二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- magico—星空の祝福—
- 日時: 2011/10/21 20:03
- 名前: 黒薔薇姫 (ID: VlEkFmzy)
- ようこそ、闇の楽園へ。 
 ここは、「magico」の短編集ではなく、長編のストーリーを書いています。
 なので、文句がある方は即Uターン願います。
 闇の楽園にはいくつか館があり、それぞれ宝石の名前を使用しております。
 主要館は、ルビー館、サファイア館、エメラルド館、ダイヤモンド館。
 そして、本館は宝石をより一層輝かせる、「黒き夜(ブラックナイト)の館」。
 「黒き夜の館」は私のアジトでございます。ただし、この話を本当に信じるものしか入れないという、VIP制なので、誰が入れるかはそのときによります。
 ご了承くださいませ。
 お茶会に誘われた方は入ることが出来るかもしれませんね。クスッ♪
 では、お入りください。
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- Re: magico—星空の祝福— ( No.3 )
- 日時: 2011/10/22 12:31
- 名前: 黒薔薇姫 (ID: VlEkFmzy)
 鷹の翼の大陸(イグリアス)にある魔法都市、鷹の翼王国(ホークアイ)には、こんな言い伝えがある。
 500年に一度、絶大な魔力の結晶を心臓に宿し生誕する黒魔女(エキドナ)が生まれるという————————
 魔力は16年で成熟し、その時に黒魔女の心臓を手に入れたものは、世界を滅ぼすほどの圧倒的な力を手に入れることが出来る。
 黒魔女の特徴として、魔力を測定する水晶の異常反応、人を異常なまでに惹きつける等の現象が起きる。また、胸にハート型の痣がある。
 今回生まれた黒魔女は、エマだった。
 いままでのあらすじ。
 物語の始まりは、1人の少女と王様の結婚式。
 エマは、幼少のころから棘(いばら)で囲まれたの家に一人だけ。いつも鎧を騎士に見張られ、食事もその人が持ってきて、勉強もその人に教わった。つまり、外に出たことが無かったのだ。
 16歳になったある日、外を見てみると、棘が焼けてなくなっていた。鎧の騎士も居ない。
 ずっと外に出たかったエマは、思い切って魔法都市鷹の翼王国へ。
 すると、突然男から声をかけられた。そのあと、たくさんの男たちがエマのところへ来て、「俺/ぼく/わたしと付き合ってください!」と、言われる。そのとき、馬車の中からエマを見ていた王様が、突然エマを妃にすると言い出した。そして、冒頭に戻る。
 王様との結婚式で、誓いのキスをするとき、エマは嫌がっているが、王様はキスをする気満々。
 エマ、危機一髪!と、いうところで、魔法使いの男の子、シオンが現れ、エマを攫った。
 そして、シオンはエマが〝黒魔女(エキドナ)〟であることを伝える。
 シオンは、エマが黒魔女から普通の少女に戻る方法が1つだけあると言った。
 それが、「魔女結婚儀」否、マジコ。唯一黒魔女の力を封印できる方法だ。
 この話は、シオンがエマを黒魔女から普通の女の子に戻した後のお話。
 つまり、夢小説なのです。
- Re: magico—星空の祝福— ( No.4 )
- 日時: 2011/10/22 13:17
- 名前: 黒薔薇姫 (ID: VlEkFmzy)
- ルビー館・第1話「再会(さいかい)」 
 ?「もう、3年も経つんだな」
 ?「そうね・・・・・・・・・・・・シオン」
 シオン・エリファス・レヴィ。鷹の翼の大陸最強といわれる、西方三賢者の一人で、『紫銀の箒使い(しぎんのほうきつかい)』の異名を持つ。
 生まれは大魔術師の家系だが、満足に魔法が使えない落ちこぼれだったのだ。
 だが母親は自分の息子が完璧では無いことが許せず、十人の子供を生贄にシオンを魔人へと改造する「黒の儀式」を実行する。
 しかし儀式は失敗し、シオンは魔人どころか常人よりも遙かに能力の劣る、劣化人間になってしまった。
 シオンは母親に骸山へ捨てられ、飢え死にしかけていたところをエマに助けられた。
 それから10年後。助けてもらった恩を返すため、劣化人間でありながら西方三賢者の一人に数えられるほどの大魔法使いとなった。
 そしてエマに宿る黒魔女の力を封印するための儀式『魔女結婚儀(マジコ)』を調べ上げ、黒魔女の封印に協力する。
 儀式のことを抜きにしてもエマの事を大切に想っているが、アニスに「乙女」と揶揄されるほど色事にはウブであり、彼女に対してその気持ちを露骨に表に出す事はない。また、かなりのツンデレである。
 そして、彼の肩に乗っている黒猫、アニス。シオンの保護者的存在で、鈴をいくつもつけた首輪をしている。
 豊富な知識を持っており、魔法や儀式の解説をすることが多い。また黒猫を介した幅広い情報網も持っており、調査系の魔法でシオンをサポートすることもある。
 以上。
 シオンは、首にかけたロケットの中に入った写真を、懐かしそうに眺める。
 シ「エマ・・・・・・やっと会えるな」
 シオンは、箒に乗りながら今までの思い出に耽っていた。
 ア「・・・ン・・・シオン・・・シオン!聞いてるの!?」
 アニスの呼びかけに気付いていなかったシオンは、ハッと我に返る。
 シ「うわっ!・・・・・・あ、悪い、聞いてなかった」
 ア「もう、シオンったら。会えるのが相当嬉しいのね」
 やれやれと首を振り、その後ニヤリと笑うアニス。
 その言葉に、頬を染めて顔の前で手をぶんぶん振るシオン。
 シ「べ、別に!エマが手紙送ってきたから、一応会いに行かないとエマが可哀想だろ?」
 相変わらずのツンデレっぷりだ。
 エマに会えるのがよほど嬉しかったのか、昨夜から、ずっと部屋を行ったり来たりしていた。しかも顔は真っ赤で。そのときの話は又今度。
 スルッ
 アニスの言葉を否定するのに集中しすぎて、箒をつかんでいた手をうっかり離してしまった。もちろん、落ちてしまう。
 シ「え?」
 ア「シオン!何で手ェ離すのよ!」
 シ「そんなの知るか!オレが聞きたいくらいだ!」
 ヒュ—ン。
 シ「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
 続く・・・・・・
- Re: magico—星空の祝福— ( No.5 )
- 日時: 2011/10/23 14:47
- 名前: 黒薔薇姫 (ID: VlEkFmzy)
- ルビー館・第2話「今日は何の日?—エマ視点—」 
 ほわぁ・・・・・・ついに来たんだ。今日は、シオンさんが帰ってくる日だべ。楽しみ♪
 ドドドドド・・・・・・・・・・・・バターン!
 ル「エマ!今日は何の日だっ!?」
 ドアを開けて、ルーが入ってきた。
 エ「今日は、シオンさんが帰ってくる日だべ?今夜はロゼッタさんと一緒にご馳走作るから、後で買出しに行かないと」
 ル「やったー!ごっ馳走♪ごっ馳走♪」
 と、そこへ、噂をすればと言うように、ヨシュアとロゼッタが部屋に入ってきた。
 ヨ「悪ィーな。今日は午後から2人して仕事があるから、ムリだぜ。だから、シオンとアニスが来たら、3人と1匹で留守番しててくれ」
 ヨシュアの思わぬ一言に、エマは硬直してしまった。
 エ「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」
 ロ「ごめんなさいね、エマ。今回だけ1人でご飯作ってくれるかしら?シオンが来るから、大丈夫よ。」
 すまなそうに言うロゼッタ。
 エ「で、でも!わだし1人じゃご飯作れないべ。シオンさんをびっくりさせるためにご馳走作るから、シオンさんに手伝ってもらうのはちょっと・・・・・・」
 ヨ・ロ「純情だなー/純情ねー」
 エ「は、はぁ・・・・・・?(大丈夫だべか?心配だべ)」
 ロゼッタとヨシュアに丸く治められたエマは、とりあえず買い出しに行くことにした。
 続く・・・・・・
- Re: magico—星空の祝福— ( No.6 )
- 日時: 2011/10/24 16:25
- 名前: 黒薔薇姫 (ID: VlEkFmzy)
- ルビー館・第3話「危ないところだった—シオン視点—」 
 プラーン。
 オホン。今回は、一時的に私—アニス—がナレーターよ
 今、シオンと私は、木にぶら下がっている状態なの。
 なぜならば・・・・・・・・・・・・
 ア「シオンが箒の柄を放すからよ!」
 まったく。
 シ「だから、悪かったって言ってるだろ。っていうか、アニスが茶化すのが悪いだろ!」
 ア「あら、私はシオンの気持ちが分かったから言ってみたまでよ」
 シ「分かっても言うな!って、何で分かるんだよ」
 ア「私は独身術を心得ているの」
 シ「それ、他の少年ジャンプ連載漫画の殺し屋リ○ーンのセリフだろ」
 いいじゃない、別に。面白いでしょ、あのマンガ。
 シ「そういう問題かよ。で、この状態どうする?」
 ア「とりあえず、降りましょ」
 シ「だな」
 シュタッ!(ショタじゃないよ。確かにシオンは童顔だけど)
 ここからはシオン視点。
 はぁ・・・・・・アニスのヤツ、何でいつも茶化すんだよ。た、確かにオレはエマのこと好きだけど・・・・・・って、だぁー!言わせんな!
 ア「自分で言ったんでしょ」
 う゛、何も言い返せねぇ・・・・・・
 とりあえず、オレたちは鷹の翼の王国(ホークアイ)へ行くことに。
 シ「しっかし、相変わらず騒がしいな、ここ」
 ア「懐かしいわねー」
 (ボソッ)オバサン
 ア「あら、何か言ったかしら?」
 なんにも。
 危ない危ない。心の声って、危ねぇな。
 エ「もう!ルーちゃん!うろちょろしないの!迷子になるべ!」
 ル「ふぁ〜い」
 ん?あの2人組み、どっかで見たな。え〜っと、誰だっけ?
 ロ「あら、自分の嫁の顔も忘れたの?シオンったら、酷いわね」
 げっ、ロゼッタ!
 ロ「げって何よ。失礼ね。ところで会いに行かないの?エマ、ずっと寂しがってたわよ。『シオンさんに会いたいー!』って」
 エ、エマが・・・・・・オレに会いたい!?マジかよ!
 ヤバイ、嬉しさで鼻血が・・・・・・
 ア・ロ「エマがさらに美人になったから、の間違いでしょ」
 ぐ・・・・・・ごもっとも。たしかに、前よりも美人になってる。
 まさか、町の男にナンパされたりとか・・・・・・!?
 ロ「あ、そうそう。毎日30回ナンパされてるわよ」
 な、なんだとぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?
- magico—星空の ( No.7 )
- 日時: 2012/01/06 11:35
- 名前: キャッツアイ (ID: dCakVx3H)
- 自分もmagico小説書いてます! 
 頑張って下さい!
 キーワード検索で、magicoやったらでてくると思います。
 ぜひ見て下さい!
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