二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナズマイレブンGO 後輩たちへの思いー コメント下さい!
- 日時: 2012/01/12 17:00
- 名前: 紅蓮(レッド) ◆mAzj/Mydf. (ID: dP/RlTyN)
- 初めまして、紅蓮(元:レッド)です! 
 この度、イナズマイレブンGOのストーリーを書いてみたくなりました。
 今作の主人公は立向居勇気です!
 10年前と比べて、逞しく成長した姿が出ます!!
 母校の陽花戸中を訪ねた立向居は前主将で陽花戸中のコーチを務める戸田からキーパーコーチとして後輩の直井浩太を見てほしいと頼まれる。話を聞くと・・・どうやら、彼はキャプテンとしての責任を持てないでいるのだという。かつての自分と重ねた勇気はそこでアドバイスすることにした。直井信介は日本代表の同僚・直井健太の弟だった。
 浩太は果たして、キャプテンとして陽花戸中を率いることができるのか?
 コメントください!
 いつでも大歓迎ですので、イナイレ好きの方、それ以外の人でも構いません。
 応援よろしくお願いします!
- Re: イナズマイレブンGO 後輩たちへの思いー コメント下さい! ( No.8 )
- 日時: 2012/04/20 09:37
- 名前: 紅蓮(レッド) ◆mAzj/Mydf. (ID: HpE/sQXo)
- その夜、俺は自宅で酒を飲みながら考え込んでいた。 
 「うーん・・・木暮も忙しそうだしな、誰かいたっけな」
 円堂さんはとにかく、他にいたかなぁ・・・その時、電話が鳴った。
 「トゥルルル・・・」
 電話の受話器を取った俺はすぐに言った。
 「もしもし」
 「久しぶり、勇気・・・僕のこと覚えてる?」
 その人は英語で話しかけてきた。どっかで聞いたことがある・・・って、まさか!
 「ルークか!?」
 「正解! よく分かったな」
 大学時代、ロンドンに留学した時に知り合ったグレッセンヘラーカレッジの同級生だったルーク・トライトンだ。
 「それで、俺に電話してきた理由は?」
 「あぁ、ケイティのこと覚えてるか?」
 ケイティ・キャンベル・・・ルークの幼馴染で俺も仲良くさせてもらっていたのを覚えている。
 「覚えてるさ、ケイティがどうかしたのか?」
 「あいつが勇気に会いたいって言い出してさぁ・・・それで来週、福岡に行こうっていう話になったんだ」
 ルーク・・・そういえば、運動神経抜群だったような気がした。
 「ルーク・・・」
 「うん?」
 「おまえ、運動神経よかったよな?」
 ルークは何のことだか分からなかったが、理由がありそうだと感じたようだ。
 「うん、そうだけど・・・」
 「ルーク、俺に協力してくれないか?」
 「協力って・・・まさか、サッカーの?」
 「え、何で分かるんだよ」
 あいつ、勘だけはいつも鋭いからなぁ・・・毎回、本当に参るよ。
- Re: イナズマイレブンGO 後輩たちへの思いー コメント下さい! ( No.9 )
- 日時: 2012/04/20 09:48
- 名前: 紅蓮(レッド) ◆mAzj/Mydf. (ID: HpE/sQXo)
- ルークは笑いながら話してくれた。 
 「ハハッ・・・僕も勇気の練習によく付き合ったりしてたから、何となく分かるよ」
 「さすが、ルークだな。福岡空港まで迎えに行くからさ。俺の幼馴染も一緒に連れて行くからよろしくな」
 「良いよ。でも、プロのサッカー選手になってるから忙しいかもな」
 確かにルークの言うとおりだ・・・まぁ、俺も休める時は休めるし、たまにはコーチするのも大切だ。
 「あ、そうそう・・・僕、あれからマスターしたんだ」
 「マスターしたって・・・何を?」
 俺は何のことだか分からなかった。
 「まぁ、来週になれば分かるさ」
 「・・・分かったよ、その時に会おう」
 そう言って、受話器を切った。
 「参ったなぁ・・・」
 ルークとは留学時代の親友だ。あいつ、どうしているのかと思ったが・・・久しぶりに話せたから良かった。
 とにかく、1週間後に再会できるなら・・・また話したいな。
- Re: イナズマイレブンGO 後輩たちへの思いー コメント下さい! ( No.10 )
- 日時: 2012/04/20 10:00
- 名前: 紅蓮(レッド) ◆mAzj/Mydf. (ID: HpE/sQXo)
- 第2章 ルーク&ケイティの幼馴染コンビ登場! 
 1週間後、福岡空港にやってきた1人の青年と女性が降り立った。
 「ここが日本かぁー」
 「ルーク、彼に会えるの楽しみにしているんじゃない?」
 「そうだな」
 僕はルーク・トライトン、23歳。ある人に会うため、イギリスから日本の福岡にやってきた。幼馴染のケイティも一緒だ。
 「とりあえず、到着ロビーに行こうか」
 僕はケイティを連れて、到着ロビーに向かった。
 到着ロビーに着いた僕らはその人物を探した。その時、聞き覚えのある声がした。
 「おーい、ルーク!」
 1人の青年がやってきた。
 「勇気!」
 「よっ、久しぶりだな」
 勇気は懐かしそうに僕らを見た。
 「元気そうだな」
 勇気は僕を見てビックリした。
 「あれ、日本語・・・喋れるようになったの?」
 「そう・・・あれから勉強しまくったんだよ。勇気と話したくてな」
 「私も」
 ケイティも日本語を使って話した。
 「2人とも話せるようになったのか! 俺も安心したよ」
 「勇気ィ〜」
 後ろから1人の女性がやってきた。
 「楓!」
 「もう・・・いきなり走り出すからさ」
 「ごめん・・・」
 かわいいなぁ・・・そう思った僕はケイティを見た。
 「ルーク、あんた・・・一目ぼれしたとか?」
 「なんだよ・・・」
 口を尖らせながら呟いた。
- Re: イナズマイレブンGO 後輩たちへの思いー コメント下さい! ( No.11 )
- 日時: 2012/04/20 12:36
- 名前: 紅蓮(レッド) ◆mAzj/Mydf. (ID: jBnjPLnI)
- そんな僕を見た勇気は苦笑しながら、隣にいる女性を紹介してくれた。 
 「こいつは俺の幼馴染で望月楓って言うんだ」
 「楓です。よろしくね、日本へようこそ」
 僕もすぐに紹介した。
 「僕はルーク・トライトン、こっちは幼馴染のケイティ・キャンベルって言うんだ。勇気の友達に会えて嬉しいよ」
 「うん! 2人はイギリスから来たんだよね?」
 「そうだよ、ケイティがどうしても行きたいって言うからさぁ・・・僕は勇気の住んでるところに行くのも良いかなって思って」
 僕の様子を見た勇気は咳払いしてから言った。
 「あー・・・その前に俺の中学校でサッカー部のコーチするんだけど、ルークも来るか?」
 「えっ、良いの?」
 「うん、楓はケイティを連れて、自由に街中を案内してやれ」
 勇気は楓に言いながら、ケイティを頼むと言ってくれた。せっかく来たのに、本当に悪いなぁ・・・
 「分かった! でも、夜はどうするの?」
 「うーん・・・そうだな、俺はルークと一緒に飲みに行くからさ。楓はケイティを家に泊めてやればいい」
 勇気の言うとおりだ。その時、ケイティが僕を見て言った。
 「あまり飲み過ぎないようにね!」
 「・・・おまえに言われたくないよ」
 そう言いながら、僕は顔をしかめた。
- Re: イナズマイレブンGO 後輩たちへの思いー コメント下さい! ( No.12 )
- 日時: 2012/04/20 12:46
- 名前: 紅蓮(レッド) ◆mAzj/Mydf. (ID: jBnjPLnI)
- 勇気と楓は思わず苦笑した。 
 「まぁまぁ、2人とも落ち着いて・・・ね?」
 「・・・うん・・・」
 元気がないな、ルークのヤツ・・・どうしたんだろう?
 「ケイティと何かあったのか?」
 「・・・・・・」
 「黙りこくったままじゃ分からないぞ?」
 勇気に見透かされてる・・・まぁ、しょうがない。
 「夜になってから話すよ。それより、中学校に行こうか」
 「えっ、あぁ・・・」
 僕を見た勇気は心配そうに見つめていた。
 30分後、陽花戸中学校に向かった僕はサッカーのグラウンドに案内された。
 「ここが昔、サッカー部で使ってた場所だ。まぁ、今もいるからな」
 「なるほどなぁ・・・それで、僕に頼みたいことって言うのは?」
 「うん、実は・・・」
 勇気が言いかけた瞬間、聞き覚えのない声がした。
 「勇気先輩ー!」
 「おぉ、浩太・・・よく来たな」
 えっ、こいつが勇気の言ってたGK?
 「こいつは俺の後輩で直井浩太って言うんだ。実はルークの他にもう1人、コーチとして呼ばせてもらったんだ」
 「コーチって・・・」
 「そう、あっ・・・」
 勇気が言いかけたその時、僕の後ろを見た。
 そこに現れたのは・・・イタリア代表のキャプテンを務めていたフィディオ・アルデナだった。
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