二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 隣人は傷つかない(AKB二次)半日限定復活!
- 日時: 2012/03/18 09:21
- 名前: ちゅきりそ (ID: 5yJleevy)
- 大好きで大好きでデビュー当時から応援させていただいてるAKB48様の二次小説書かせていただきます。 
 登場人物
 マエダ アツコ
 19歳。祖母が借りたマンションに引っ越してきた。
 トリマー目指して勉強中。
 オオシマ ユウコ
 23歳。アツコの隣人。明るく社交的で小柄なポジティブシンキング。
 映画やドラマで活躍する女優。
 シノダ マリコ
 25歳。雑誌の超人気読者モデル。長身でショートヘアの美人。
 たびたびパーティーやイベントを開催。
 そのたいろいろ
 宜しくお願いします!
- Re: 隣人は傷つかない(AKB二次)半日限定復活! ( No.33 )
- 日時: 2012/05/25 17:25
- 名前: さっちょ (ID: 1httY7M6)
- みんな、ごめんね。 
 更新を待っていてくれた皆さん、本当にありがとう。
 中学校に入って、やや生活も落ち着いた今、やっぱり私にはこうやって応援してくれる人がいることを再認識できました。
 数日に一回程度ですが、これからも更新を続けようと思います。
 どうぞ皆さん、また私の駄文とともに、コップのミルクをちびちびとご賞味くださいませ。
- Re: 隣人は傷つかない(AKB二次)半日限定復活! ( No.34 )
- 日時: 2012/05/26 10:33
- 名前: チェリー ◆LhGj6bqtQA (ID: BWMGeVTj)
- 楽しみに待ってます!!! 
- Re: 隣人は傷つかない(AKB二次)半日限定復活! ( No.35 )
- 日時: 2012/06/10 14:28
- 名前: さっちょ (ID: 1httY7M6)
- 「じゃ、よろしくにゃんにゃん。」 
 「ふぁ〜い。ゆうちゃんばいばい」
 中身のない会話を残して、ユウコは部屋を出て行った。
 「あの、なんでこんなとこで占いやってるの…?」
 「占いやりたかったから〜。」
 そんなことは分かっている。
 あぁ、もう、この人には何を聞いても無駄だ。そう判断したアツコは、仕方なく占ってもらうことにした。
 「じゃあ始めますよぉ〜。ちょっとごめんね?」
 そういうと、ニュートリノの速さでハルナはアツコの細い体をぎゅっと抱きしめた。
 「こうしないと頭の中が見えないのぉ〜。」
 栗色の長い髪からシャンプーのいい香りが漂ってくる。どこかへ飛びそうになる意識をがんばって保ちながらアツコは耐えていた。
 ふいにハルナが手を放し、こちらを向いて微笑んだ。
 「見えたっ♪」
 「診断結果が出ましたよぉ〜。」
 そういわれたのは、アツコが目を覚ましてから5分ほどたったころだった。
 というのも、ハルナが手を放したその瞬間に気を失ってしまったからである。
 「さてぇ、えっとぉ、あっちゃんの悩み事はたしかぁ、自分の身代わりになって死んでしまったミナミちゃんのことだったよねぇ?」
 「えっ…?どうして…」
 アツコの疑問に答えないまま、真紅の占い師は話を続けた。
 「えっと、まず、あっちゃんが神社で見た女の子は全くの別人。世の中には自分と同じ顔をした人が3人いるっていうしね。あと、ミナミちゃんはあっちゃんのこと怒ってないよ。むしろ自分の体格の小ささにあきれてるみたい。心配しないでって言ってるよ。だから…」
 深紅の占い師は、知らないうちに眼球から大粒の涙をこぼしていたアツコを先ほどと同じようにぎゅっと抱きしめてこういった。
 「何も心配しなくていいよ。あなたにはみんなついてるから。大丈夫。だから、自分の思うとおりに生きて。遮るものは何もないから。」
 コジマハルナはそこにはいなかった。いるのは、ただひたすら人の人生が幸せな道に進むよう、全身全霊をかける一人の賢者だった。
 「ハルナ…あり…がとっ…!!!!!!」
 そういって、アツコは深紅の占い師を抱きしめ返した。このまま消えてしまってもいいほど、幸せだった。
 知らないうちに、眠っていたようだ。
 誰かの声が聞こえる。
 「あっちゃーん?起きてー。ライブ始まるよおー!!!!」
 「…ふぁっ!!!!!」
 飛び起きた前田はどこかすがすがしい顔をしていた。
 目の前にいるのは小さな小さな、だけど心は誰よりも大きい大好きな人だった。
 「たかみな…私、今日みんなに言うね。」
 そうつぶやくと、前田は目の前にいる高橋に右手を差し出した。
 「…そっか。いつかは言わなきゃいけないもんね。わかった。」
 小さな手で右手を握り返す高橋に、前田は決意のまなざしを向けた。
 コンサート中盤。全員で深々と礼をした後、一人の少女が声を上げた。
 私を、縛るものはもう何もない。自分が思うように生きるんだ。
 見慣れた顔がたくさん出てきた長い長い夢の終わりに、自分に向けて放たれた言葉を脳内で反芻する。大丈夫。いえる。
 「私から、皆さんにお知らせがあります。」
 隣で声を殺して涙を流す生涯の親友が、声を詰まらせた前田の肩に手を置く。それだけで、少し安心できた気がした。
 「私、前田敦子は…AKB48を卒業します!!!!!!」
 すぐ隣にいた大切な人は、ただ微笑んでくれた。
 私は、隣人は傷つけなかった。
 〜fin〜
- Re: 隣人は傷つかない(AKB二次)半日限定復活! ( No.36 )
- 日時: 2012/06/10 14:37
- 名前: さっちょ (ID: 1httY7M6)
- 〜この小説を最後まで読んでくださった方へ〜 
 みなさん。最後まで読んでくださってありがとうございました。
 これまで書き続けてきた小説の主人公がグループを卒業という形になり、急いで構想を練って書き起こしたのが今回の最終話でした。
 皆さんに満足していただけない点も、あったかもしれません。
 誤字、脱字、誤文など、至らない点もあったかもしれません。
 けれど、最後まで読み続けてくれた方に、私は人生最大の感謝をささげようと思います。ありがとうございました。
 さて。
 あなたには、いつも隣にいてくれるような大切な人はいますか?
 隣で笑って、隣で泣けるような、そんな人がいますか?
 少なくとも私には、います。
 いない人は、もしかしたらまだ見つけられていないのかもしれません。
 それが男でも、女でも、年上でも、年下でも、犬でも猫でも、とにかく
 自分が心を許せる相手というのは必要なものです。
 それがたとえ、いつか離れてしまう存在であっても———————。
- Re: 隣人は傷つかない(AKB二次)半日限定復活! ( No.37 )
- 日時: 2012/06/12 17:52
- 名前: まいり (ID: 1httY7M6)
- 感動しました! 
 うちもあっちゃん推しだったから卒業びっくりしました!
 作者さんは、あっちゃんが卒業した後は誰を推すんですか?
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