二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- IF 強化合宿後
- 日時: 2012/07/18 06:39
- 名前: 博士 (ID: /OJeLYZk)
- この小説はバカとテストと召喚獣の強化合宿後の物語です。主人公は明久ではなく、明久の従兄弟、長瀬慶太が主人公です。暗い話が主ですが、読んでくれたら幸いです 
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- Re: IF 強化合宿後 ( No.1 )
- 日時: 2012/07/18 06:59
- 名前: 博士 (ID: /OJeLYZk)
- ある一人の少年、吉井明久は強化合宿から帰る途中、目が死んでいた。決して覗きをして学園長のアレを見たわけではなく、ただ、独り言を呟いていた。 
 家に帰った明久は荷物を直しテーブルの上に封筒を置き再び家をでた。
 向かった先はマンションの屋上だった。一歩、一歩とフェンスに歩み寄り、やがてはフェンスを乗り越えると、端に立ち
 「ごめん。雄二、秀吉、康太。もう、生きていく自信がないんだ・・・」
 そう言うと明久は仰向けの状態から、何の支えもない空中へ倒れた。周りから見れば数秒の出来事だが明久には一秒、10秒、いやそれ以上かもしれない。そして数秒後、下の方からドサッと音がした。しかし誰も見てない、いや、夜空に輝く三日月だけが笑っていた
 吉井明久 自殺により死去
- Re: IF 強化合宿後 ( No.2 )
- 日時: 2012/07/18 14:12
- 名前: 博士 (ID: /OJeLYZk)
- 《雄二サイド》 
 今、俺はいや文月学園二学年男子総勢百四六名は強化合宿で覗きを決行したが、ババア(学園長)のおぞましい姿を見たことにより一週間の停学をくらい家にいる。今でもあの姿を思いだすと吐き気がする。が、なぜか今日、鉄人から緊急集会があると電話された。
 「じゃあ、お袋行ってくる」
 「あら〜雄二。もう行くの?」
 「代表だからな」
 「そう。帰ってきたらお昼ご飯作っておくわね〜」
 今、料理を作ると言ったよな。姫路ほどじゃないがたわしを海胆と間違えるくらいだ。一応聞いておこう
 「ところでお袋。何の料理を作るんだ」
 「今日は素麺をつくるの」
 なら、大丈夫だな。調理は楽だ間違えないはずだ
 「あ、でも間違えて作ろうとしたから小麦粉買ってきちゃった。雄二?なにお母さんの顔を鷲ずかみするの?」
 一度料理から買い物まで教えた方がいい
 「せめて、パッケージを見て買ってくればいいだろ」
 「でもー手作りを食べさせようとしたのにー」
 「そうか、すまなかったな。なら、行ってくる」
 アイアンクローをしようとした手をのけ、学校へ向かった
- Re: IF 強化合宿後 ( No.3 )
- 日時: 2012/07/18 20:18
- 名前: 博士 (ID: /OJeLYZk)
- 文月学園体育館 
 「む、雄二ではないか。おはようじゃ」
 体育館に着くとクラスメイトの秀吉が来た
 「おはよう、秀吉。ところで、明久と康太はどこにいるんだ?」
 「明久は来とらんがムッツリーニはお主の後ろにいるのじゃが」
 「・・・おはよう」
 「康太か、おはよう。ったく、まともな登場は出来ないのか?」
 「・・・トレーニング」
 「それはそうと、遅いのう明久は」
 「ああ。電話にもでないとはおもえんが寝てるんじゃないか?」
 「・・・ありえる」
 「じゃが、なんか嫌な予感がするのは気のせいじゃろうか」
 と、秀吉が言い出した。確かに俺も違和感のようなものがある
 「静かにしろ!各代表はまとめて座らせておいてくれ。・・・みんな、集まったようだな。これより緊急集会を開く」
 鉄人がくると様々な感情が入った声で呼んだ。もしかしたら秀吉の言ったことは当たるかもしれない
 「我が学園では、器物損壊などはあったものの今回はそれをさらに上回る出来事に我々教師は悲しんでいる。本題を言う。実は今この場に来ていない吉井だがーーー」
 何だこの胸騒ぎは。それに汗も止まらない。まさか、死んだとかじゃないだろうな
 「ーーー自殺した」
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