二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA【月に誓う…〜記憶を追い続けて〜】 ( No.384 )
- 日時: 2010/03/24 08:05
- 名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 3c0JYUg8)
- 参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)
暗い・・・・あの闇・・・・・・———。
葵はその暗闇に彷徨っていた・・・・・・・———。
僕は・・・・どうしたんだっけ・・・・・・?———。
葵は思い出そうとするが疲れて何も思い出せない・・・・・・・・———。
また・・・・あの声が来るの・・・・・?———。
そう言ってもあの声が聞こえない・・・・・・・———。
少し安心する反面、葵は不安に襲われた・・・・・・・・・———。
どう・・・して・・・?こんなに・・・・怖いと思うの・・・・・・・・・?———。
いつも話しかけるあの声が消えると凄く不安になってきた・・・・・・・・———。
不安が溢れ出そうとした時・・・・・・・———。
——“あ!お姉ちゃんだ!”——
見覚えがある男の子が葵に寄って来る・・・・・・———。
弁・・・・丸・・・・・・・・?———。
——“どうしたの?怖いの?”——
葵は少し間を開けて頷いた・・・・・・・———。
——“じゃあ、某が隣にいる!”——
ヒョイと葵の隣に座る・・・・・・・・———。
——“そう言えば、お姉ちゃんの名前は何て言うんでござるか?”——
え・・・・・葵・・・・・・———。
少し気まずかったが葵は言った・・・・・・・・———。
弁丸と言う男の子はニコッと笑う・・・・・・———。
——“葵お姉ちゃんでござるな!あ・・・某、またお友達と約束したでござる!”——
弁丸はスクッと立って言う・・・・・・・———。
・・・弁丸、そのお友達の名前って・・・・・・?———。
葵はふと聞くように言った・・・・・・・———。
弁丸は少し驚いていたがすぐに返す・・・・・・———。
——“神楽奏牙殿でござる!某と同じに似ているんでござるよ!・・・・でも、葵お姉ちゃんも奏牙殿に似ているでござる!”——
奏・・・・・牙・・・・・・・・・!———。
その名前は自分の幼い頃の名前に似ていて弁丸に聞いてみようとしたが、明るい光が葵を包み頭が真っ白になった・・・・・・・・———。
其の六拾九奇 あの“名前”は…