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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA【月に誓う…〜記憶を追い続けて〜】 ( No.73 )
- 日時: 2010/02/07 16:41
- 名前: ターフ (ID: 3c0JYUg8)
- 参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)
おどおどしいほどの暗い闇に進む軍がいた・・・・・・———。
彼らが目指すのは、川中島である・・・・・———。
「我の世の為、例え何かあったとしても止まることはなしぞい」
足軽の兵や弓矢の兵の足音よりも大きな声が響く・・・・・———。
大きな声で言う人物の名は、自分で「第六天魔王」と言っている織田信長である。
信長はいつもより少し笑みをこぼしている。
その後ろでは、クネクネ体をゆすっているような男の姿があった・・・・・。
彼の名は、明智光秀と言う。
彼は織田信長の家臣であり、残虐者でも言われているほど。
その残虐者の光秀は、信長に話をする。
「信長公、どうやらこのペースだと川中島に速く着けでるしょう・・・・。その時は・・・・」
キラッと鎌を信長に見せた。
もちろん、織田信長はこれしきのことで驚かない人物である。
信長は後ろにいる光秀を見て言う。
「まぁ、待てい・・・・光秀。貴様に快感を渡すのを忘れてはおらんからな」
その言葉を待っていたのか、光秀は豪勢に笑う。
「ふふふ・・・・アハハハハハ!!やはりあなたは最高ですね、信長公!!それこそ、この国の天下人にふさわしい!!」
そう言って光秀は、闇の中へと消えていった・・・・・・———。
その姿を見た信長は、何もなかったようにまた叫ぶ。
「我を拒むものなどは全て排除せよ!・・・・もちろん、動物でもだ!!!」
愛用の銃で、信長は何も無い所へ撃つ。
まるで、合戦が始まると言う合図のようだった・・・・・・———。
其の弐拾参団 織田信長
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