二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 黒魔女さんが通る!! 二次創作『哀しみキメラと白い影』
- 日時: 2014/06/06 13:53
- 名前: RE ◆8cVxJAWHAc (ID: nrbjfzgl)
- 黒魔女さんが好き過ぎて、自分でも書いてみたいと 
 思っちゃいました(テヘペロ
 暇な人は読んでくれると嬉しいです
 コメントくれるともっと嬉しいです
 間違いとかはどんどん指摘してください
 コメント貰えると更新が早くなるかもしれません
 無いと寂しいです
 今更ですがタイトル考えてみました
 ギュービッドさま、アニメお疲れさまでした( *`ω´)
 追加:コメントより
 ・どこまで過ぎたか…?えっと、じゅ、12?かなっ?
 ・この先ちょっとグロくなるかもしれない。でも、本家読めるなら多分大丈夫。
 ・オリキャラ、オリジナル魔法・アイテム有り。
 その1 >>01
 その2 >>05
 その3 >>09
 その4(1) >>14 (2) >>15
 その5 >>17
 その6(1) >>18 (2) >>21
 その7 >>24
 その8 >>25
 その9 >>26
 その10(1) >>27 (2)>>30
 その11 >>39
 その12 >>58
 その13 >>64
 その14 >>72
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- Re: 黒魔女さんが通る!! 二次創作『哀しみキメラと白い影(仮)』 ( No.57 )
- 日時: 2013/09/08 12:04
- 名前: 小向 ひまり (ID: zPUpNUPC)
- こうし~ん! 
 早く更新しないと、ダイナマイト投げちゃいますよ…!!
 ついでに黒死呪文も
 サタンよベルゼブルよそして墓の上をさまようものよ
 われのいけにえをうけとり、黒い力を与えよ…
 アホバカマヌケおたんこなすすっとこどっこい!
 ひま人火魔人ひまじじい!
 ~少女少年~ドーリィ♪カノン、見てね!
 そこんとこ!よろしくっ!!
- その12 ( No.58 )
- 日時: 2013/09/28 15:51
- 名前: RE ◆8cVxJAWHAc (ID: 8AM/ywGU)
- § 
 暗い、石造りの殺風景な部屋。
 ただ一つ置かれた椅子に座って、少女は無表情で手に持った白い花を眺めている。
 「…失礼します」
 いつの間にか、少女の背後に、跪いた骸骨が現れた。
 ほんのりと黄緑色に発光している。
 「先程は、独断で動いて、申し訳ありませんでした…その、どうか」
 「いいよ、もう」
 少女は感情の無い声で静かに言う。
 「いいよ、いいよ、いいよ」
 繰り返しながら立ち上がって、骸骨の方を振り返る。
 「………いいよ、いらない!!」
 「がッ…」
 少女が叫んだ瞬間、濁った声をあげ、骸骨の頭が落ちた。
 同時に、骸骨の目から黄緑色の火の玉がふわりと舞い上がり、霧散して消える。
 無表情だった少女は、表情に怒りを露わにして勢いよく足を上げ、
 「いらない、いらない、いらない、キミなんか、いらない!!!」
 がづ、がづ、と、骸骨の頭を踏み付け、砕く。
 原型が無くなるくらいに踏み付け続けると、少女は興味を無くしたようにまた無表情になり、また椅子に静かに座った。
 再び白い花を見つめて、
 「…そうか、直接あの子を引き込めないなら、周りの、あの邪魔なのを、片付ければ、いいんだ」
 小さく、呟いた。
 ☆
 ごそごそっと、布擦れの音がして、あたしは目を覚ました。
 目をこすりながら身体を起こす。
 「お、悪ぃ、起こしちまったか」
 声の方を見ると、いつも通りの真っ黒コート姿のギュービッドが、ベッドの上に座っていた。
 ああそうだ、あたしあの後、ギュービッドさまが心配で様子を見に来て、そのままベッドに寄りかかって、寝ちゃったんだ…。
 「ギュービッドさま…怪我はもう大丈夫なの?」
 「おう!当たり前だろ!ギヒヒヒヒ」
 ひらひらと右手を降りながら、いつも通りにニヤニヤと笑うギュービッド。
 よ、良かったぁ…。
 安心した途端、いきなり涙がじわっと出てきた。
 「おい、何泣いてんだよ」
 ギュービッドが黄色い目を見開いて、ちょっと慌てたように言う。
 な、泣いてなんかないもん…!
 そう言い返して、一生懸命止めようとするけど、涙は後から後から流れてくる。
 「泣いてんじゃねーかよ」
 「だって…心配だったんだもん…死んじゃうかとぉ…」
 「バァカ、黒魔女がそう簡単に死ぬかって!」
 ギュービッドはまたギヒヒヒヒ!と笑って、あたしの頭をくしゃくしゃと撫でた。
 あたしも鼻をすすりながら、頑張って笑顔をつくる。
 やっぱりギュービッドさまと一緒に居ると、ほっとするよ。
 あ、そうだ、ポケットに入れといたお花のこと、報告しないと…。
 「ねぇ、ギュービッドさま…」
 「ちょっと待った」
 あたしの口を、ギュービッドが手をかざしてふさぐ。
 え?なに?
 ギュービッドは黙って、部屋の奥の窓を指差した。
 あたしもそっちを向くと、くもりガラスの向こう側に黄緑色の光がちらちらしているのが見えた。
 えっ…!?あれってまさか、またあの死霊達…!
 さあっと、背筋が冷たくなる。
 どうしよう、これって、すごくやばいんじゃ…。
 「くそっ、何でここがわかったんだ…」
 ギュービッドは、がしがしと自分の銀髪の頭をかき回し、渋い顔をする。
 どうするの?ギュービッドさま。
 「うー…どうもこうも、な。…ルキウゲ・ルキウゲ・コントラーレ!」
 小さく唸ってフードを目深に被り、ギュービッドはあたしを指差しながら呪文を唱えた。
 その呪文って、コントロール魔法…。
 「…うわぁ!?」
 そう思った途端、あたしの身体は勝手に動いて立ち上がり、部屋の隅に向かって歩き出す。
 部屋の隅には、あたしの腰くらいの高さのシンプルな木箱があった。
 あたしは箱の前で立ち止まると、蓋を開けた。中はからっぽ。モリカワの商品でも入れてあったのかな。
 って、そんなことはどうでもいいよ!ギュービッドさま、あたしを操って、どうするつもりなの?
 「何もしねーよ、ほれ」
 ギュービッドがそう言った途端、あたしの身体はふわっと宙に浮いて、くるんと一回転すると、箱の中に墜落した。
 もちろんからっぽだからクッションも何もないわけで、あたしは腰を強かに打って、また涙目になる。
 「いった…ギュービッドさま…落とすならもっとゆっくり…」
 そう言いながら、立ち上がろうとした途端、箱の蓋がばたん!と閉じて、今度は頭をぶつけた。
 いっ…たぁ…。
 蓋を閉められた箱の中は、ほんとに真っ暗で、何も見えない。
 ギュービッドさま!ひどい!どういうつもりなの!!
 「いいから、そこに隠れてろ。出てくるなよ」
 その台詞を聞いて、ぞわっと鳥肌が立つ。
 ほんのちょっと前に、同じような事を言ったよね!?
 「ちょっと待って!!ギュービッドさま!!」
 今度はあたしにも手伝わせて!!
 さっき泣いたせいで涙腺がゆるくなってるのか、あたしは堪えきれずに、また泣きながら叫んだ。
 蓋を開けようと、両手で力一杯、頭上の壁を押し上げる。
 全身の力を振り絞って押し上げても、ビクともしない。
 「なんで…!ギュービッドさま!開けて!!お願い!!」
 そう箱の外に向かって叫んでも、返事はない。
 そんな…。
 「ギュービッドさまのばかぁあ!!!」
 思い切り叫んで、酸欠でめまいがして、あたしは荒く呼吸をしながらうずくまった。
 「……。」
 気持ち悪い。
 あたしが騒いでたから、すぐには気付かなかったけど、ギュービッドの返事どころか、あたしの呼吸音以外、何の音も聞こえない。
 目を開いても、閉じても真っ黒で、自分がどんな体勢で居るのか分からない。
 押し上げていたのが本当に蓋なのかも、確信が持てなくなってきた。
 怖い。
 そのまま目を閉じて、倒れてしまいそうになる。
 …でも、諦めちゃ駄目だよ。
 そうだ。
 「…ルキウゲ・ルキウゲ・アプリーレ!」
 森川さんに教えてもらった、鍵開け魔法。
 呪文を唱えながら、立ち上がるようにして、また頭上の壁に力一杯ぶつかる。
 やっぱり、開かない…!
 「ぐぎぎぎぎ…」
 もう一回!
 「ルキウゲ・ルキウゲ・アプリーレ!」
 絶対ここから出てやる!足手まといにはならないから!絶対!
 待ってて、ギュービッドさま!!
- Re: 更新更新…さん、小向ひまりさん ( No.59 )
- 日時: 2013/09/08 21:09
- 名前: RE ◆8cVxJAWHAc (ID: A7lopQ1n)
 応援ありがとうございます!
 で、出来るだけ頑張りますよ……!!
 うおおダイナマイトと黒死呪文は御勘弁を…!ヽ(‾д‾;)ノ
 ひまじんになりたい…!!
 ドーリィ♪カノン も余裕がある時に見させていただきますね!
- Re: 黒魔女さんが通る!! 二次創作『哀しみキメラと白い影(仮)』 ( No.60 )
- 日時: 2013/09/09 20:31
- 名前: 更新更新更新更新更新更新 (ID: zc76bp3U)
- 馬鹿阿呆まぬけおたんこなすすっとこどっこい 
 更新更新更新
- Re: 黒魔女さんが通る!! 二次創作『哀しみキメラと白い影(仮)』 ( No.61 )
- 日時: 2013/09/21 07:57
- 名前: れれ (ID: H/CWJliZ)
- おおー更新されてる 
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