二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ライアーゲーム〜進歩〜
- 日時: 2012/09/03 23:17
- 名前: 怜 (ID: r.gAW9cC)
- 事務局員「ついに復活か・・・この日を待っていましたよ」 
 主催者「そう言ってもらえると嬉しい。さあ明日のライアーゲームに備えて今日は楽しみたまえ」
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 ある日塾帰りでいつも通りに帰ってくると
 後ろから気配を感じる。ここ一週間ずっとそうだ
 そして今日、ついてくる人にキッパリ言おうと決心していた。
 「ちょっと毎日なんでついてくるんですか!」
 そういうのは優秀校に通う龍元 英二
 「申し訳ございません。ライアーゲームの参加書を届けに来ました」
 「ライ・・・アー・・・ゲーム?つまり嘘の付き合いか?」
 「そういうことです。参加するならこの署名のところに自分の名前をかいてください。参加時刻は金曜日の10時です。場所は参加書に記載してあります。では大会場で会いましょう。」
 「えっ・・あっ、ちょ!」
 行ってしまった・・・
 「これ最後の言葉・・・いけってことだよなぁ・・・」
 「どんなゲームかは分からないけどその日暇だからいこっと」
 そんな軽い気持ちで記名してしまった龍元、金曜日にこれからの人生を決めるような戦いをしなければいけないことを・・・
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 金曜日
 「・・・ここで合ってるよな?」
 見た感じ少し大きめの洋館って感じ
 といってもそんな馬鹿でかいわけでもない。
 でも外には「ライアーゲーム1回戦会場」
 と刻まれている。
 少し緊張しながらもドアを開ける
 「失礼しま〜す」
 そう言いながら入るとジトッとした目が次々に入り込む。
 そして巨大モニターに映る不気味な顔をした人が一人
 「これで全員ですね。当ゲームのディーラーを務めますシルラと申します」
 「シルラ?なにそれ怖い。」
 そういうのは一人の女の子だ
 それに構わずシルラは話を続ける
 「みなさんは1億円を争奪してもらいます」
 思わず皆が目を見開いた。そりゃそうだろう。1億円だったらものすごい大金。誰もが羨ましがるからである
 「その1億円を奪い合うゲーム それが・・・」
 そういうとシルラの顔が消え1文字ずつ名前が出て行った
 「裁判ゲームです!」
 なんかみんな戸惑っている。
 「ルール説明をします。まず裁判長・検察・弁護士・容疑者・傍聴者に分かれます。まず検察は弁護士に質問を3つまでします。この時弁護士は2つ以上嘘をついてはいけません。嘘を2回以上ついた場合はペナルティ5000万円です。」
 ここで一人の男の子が涙目になった
 「弁護士は容疑者を助けなければなりません。原則弁護士と容疑者は仲間です。ここで容疑者の疑いを説明します。容疑者は他人の金を盗んだという疑いがかけられています。」
 この時点でルールが分かっていない人が3名ほどいる。
 「検察は4つの質問をすると容疑者に直接質問を2回できます。容疑者は2回とも嘘をつくと先ほどと同様ペナルティ5000万です。ただし、「はい」「いいえ」で答えられる質問でないといけません。質問ミスがあった場合ペナルティ1000万円です。その2回の質問のうち明らかに攻め立てるような質問、拷問は弁護士は裁判長に訴えることができます。異議が認められた場合検察側はペナルティ3000万です。その後傍聴席は無罪・有罪を予想します。予想時間は3分です。別に投票しなくてもかまいません。ペナルティもありません。ただし、投票期間外の投票はペナルティ1000万です。投票は指紋で誰が投票したか認証しますもし予想が当たるとボーナス1000万 外れると1000万失います。投票は初めに押したボタンが採用されます。」
 どんどん分からない人が増える。実は俺も分からない。
 「その後、裁判長が容疑者に判決を下します。有罪と裁判長が言った場合、容疑者が金を奪っていたらその金は盗まれた人に返され、容疑者から2000万円をもらえます。裁判長は判決ボーナスとして1000万をもらえます。それと投票が外れた人の1000万が裁判長へ渡ります。検察は容疑者から1000万円もらえます。それとは反対にもし金を奪っていない場合裁判長は容疑者と弁護士に謝礼金2000万円を払い、裁判長と検察は投票が当たった人に半分ずつボーナスを差し出さなければなりません。割り切れない場合は100万の位で四捨五入です。」
 みんなもう頭がごちゃごちゃだ。ルールがよく分からない。しかしその中に一人だけルールを理解してる奴がいた。そいつに後でルールを聞こう。
 「次は裁判長が容疑者に無罪と言った場合です。もし容疑者が金を持っていた場合容疑者は誰にも気づかれずに金をとれたので盗んだ金は全て自分の物です。裁判長は自分の判決で容疑者を無罪にしたので検察と投票の有無・当たり外れに関わらず1000万を容疑者以外全てに払います。なお、弁護士は容疑者と仲間なので容疑者から盗んだ金の3分の1をもらいます。次に容疑者が金を持っていない場合です。この場合はほとんどマネーの移動がありません。投票の当たり外れはありますが。全てライアーゲーム事務局から払い出されます」
 「なるほど。よく分からん」
 皆の気持ちを背が中学生くらいの男が言った。
 「・・・まあ慣れれば分かるでしょう。では」
 プツゥン
 逃げるように消えて行った・・・
 ルールが分かってる人に聞いてゲームスタートが出来る状態になった
 次回ゲームスタート!
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