二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 戦国BASARA【月に誓う…〜記憶を追い続けて〜】 ( No.327 )
日時: 2010/03/23 14:40
名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 3c0JYUg8)
参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)

——奥州・米沢城——
「・・・・・・;」
葵はチラッと政宗の機嫌を見る。
少し政宗は不機嫌な感じで葵を見つめていた。
・・・・気まずい;・・・・・どうしよう・・・———。
何故政宗が不機嫌な感じで見つめているかと言うと、葵が軍議に遅れたからである。
その為政宗は、部屋での出来事を言うように葵に言った。
だが、葵は口も開かない。
「はぁ・・・・。葵、言うだけで良いんだぞ?」
「・・・・・言ったら、慶次をどうするき?」
政宗は少し呆れる。
「・・・言う言葉によって変わる」
「・・・・じゃあ・・言わない」
プイと葵は下を向いた。
かなりしぶとい葵に対して政宗は聞こえないようにため息をつける。
そして葵に近寄る。
「・・・・・葵」
「——!!」
政宗は葵の名前を呟いて、顔を無理やり上げさせる。
「ちょ・・・政宗・・・!」
「・・・怒らないって言ったら、良いのか?」
「・・・・・・」
コクンと少しだけ頷いた。
それ位政宗の不機嫌な顔をされて気まずいのが、本人である政宗も分かった。
「じゃあ、約束してやる。お前の言葉を聞いても、「前田の風来坊」に危害を与えないし葵を怒らない。・・・いいだろ?」
「・・・・本当に・・約束できる・・・?」
「All right.従妹の約束なんて破ったことなんかねぇぞ?」
安心したのか葵はホッと胸をなでおろす。
政宗は少し苦笑して葵の話を聞く。
「んで・・・部屋で何していたんだ?」
「・・・慶次を説得していたけど、話は変わらなかったから・・・・軍議にも出ないといけないと思っていた。・・・けど、行き成り・・抱きつかれた・・・?」
葵は最後だけ疑問系にして言う。
ピクン・・・・・・———。
政宗は聞き捨てなら無い言葉に反応する。
“抱きつかれた”・・・・・・———。
政宗の左目が少し鋭くなる。
ヤロウ・・・・俺の従妹に・・・手を出しやがって・・・・・!!———。
政宗は少し心の中で思う。
とは言っても、当の政宗も手を出していると思うのだが・・・・;
「・・・・政宗・・?」
「・・・なんでもねぇ。そう言えば、小十郎が呼んでいたぜ。今回の作戦を教えるって言って」
「・・小十郎が・・・?・・・分かった」
怒られなかった為、葵はホッとしていた・・・・・・・———。

其の六拾弐羅 遅刻のワケ


☆「オマケ劇場3」☆「学園ライフはBASARA☆」
朝からツグミたちのクラスのファン達が大忙しだった。
「「キャー!政宗様!!幸村様!!ツグミ様!!」」
ツグミはファンからの声に気付いて手を振った。
そうすると、ツグミのファン達の中で倒れる人が多い。
「ったく、俺は見物もんじゃねぇのによ・・・;」
政宗はため息を付けて前髪を上げる。
そうすると、女子からかなり黄色い声が飛んできた。
ツグミは面白く笑う。
「アハハ♪皆、元気で良いなぁ」
手を振ってはサインをする。
「そ・・某は・・・無理でござるぅぅぅっ!!////」
幸村は女子のファンの声に耐え切れずにいた。
その時・・・・・・・———。
「煩いね、君達は・・・」
「「「???」」」
政宗や幸村、ツグミは後ろを振り向くと・・・・・・———。
「僕はあまり煩いのは嫌いだよ」
まるで王子のようないでたち(?)の生徒が来た。
「あ・・・!久しぶり〜♪半兵衛君〜!」
「・・・・!!この声は・・・ツグミかい?」
ぱぁぁぁ・・と気分を良くし、ツグミ達の所へと来た。

 竹中半兵衛 性別:男
時々病気で学校を休む。
でもその割には、「そこが良い・・・」と評判である。
ツグミとは小さい頃からご近所さん。

「うわ・・・;竹中かよ・・・・」
「ちょ?!酷くないかい、政宗君?!」
嫌がる政宗に半兵衛はツッコム。
もちろん、幸村にも嫌われているが・・・;
「おはよ、半兵衛君♪」
「おはよう、ツグミ。・・・それにしても、君達はモテているね;」
朝からの生徒の数を見て半兵衛は言った。
ツグミは「そう・・・?」と首を傾げて言った。
その時・・・・・・・・———。
「こら!!貴様ら、校舎に入れ!!」
生徒達はその声を聞いて、ビクッと震えた。
声の主・・・・それは・・・・・・———。
「入らなければ、この浅井長政が貴様らの悪を削除してやる!!」
生徒指導の浅井長政だ・・・・・———。
政宗と幸村はサァ・・と顔を青ざめる。
何故青ざめるかと言うと、二人とも遅刻したことがあり浅井長政に説教を何時間も喰らったのだ。
「やべぇ・・・先公の浅井だ・・・・!!」
「うぅ・・・某、嫌でござるぅ・・・・!!」
ツグミは行き成り青ざめた二人を見て「?」マークが飛んでいた・・・・・・・・・———。

其の三話 病気人と生徒指導