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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA【月に誓う…〜記憶を追い続けて〜】 ( No.365 )
- 日時: 2010/03/23 14:32
- 名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 3c0JYUg8)
- 参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)
——甲斐——
「・・・・はぁ」
佐助は久しぶりに休養をもらって、久しぶりに自分の部屋で黙っていた。
退屈すぎる・・・・・・・;———。
いつも、情報やら偵察やらで大変で休みが欲しいと思っていたが、いざ休みになると休みたいのに休めない。
かと言って情報などに行こうとすると、佐助の主である幸村が叫んでは押さえ込むだろう。
「・・・・仕方ないな;・・・・暇だから、旦那が好きな団子を買ってこよう」
いつもの武装で行くと敵にばれる可能性がある為、日常の休みの時の服に着替え、自分の給料でためたお金から少し引き出し城下町に向かった・・・・・・・・———。
☆****☆
「毎度あり〜」
佐助は幸村の好きな団子を買った後、自分は二、三本を買ってすぐ食べると言った。
「団子って久しぶりだな〜♪」
佐助は出てきた団子を一つ食べる。
いつもなら、幸村が何本も食べるが佐助は食べない。
小さい頃は幸村から少しもらっていたが、どこかで教育が間違ったのだろう。
それがきっかけにより、幸村の食べる数が日に日に大人になっていくのに連れて半端が無いのだ。
「・・・はぁ、なんか寂しいね」
ズズッとお茶をすすってそう呟く。
小さい頃は幼馴染もいてよく遊んだり、笑ったりとしていたなぁ・・・と思う。
もう今じゃ敵になった幼馴染の顔を思い浮かべる。
「・・・・可愛い顔があんなになるなんてね;」
雰囲気などがガラリと変わったのに少し佐助は動揺したがそれでも幼馴染。
「・・・・俺も強くならなきゃね」
そう言った後、佐助は会計を済ませ城に戻って行った・・・・・・・・———。
其の六拾六部 暇な休養
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