二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA【月に誓う…〜記憶を追い続けて〜】 ( No.18 )
- 日時: 2010/01/16 18:26
- 名前: ターフ (ID: 3c0JYUg8)
- 参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)
青空が続くこの空をまた真田幸村は見ていた・・・。
その様子を観察するように佐助は茂みで見ていたが何も無し。
真田の旦那・・・・・、これでもう4日目なんだけど・・・;
調度昼食の時間帯なので、佐助は真田幸村が好きな団子とおむすびを持ち、真田へ。
ガサッと聞こえたほうに真田はただ振り返る。
佐助は今来たばかりのように、答えた。
「真田の旦那〜、昼食持って来たよ♪」
「・・・・・・・もう昼食か」
真田はそう言って、また空を見る。
佐助は、はぁ・・・・とため息を付いた後、真田の隣に座る。
座った直後、真田がこう言った。
「佐助、某はこの頃・・・・変な夢を見るのでござる」
「?、へ、変な夢?」
まさかこの人が・・・・・・———。
佐助はこう思った。
真田幸村はいつも「お館様ァァァァァァァ!!」など大きい声で叫んでは、良い夢を見るタイプなのだが・・・・・。
その真田が「変な夢を見る」というのがおかしい・・・・———。
佐助は少し聞いてみた。
「・・・どんな夢見るのさ?いつもなら見ないんでしょ?」
「あぁ・・・・見ないな」
少し考えた口調で真田は言った。
真田は話を続ける。
「だがこの頃、同じような夢を見て気にかかって修行が出来んのだ・・・・・」
「旦那・・・・いったいどんな夢で?」
「それが・・・・」
真田は一回息を吸って話した。
「実は・・・・某と同じ髪型で、某と同じくらいの年の小さな子が、某の幼名の名を言うのだ」
「確か、真田の旦那の幼名は『弁丸』だったよね?」
真田は、うむと頷いた。
佐助は話の流れ的、なんとなくだが分かった。
多分、真田が気にしているというのは・・・・・・———。
「旦那、気にしているのってその子のこと?」
コクンと真田は頷いた。
佐助は悟った。
佐助の知っている中で真田と同じ髪型なら、幼馴染の・・・・・———。
たった一人だけ、思い当たる人物が浮かんだ・・・・・・———。
その人物は・・・・・・———。
真田は考え込んでいる佐助に声をかける。
「・・・どうしたのだ、佐助?」
「いや、ちょっとね・・・」
真田は?マークを出していたが、佐助は気にしなかった。
其の五日 幼馴染の名