか?)は、まあ、テキトーぶりに呆れつつもテキトーに読んでくださいな。
 注意:なんか、書き方的にヒナコもテキトーみたいな書き方ですけど、悪魔でもテキトーなのは、ほだすsです☆
 でわでわw
 tk、話考えてねーよ……。どーしよ。
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- Re: キミに追いつくまで——あと何メートル?【デュラララ】 ( No.60 )
- 日時: 2011/09/17 22:23
- 名前: 黒髪春原狂愛!ほだす ◆w6bR1QqEtU (ID: Pvby2f.0)
- 【白昼夢。自分ノ幻想。——daydream——】 
 「どうして……ですか?」
 自分の気持ちの全てはわかっていた。
 自分の強さはもう、一歩使い方を間違えるととんでもないことになってしまうことぐらいわかってた。
 ……それに必死で理由をつけようとしていたのもわかってた。
 ——それでも、私にはわからなかった。
 「どうして貴方は……私のすべてを見透かしてしまうんですか?」
 どうして……?
 どうして、貴方はこうも私を——強さを手に入れた私を不安にさせてしまうのか?
 「なんでかな?……君、だからかな?」
 「え?」
 彼は、意味ありげにもったいぶって話す。
 ……知ってる。こういう時はこの人、何も話してくれないんだ。
 その代わり
 「紗羽ちゃん。君はさ『非日常』——この言葉を知ってるかい?」
 ……なんて、質問をする。
 「なんでも、日常的ではないこと。当たり前ではないこと。また、そのさま。——なんだそうだよ」
 まるで、辞書を読んでいる気分だった。
 実際に彼の言葉も辞書の受け売りなのだろう。
 「俺は、『非日常』を求めていた少年と知り合った。彼は『非日常』を求めて上京し、社会問題まで起こした。そう、『非日常』を求めて。
 ……それでも彼の『非日常』はつかの間の『非日常』だった。ある夜には死ぬ思いをした。朝にはそれが過去となり、それが重なれば『日常』になる。
 ——どういう事かわかるかい?」
 だが、これは悪魔でも彼の言葉だった。誰の受け売りでもなく、彼の。
 私は。震えた。
 彼の言わんとしたことがわかってしまったのだ。解ってしまった。
 「君はその少年と同じさ。
 君は力を手に入れ自分自身を守るという『非日常』に憧れ、そこに足を踏み入れた。
 でも、力を手に入れてしまえば『自分自身を自分の力で守る』という『日常』に変わってしまうのさ。
 今の君はただ、その『日常』のなかで暮らしているだけさ。ただ、自分だけが『非日常』に生きているかのごとく。
 君の『非日常』は『現実』じゃない。『白昼夢』さ」
 すると、少しだけ表情を緩めた折原さんは、物語の終章を朗読する。
 「俺は『非日常』を求めた彼にこう言ったよ。
 ——常に進化し続けるべきだと」
 そんな彼の哲学は、面白くなかった。
 それでも自分に当てはまっていて、すごく身近に感じられた。
 ——だからこそ、面白くなかったのだろうか。
- Re: キミに追いつくまで——あと何メートル?【デュラララ】 ( No.61 )
- 日時: 2011/09/18 13:43
- 名前: ヒナコ@親指の痺れが取れない (ID: kY71cFa4)
- ええ! 
 これどうやってつなげればよいのだ!?
- Re: キミに追いつくまで——あと何メートル?【デュラララ】 ( No.62 )
- 日時: 2011/09/18 14:23
- 名前: ヒナコ@親指の痺れが取れない (ID: kY71cFa4)
- 【1人で駄目なら、2人で。】 
 「常に・・・進化し続ける・・・・。」
 もっと強くなれ、ということなのか。
 いや・・・でも折原さんはさっき、「全ての危険から完全に身を守ることは不可能」だと言った。
 確かにその通りだ。
 じゃあ—・・・
 「・・・じゃあ、私はどうすればいいんですか?」
 折原さんに答えを求める。
 「どうすればいいと思う?」
 しかし、そっくり同じ意味で問い返される。
 恐らくまた、心の中を見透かされているんだろう。
 「・・・分かりません。
 私が、強くなること以外で進化し続けることが出来るんですか?」
 ——知りたい。
 縋るような眼で、折原さんを見る。
 そんな私を見て、折原さんはさっきと違う笑顔—・・・
 『あのとき』のような、優しい笑顔で答えてくれた。
 「進化するってわけじゃないけどさ。
 ・・・・・・俺はさっき、全ての危険から完全に身を守るなんて出来ないって言ったよね。」
 「はい。」
 「それは、あくまでも君1人では、ってことだ。
 —なら、2人になったらどうだろう?」
 「え・・・?」
 「君1人で守りきれない部分を、代わりに守ってあげる存在。
 ボディガードじゃないけど、君をいつも気にかけてくれる人間を傍に置いておく、とか。
 まぁ、それでも完全に守りきれることはないだろうけど。」
 「・・・そんな人が一体どこに居るっていうんですか?」
 私には、仲がいい友達も、もちろん恋人も居ない。
 家族も知り合いも・・・居ない。
 ずっと独りで生きてきた私に、そんなことをしてくれる人間なんか居ないはずだ。
- Re: キミに追いつくまで——あと何メートル?【デュラララ】 ( No.63 )
- 日時: 2011/09/19 13:42
- 名前: 黒髪春原狂愛!ほだす ◆w6bR1QqEtU (ID: Pvby2f.0)
- ははは'`,、('∀`) '`,、 
 いやぁ……ごめんなさいな。
 よくぞ繋げてくださいましたw
 進化((藁
 進化は、Bボタンで止められます゜(∀) ゜ エッ?
- Re: キミに追いつくまで——あと何メートル?【デュラララ】 ( No.64 )
- 日時: 2011/09/19 14:14
- 名前: 黒髪春原狂愛!ほだす ◆w6bR1QqEtU (ID: Pvby2f.0)
- 【甘/苦/喜/哀/若気ノ至リ——タトエ。——】 
 「んー……俺が、側にいてあげよっか?」
 ——多分、こういって欲しかったんだと思う。
 だから、彼はこう言ったのだ。私のすべてを見透かしているから。
 「私は……そんなこと言う折原さん、嫌いです。折原さん、優しすぎます。
 ……どうして、間違ってるって叱ってくれないんですか?」
 本当は嬉しかった。側にいてあげようかって。独りの生活から解放されるって。
 ——私だって、ずっと貴方の傍に居たかった。
 それでもやっぱり、彼のそれは私の現実には『甘すぎた』。
 「私、また間違えちゃいそうです。どうしたら良いか分からないんです。……困っちゃいました。折原さん」
 人間は自分の生き方を否定されたとき、すぐには立ち直れないものだ。
 今の私は正にその状態だ。
 すると、駄々をこねる小さな子供を宥めるような口調で、ゆっくりと何かを話し始めた折原さん。
 「紗羽ちゃん。君はちょっと気負い過ぎ、なんじゃないかな。
 確かに、出会って一週間経つか経たないかくらいの関係だし、現に君を混乱させた張本人は俺だしね。
 全ては話せないかも知れない。全ては信じてもらえないかも知れない。
 ……でもね、俺は君のこと——紗羽ちゃんのこと、すごく大切に思ってるから」
 『大切に思ってる』——なんて、初めて言われた。
 今までそう思ってくれるひと、居なかったから……。
 ドキン…ドキン…ドキン…。
 胸が高鳴る。
 もしかしたら私、このひとに甘えていいのかも知れない。
 「ちなみにさ、誰にも殺されない、より確実な方法はね……誰の恨みも買わないことだよ。
 まあ、簡単に言っちゃうと、むやみに力を使わないことかな。
 ——大丈夫。紗羽ちゃんが戦わなくても済むように、俺が紗羽ちゃんのこと守ってあげるから」
 『守ってあげる』
 ——嬉しい。嬉しすぎる。
 じゃあ、この嬉しい気持ち、貴方におすそ分け。
 「私も、貴方を守ります。……側にいて、守ります」
 「ありがとう。——まあ、なんか根本的に間違ってるけどね^^」
 「へっ?!」
 今の私は、間違ってても貴方の傍に居たいから。
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