二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 戦国BASARA【月に誓う…〜記憶を追い続けて〜】 ( No.96 )
日時: 2010/02/25 20:21
名前: ターフ (ID: 3c0JYUg8)
参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)

久しぶりに進めます♪

暗い森の暗闇の中・・・・・・———。
ドッドッドッドッ・・・・・・———。
「お前ら、俺たちの楽しいPartyに付いて来いよ!!you see?」
「「了解ですぜ、筆頭!!!」」
早馬に乗って、川中島へと向かっている伊達軍の姿があった。
葵は小十郎の隣にいる。
葵の武装・・・それはまるで、白虎である象徴のように白い。
しかも、背中に二つの槍を背負っていた。
「それで大丈夫なのか?葵」
「・・・何が?」
「その槍だ。・・・まるで真田幸村だな;」
「槍を出す時は、あくまで本気の時。それ以外は何もないよ」
政宗は少し目を見開いたが、行き成り南蛮語で「HAHAHA!!」と笑った。
「いいね、いいねぇ。俺はそんな奴が一番好きだ!!なぁ、小十郎」
小十郎は政宗の表情に少し苦笑いをした。
そして少しキッと顔を戻す。
「政宗様、ここからは二つの部隊に分かれましょう」
「ん、あぁ、そうだな。んじゃ、ここでお別れだ葵」
早馬を走らせながら、政宗はそう言って葵の顔を見る。
葵の顔はいつもよりも機嫌が良い・・・・———。
そう見えたのは政宗だけだったが、それでもかまわなかった。
「・・・武運を祈っているよ、政宗」
「・・・・葵、俺が来るまで死ぬんじゃねぇぞ?そんじゃないと俺は———」
「分かっている、あの後の答えも・・・ね」
小十郎には少し分からなかった所もあったが、すぐに政宗は急いで行く為、後で聞くことにした。

其の弐拾六戦 川中島、運命の始まり