二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 戦国BASARA【月に誓う…〜記憶を追い続けて〜】 ( No.514 )
日時: 2010/04/10 14:26
名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 3c0JYUg8)
参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)

森を抜けた伊達軍の目の前には今川行列が見えた。
「HA、Good timingだ・・・!」
政宗の読み通り、森を抜けた野原に今川行列が通っていた所だった。
政宗はニヤッと笑い、いつもの台詞を口にする。
「——行くぜ・・・It's show time!YA!HA!」
その言葉で始まりの幕が上がったように、部下たちは大きな声で突っ走って行った・・・・・・・・———。

☆****★

「暇でごじゃるぅ・・・・」
籠の中で、化粧が少し濃すぎる男はため息をついていた。
頭には貴族がつける烏帽子。
服は真新しいようであるが、実はこれは武装服である。
この男の名は、今川義元と言う。
今川は、ただいま自分の領地へと帰還する途中であった。
だが、この化粧が少し濃い男が武将だとは普通は思わないだろう。
どちらかと言うと、舞を踊る人ぐらいだろう。
「妾は眠いでごじゃる・・・・」
瞼をウトウトしたが、ハッと我に帰ってまた考える。
「妾が寝ていかんでごじゃる!・・・じゃが、眠たいz」
・・・・・台詞の途中で爆眠した。
鼻ちょうちんを大きくする。
本当に、コレが武将なのかは半信半疑である。
寝ていたその時・・・・・・・・———。
「今川様、今川様!!起きて下さい、大変な事になりましたぞ!」
パァン・・・・・・・・———。
鼻ちょうちんが割れ、起きる今川はサラッと窓の網を開ける。
「なんじゃ、妾は寝ておらんぞよ?」
「これは失礼!!!で、ですが今は緊急事態でございまする!!」
「緊急事態?もしじゃが、尾張のうけつけが妾に降参したか?」
グフフ・・・・と薄気味悪すぎる声で笑う。
「いえ、と言うか有り得ないような・・・;」
「なんじゃ、妾に向かって!・・・・じゃ、何の用じゃ?無いなら妾は寝ているぞよ」
バッと網を下げて、フンと鼻を鳴らした。
今川の部下は慌てて言う。
「今川様!あります、用はありまする!!」
「・・・なんじゃ、はよ妾に分かるように申せ」
そう言われて語尾を悪くする。
その時・・・・・・・・・———。
「「ヤッハァァァァァッ!!!」」
「——!?、何事でおじゃ!!」
後ろから行き成りの声に驚いて、部下の首を強く掴む。
「・・・今・・が・・・・わ様、く・・・首・・」
「なんじゃ!奴らは何じゃ!!」
部下の声を聞かずに、一人慌てていた・・・・・・・・・———。

其の九拾壱奮 伊達の奇襲に今川の慌て


☆「オマケ劇場5」☆「学園ライフはBASARA☆」
ツグミ達は、長政の説教を終えて・・・・・・———。(半兵衛は吐血人なので、説教無し)
チーン・・・・・・・・・———。
三人とも教室の机にのびていた。
「あ〜・・・・説教されたんだ;」
その様子を見ていた茶色の髪のクラスメイトは言う。
幸村は反応して、そのクラスメイトを見た。
「佐助・・・!!」
「まぁ、そうなるとは少し分かっていたけどね;」

 猿飛佐助 性別:オカn((殴ッ☆)・・・男
ツグミと同じクラスメイト。
唯一オカンのような存在で、かなり頭がきれる。

「知っていて無視かよ」
政宗はイラだった言葉で佐助に言った。
佐助は苦笑して「まぁね」と返す。
「まったく・・・ツグミはいいけど、政宗君や幸村君は気をつけてほしいくらいだよ」
行き成り会話に入った半兵衛に佐助は手をフルフルするだけ。
「ah?お前は吐血人だから怒られねぇだけだろ!」
「それがどうしたのさ?君らを見ていると、ツグミも巻き込まれるじゃないか」
「「うっ・・・・・・;」」
幸村と政宗は一緒に呻った。
「うぅ・・・長政の説教って、長すぎるよぅ〜;」
ツグミはさっきまでの説教を思い出して言った。
その時・・・・・・・・———。
「——まったく、貴様らは説教が好きなのか?」
「——元就の言う通りだぜ」
上目線口調と賛成意見が、後ろから聞こえた。

 毛利元就 性別:男
学園BASARAの生徒会長。
ある意味、ドSの王女様系でツンデレ。

 長曾我部元親 性別:男
政宗とは反対の目を隠している海生まれの男。
海が好きなので、水泳がかなり得意。
とは言っても、噂では家庭科はすべてオールSの男だという。

「元就と元親〜!」
「よっ、今日はかなりしごかれたんだな」
元親は、ツグミの近くに移動し笑う。
だが・・・・・・・・・———。
ゴッ・・・・・・・・・———。
「い・・・痛ってぇぇぇぇ!!」
「お前が悪いんだ、姫若子」
元就が持っていた本の角が、元親の後頭部に当たった。
それを見させないように、佐助は幸村を目隠ししていたのだった・・・・・・・・———。

其の五話 良い子は真似しない様に…;