二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA【月に誓う…〜記憶を追い続けて〜】 ( No.167 )
- 日時: 2010/03/14 07:58
- 名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 3c0JYUg8)
- 参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)
「MAGNUM!!!」
政宗は、雑兵を次々と蹴散らせる。
「おのれ・・・・伊達政宗、覚悟!!」
「!!!」
後ろから来る兵は政宗に斬りつけようとしたが・・・・・・———。
ズバッ・・・・・———。
小十郎はすばやく斬りつけようとした兵を倒す。
小十郎は少しふぅ・・・と言って、主君である政宗に話す。
「ご油断召されるなっ、政宗様!」
「HA!俺の背中を守るって言ったのは、お前だろ?小十郎」
カッカッカと、戦場に響き渡るような声で笑う。
「承知の上っ!ですが、少しぐらい自分の状況を見てくだされっ!!」
少し頼むような声で聞こえるように、小十郎は言う。
その話を遮るように、次々と兵たちが押し寄せてくる。
「HA!いいじゃねぇか!こんなに俺を斬りたい奴らが襲ってくるんだ!面白いGamuだからよ、付いて来い!!小十郎」
「・・・・まったく、あなたと言うお人は;」
小十郎はやれやれと思ってながらも、兵を倒すべく進む。
政宗は自分の技を繰り出したら、状況により二本・・・三本・・・・などに変えて行く。
このままのPaceで行くぜ・・・・・!!!———。
そう思っていた瞬間・・・・・・———。
「政宗様っ!!!」
「———!」
ガキンッ・・・・・・———。
小十郎はギリギリ政宗の背に回り、飛んできた矢を防ぐ。
矢の威力を見ていた小十郎は、思考をめぐらせる。
この威力・・・・・普通の弓兵では出来ない強さだな・・・・———。
「・・・・小十郎?」
「政宗様、あれほどご油断召されるなと言いましたが、どうやらこの私も・・・・油断していたそうです」
「・・・・!!」
政宗は驚きを隠せなかった。
まさか、信頼していた家臣が油断していると言うことは、強い奴の気配に気が付かなかったという事だ。
小十郎はキッとある一人の弓兵を睨みつけ言う。
「・・・・・何者だ、テメェ!」
「——あ〜らら、ばれちゃったか♪」
ニヤッと不吉な笑みを浮かばせ、ガッと弓兵の服をつかみ・・・・———。
バサッ・・・・・・———。
弓兵の服を投げ捨てた。
投げ捨てた奴の正体は・・・・・。
「——さすが独眼竜の右目だね。俺は・・・・上杉謙信の使い忍風神ツカサ。以後よろしく♪」
真紅色の髪、風神ツカサであった・・・・・———。
其の参拾七一 弓兵に混じって参上