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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA【月に誓う…〜記憶を追い続けて〜】 ( No.152 )
- 日時: 2010/03/07 17:54
- 名前: ターフ (ID: 3c0JYUg8)
- 参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)
——川中島——
「謙信よ、やっと刃を交じ合えるな」
甲斐の虎、武田信玄は向かいにいる「軍神」上杉謙信に言った。
「甲斐の虎、ここまでしてくれるとは・・・・心ありがたき」
そう言った後、フッと少し微笑んだ。
武田信玄も少し笑った後、自分の武器を前に出す。
「行くぞ、構え!!!」
ザッ・・・・・———。
両者の兵士はその声を聞いた後、槍や刀などを構えた。
謙信は少しクスクスと笑い、スッと片手を顔の前に出し呟く。
「天が囁く・・・・・この私に戦えと」
この言葉が始まりの音のように、兵士達は目の前の敵へと走った・・・・・・———。
★****★
「テメェら、ちゃんと付いてこいよ!!you see?」
「「YAEEEEES!」」
その頃、奥州筆頭の伊達政宗は川中島へと刻々と近づいていた。
「政宗様!」
「ah?どうした、小十郎?」
政宗の次に走っていた小十郎は政宗に話しかける。
「どうやら草の者の情報によりますと、真田幸村と葵様が衝突したようです」
「!!、HA!そりゃgootな情報だな!!葵の予想は大当たりだ!!」
一回少し驚いた政宗だが、好都合な情報に嘲笑った。
「んじゃ、行くぜ・・・・!!このまま突っ張るぞ、小十郎!!」
「承知!!」
伊達軍はさっきよりも少し早く馬を走らせた・・・・・・———。
其の参拾参異 伊達軍、川中島近し
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