二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA【月に誓う…〜記憶を追い続けて〜】 ( No.506 )
- 日時: 2010/04/05 17:19
- 名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 3c0JYUg8)
- 参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)
「おのれ・・・・伊達軍め!北条家をなめてい「ヤッハァァァァッ!!」」
途中で言った台詞は、伊達軍の言葉でかき消される。
伊達軍の部下たちは、一旦相手が来た後に背を向けて行った。
「背を向けるなど、無礼がある!待て!!」
途中で台詞をかき消されたある一人の部下は、その他の部下を連れて伊達軍の部下達を追った・・・・・・———。
☆****☆
ピクン・・・・・・・・・・———。
幸村は何かを感じ取り、バッと両手を前にし止める。
「・・・・幸村、どうしたのじゃ?」
信玄が話しかけたその時・・・・・・・・・———。
ドドドドドドッ・・・・・・・・———。
「「ヤッハァァァァッ!!!」」
行き成り上から馬に乗って降りてきて、武田軍の前を走って行った。
「あれは・・・・伊達軍!!」
幸村は見逃さないように旗を見た瞬間確信した。
そこへ・・・・・・・・———。
ドドドドドッ・・・・・・・・———。
また二つの馬が降りてきた。
そこには・・・・・・。
「——HA!今回は利用させてもらうぜ?」
「——独眼竜、伊達政宗!!」
契りの仲の伊達政宗本人だった。
隣はよく見えなかったが、多分腹心の片倉小十郎だろう。
驚きのあまり動けない。
すると・・・・・・・・———。
「なんと・・・!武田軍と伊達軍は同盟関係で繋がっていたのか!」
誘導された北条の部下が大きな声で言う。
「こうしてはおれぬ!かかれぇ!!」
行き成りの事で武田軍は少し遅れるが、すぐさま北条の部下達を攻撃する。
「くっ・・・・!これでは・・・・!」
「幸村ぁ!先に行けぇ!!」
信玄は大きな声で叫んでは、斧を振り回す。
「し、しかし・・・・」
「わしの事は考えるではない!奥州の小童の後を追うのじゃ!!」
「——!・・・・分かりましたぞ、お館様ぁぁぁっ!!」
幸村は少人数を引き連れて、伊達政宗を追う。
ふと幸村は前と同じ戦法に気づく。
「・・・これは、お館様の「啄木鳥の戦法」!!・・・おのれ、伊達政宗ぇぇぇっ!!!」
武田軍を陥れた政宗に、幸村は怒りを隠さざる終えなかった・・・・・・・・・・———。
其の八拾八月 武田軍止め