二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 戦国BASARA【月に誓う…〜記憶を追い続けて〜】 ( No.366 )
日時: 2010/03/23 17:36
名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 3c0JYUg8)
参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)

「・・・・葵殿」
あの川中島の戦いから、幸村の頭の中は葵ばかり。
あの時・・・・・・・・———。

 ——“『・・・この世は理不尽すぎる。・・・弱気者に何も力を与えてくれないんだよ?なのに、幸村みたいに何百・・・・いや、何千の人は僕の前に立ち上がる。それは・・・・何の根拠に立ち上がるの?』”——

「奥州の白虎」と言われた強い者なのに、悲しく切ない言葉を吐き出すなど、幸村にとっては驚くばかりだった。
しかも、自分に当てた痛みが激しくなる技は葵が頭が痛いと呻った時、スッと消えたのは・・・・・・。
「・・・・・あれは、葵殿がやったんでござろうか・・・?」
何故か気になってたまらない。
修行をしようとするが、頭から離れない・・・・・。
某は・・・・どうしてしまったのだろうか・・・・・?———。
あの日以来からあの声も聞こえなくなった。
あの声を聞いたのは、自分の部屋に帰ってきた時・・・・・・・・———。

 ——“ほら、君達の運命が始まったよ・・・?”——

それ以上言わないで、フッと泡のように消えていった。
「運命」・・・・。
何を言いたいのだろうか・・・・?———。
幸村は何がなんだか分からなくなってきて、髪の毛をクシャクシャと乱暴にやった・・・・・・———。

其の六拾七始 気になる事


☆「オマケ劇場4」☆「学園ライフはBASARA☆」
政宗と幸村はツグミの手をとって走る。
半兵衛は驚いて留まっていた。
「ちょ・・・?政宗と幸村・・・・!!」
「まず走れ!!ツグミ!!」
「そうでござる!!」
ダッと走ろうとしたが・・・・・・———。
「あっ・・・・・!!」
ツグミはベチャッと大きな音を立てて、こけてしまった。
「What?!」
「なっ!?ツグミ殿!!」
「痛っ〜〜〜!!」
行き成り尻餅をしたツグミに少し政宗と幸村は驚いた。
そして、二人は思い出す・・・・・———。
そう言えば・・・・・ツグミ(殿)って・・・・運動音痴(でござった)だった・・・・・・・!!———。
その後の事は言うまでもない・・・・・・・———。

其の四話 運動音痴