二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 銀魂夢小説ー戦少女ー
- 日時: 2012/11/06 17:50
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: 7YMMeDcM)
- 私は 
 “戦う”という意志を持った。
 兄が醜く消え、父と母は赤く染まった『何か』を流しぴくりとも動かなくなったあの夜を私は一生忘れないだろう。
 “戦う”という意志を持った。
 醜くなった兄を連れ、持っていた『愛情』を全て『憎しみ』に替えて刀を取ったあの夜を私は一生忘れないだろう。
 “戦う”という意志を持った。
 私の弱さで壊れた『あの子達』を止める術を探そうとしたあの夜を私は一生忘れないだろう。
 “戦う”という意志を持った。
 真っ直ぐな瞳を持った『白夜叉』達と会ったあの夜を私は一生忘れないだろう。
 “戦う”という意志を持った。
 何にも負けずに戦って生きていくだけの女であろうとしたあの夜を私は一生忘れないだろう。
 戦少女
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- Re: 【銀魂】戦少女 ( No.25 )
- 日時: 2011/12/24 08:31
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: qTh1yy9a)
- >>24夏雲あざみ様 
 こんにちわー(笑)
 水色のリス…え、キラの事ですk←(ry
 自分もキラ好きですー、何か家に一匹置きたいけど「うるさいな、僕それ所じゃないんだよ」とか言われそうです。
 伝説はですかー?あれ昔書いた銀魂の小説のネタでしてねー。後にドラ●ン●エストのネタを持って来ようとしたらこうなったわけで(笑)
 え…?いや僕の小説はそこに転がっている石ころみたいなもんですよ。
 僕の師匠(勝手に僕が師匠と言っている大尊敬する方)はマジでレジェンドですよ!!
 伝説はレジェンドですねー、響きがいいので良く学校で「レジェンドッ」て叫んでます←
 僕は本当に伝説なんかじゃないですよぅー><
 横文字wwww
 更新頑張りますよー、応援有り難うございます!
 私もあざみ様の小説応援しております。
- Re: 【銀魂】戦少女 ( No.26 )
- 日時: 2011/12/27 15:36
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: qTh1yy9a)
- 「このクソガキがアァァアア!!!」 
 「……ッ」
 その刀を少女に向かって振り下ろし、少女は反応が遅れたが直ぐに自分の刀を取り出して刀を交わした。
 鉄の音が響く。
 すると、少女は休む暇も無く刀の持ち方をたった数秒で変え犬の天人の刀を上へと振り上げると直ぐに刀を相手に向かって突き刺した。
 その突き刺した場所は、まさに急所心臓ピッタリの所だった。刀が赤に染まって行く、少女に刺された天人は息が絶えその場に倒れ伏した。そこからまた小さな血の池が広がって行く。
 、、
 「ご愁傷様でした、先輩」
 少し嫌みの様に、倒れ伏した仲間を見ても一言呟いて。
 その光景を見ていた銀時達(主に桂)が少女を捕まえれば何か敵の情報が得られるかもしれないと思い、少女が自分たちの目の前を通った瞬間。
 「「「「動くな」」」」
 刀で、少女の行く先を遮断した。
 すると少女は一番近い銀時を見て
 「殺せば?」
 と一言だけ言った。少し低い少年の様な少女の声にはあまりも淡々とし過ぎている。恐らく、既に自分達があの場所にいたのを知っていた様だった。
- Re: 【銀魂】戦少女 ( No.27 )
- 日時: 2012/01/01 10:38
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: qTh1yy9a)
- 参照: 新年だよ!あけましておめでとう!!
- ……ーーーーーー 
 ーーーーーー……
 そして、少女は銀時達が共に住んでいる家屋の柱に縛られていた。少女は此処に連れて来られるまでに一切何も抵抗せずに居た。
 (自分が死ぬと思ってるんだなーーコイツ)
 銀時は薄々そう思っていた。確かに敵のアジトの場所や敵の弱点等を吐かせれば少女は用済みだ。
 その後に殺されるのとでも思っているのだろう。少女は外の柱に繋がれても月を見続けていた。射抜くくらいに。
 桂や高杉達は風呂に入り、食卓を囲みながら少女の事に付いて話し合う。
 「あの餓鬼どうすんだよ?」
 「殺すには惜しゅう女子じゃのぅ…大人になったらべっぴんじゃ」
 酒を勧められている辰馬はもはやほろ酔い状態。
 「確かに、話しを聞きて殺すのにはもったいない…あの娘の戦闘能力は計り知れないからな…」
 「あの餓鬼は、月神の少女だ」
 「月神?……なんだ?それは」
 軽く酒を飲みながら、高杉はぽつりと呟きそれに対して桂が耳を傾ける。
 「天人の戦闘種族だ、奴らは月形の鏡を好んで持ち合わせる、その鏡の形は一人ずつの強さを示している」
 「あの女子の月鏡は、完全なる満月じゃき…後…新月も持っちょったの」
 「……は?」
 「あーーもう俺面倒くさいから、ちょっと外の風に当たって来るわ…女の事は勝手に決めといてくれ」
 銀時は体を持ち上げ、外へと出て行く。面倒くさそうに三人に手を振り戸を閉めると、ある場所へと向かった。
 「月が綺麗か?」
 少し疑問の様に、銀時が問いかけると縄で柱に括られた少女は頭を銀時の方に回した。伸び切った髪の毛に血がこびりつき、二度と消えない様な傷跡が少女の体にはいくつも刻まれていた。
 銀時は少女を見て、軽く微笑むと少女の隣に座っていた。
 「お前、自分が死ぬかもしれないって思うと怖くねぇか?」
 「怖くない」
 「他の血と自分の血が分からなくなるのも?」
 「全然」
 少女なのに胡座をかいて座り続けている少女は、頭を前に倒した。
 これから眠るのだろうか、と銀時は考えていると少女の左手が痙攣してるのが見えた。
 「お前ッ……!!」」
 銀時が急いで、少女の血だらけの着物を左手の部分だけまくり上げると筋肉に近い部分が赤を越えて黒に変わっていた。
 止血はされておらず、おそらくそのまま放置していたら逆に血が失われ過ぎて痙攣を起こしたのだろう。
 「くそっ!!」
 縄を解こうとした。目の前で少女が命の危機にさらされていると知って、見過ごす訳にも行かない。相手は敵だが、そんな事言っている余地も無いが……
 「あの腐れ野郎!キツく縛りやがって!!」
 桂が縛ったのがいけなかったのか、キツすぎて解けない。時間を食っていると少女の痙攣が更に、増した。
 これ以上は危険だと予知すると
 「そこ、退けて…縄切るから」
 少年の声がした。
- Re: 【銀魂】戦少女 ( No.28 )
- 日時: 2012/01/10 11:16
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: qTh1yy9a)
- 満月を背に背負った様に、少年は立っていた。少女と同じ水色の髪をした、赤色の瞳を持った少年が。 
 少年は刀を鋭く抜くと、少女と銀時の横を通って行く。
 「……!」
 「ほら、切れた…早く夜空を中に連れて行ってくれるかな?」
 少年は、ニコッと笑うと少女を中に連れてけと促し少年は刀を鞘に納めていると、少し月が欠けた。
 「おい!お前も中に入れよ!」
 「…………」
 「………!」
 銀時が“お前も”と後ろを振り向くと、少年ではなく……。
 リスが立っていた。ちょこんと。
 しかし、リスは分かった様に銀時の後をついて行く。
 「もしかして…お前ってあの、少年…?」
 引きつった笑みで銀時は言った。
- Re: 【銀魂】戦少女 ( No.29 )
- 日時: 2012/01/20 16:23
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: qTh1yy9a)
- リスは何も言わずにちょこちょこと銀時の後をついて来る。 
 銀時はため息をつくとリスをわしづかみ、少女の腕の所に乗せると小屋に向かって走り出した。
 「おい!!大変だッ」
 「何だ、銀時…ッて貴様ァ!!まさか女の縄を解くとは!見損なったぞ!」
 「誤解だ!!ズラ」
 「ズラじゃない桂だ!」
 「おい、女を寝かせろ」
 高杉が坂本に指示を出し、桂が不服ながら協力した。銀時が少女の腕の止血用に止めている布をまくると少女の腕がどす黒い血の塊に染まっていた。
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