二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: リボ×D灰†*白猫*†博士編☆書き込み禁止 ( No.18 )
- 日時: 2010/01/06 23:22
- 名前: ちぃ ◆tr.lpjurGU (ID: kpG4msIT)
- 参照: 私が存在するから戦争が存在するんじゃない-戦争が存在するから私が存在する--
白猫7匹 [最終破壊]
雪「・・下がって・・」
ツ「は・・?」
取り合えずわけも分からないまま引き下がるツナ。
雪は眼を瞑り手を振りかざす。すると化け物の植物達が氷結していく。
ツ「っ!お前の力は氷を操るってことだったか!!」
雪「そう・・しかし、それほど持たない。持つとしても2分。私はあちらをかたずけてくる。それまで食い止めていて。」
ツ「こいつ等をか?」
雪「そう。」
そう言った雪の目はまっすぐしていて
ツ「分かった。早く行ってこい」
雪「・・そう・・」
そう言って雪はアレン達が居る階の窓に飛び込んだ
ツ「どうするか・・」
ミ「何?君ひとりでどうにかなると思ってるの?それにね。セシルは断空なんだよ。入ることは無理だと思うy「無理って決めつけるな。」
ミ「え?」
ツ「不可能を可能にするのがお前らアリスだろ。」
博「ハハッ・・雪も厄介なのに捕まったね。こんな無茶苦茶言う奴に捕まるなんて僕に捕まるよりも厄介じゃないか・・」
そう言って博士は笑った。
***
毒が廻るまで 残り2分
ア「どう・・しますかっ・・このまま居たら完全に負ける・・でも出ることもッ・・近づくことも出来ないッ・・」
アリス「とりあえずあいつブッ殺したらいいんでしょッ!!」
ア「っく・・」
ダ「早くしないとグチャグチャになっちゃうわよ〜♪」
ア「歯が立たないなんてッ・・」
アリス「立たないって言うか、あいつ等が異常なのッ!!!」
そう言って激しく戦いはなっていく
セ「そろそろ終わっちゃうねぇ〜・・どうしよう・・また詰まんなくなっちゃうよぉ〜・・」
***
雪 残り1分30秒
雪「やはり、遮断されている・・」
その教室だけなぜかポッカリ黒で消えている。
別次元にあるように。
雪「・・・・。」
雪は無言で瞳を閉じて
雪「Una porta di Dio Una porta Fato」
とブツブツ意味不明の言葉を放った。
するとバシュッっという音と光と共に雪はどこかへ消えた。
*謎の白い空間*
雪が目を開けるとそれは何時しか来た白い何もない空間に一つ大きい石造りの扉がある場所だった。
雪「・・やはり・・そういう・・こと・・」
何かを一人で納得したような雪は扉に手をかけゆっくりと扉を開いた。
雪「・・行くべき・・」
そう言って一気に暗い階段を駆けだした。
***
毒が廻るまで 1分
ア「目がくらみますね・・ッ・・」
アリス「大丈夫アレンッ・・」
アリス(やっぱ・・アリス2人に人間2人じゃ無理なのッ・・?
ダ「それじゃ・・そろそろ終わりねっ・・バイバイッ!!」
アリス「ッ!!」
ア「アリスッ!!!」
ダラッドが長剣をアリスに振り下ろしたが当たらなかった。
アリス「雪ッ・・?!なんでいるの!?」
雪「・・・」
雪が入れる筈のない教室にいる。
なんとも矛盾している。
雪が受け止めた剣は見事にそれている。
セ「なんでいるのかなぁ・・入れるはずないのにぃ・・」
ダ「ッ!!まさか・・そんなはずないッ・・でも・・ッ・・」
セ「ああ・・・そう言うことぉ?・・まさかその扉使うとは思ってなかったよぉ・・というかぁ・・使えるなんてねぇ・・」
ア「何の・・話ッ・・」
雪「・・後で話す・・今は彼らを消失させる方が先決・・」
アリス「どうやってッ・・」
雪「・・小麦粉を撒いて・・」
ア「は!?」
雪「小麦粉を撒いて・・出来るだけ粒子の小さいものを。」
アリス「何でっ・・!!そういう・・こと・・?」
雪「・・そう。」
ア「はあ!?」
アリス「ほら!!アレンもまいて!!全部!!」
そこは確かに家庭科室で小麦粉は大量にあったのだが・・
ア「は、はいッ・・」
意味も分からず撒き始める
ダ「ふふっ・・なあに?ケーキでも作る気なの?」
セ「ずいぶん呑気だねえ・・」
雪「・・・」
アリス「アレン下がって!!」
ア「わ、分かりましたっ・・」
すると雪は家庭科室にあったライターを取り、また不思議な呪文のような言葉を言った。
するとやはりアレンとアリスは消えていた。
セ「ちっ・・また追わないと・・まあ、もう直死ぬけどねッ・・」
雪「それは貴方の方・・」
ダ「ライターに・・小麦粉ッ!!?」
セ「なに驚いてるのぉ?」
ダ「いいから早く断空を解いて!!」
雪「もう・・遅い・・」
ダ「コイツは私たちをバラバラにしようとしてるのよ!!知らないの!?」
雪「そう・・・粉塵爆発という爆破方法・・密閉された空間に小麦粉を撒き散らして、空気中に小麦粉の粒子を蔓延させて火を点けると粒子達が互いに引火しあって大爆発を起こす現象。」
セ「それじゃッ・・」
ダ「ここは今貴女の断空で密閉されているのッ・・そしてこの量の小麦粉・・あのライターで火をつければ核もろ共バラバラよッ!!」
セ「ッ・・じゃあッ・・あれは・・」
雪「下準備・・しかしもう遅い・・」
ダ「え・・?」
雪「終わり。」
ドォォォォォオォォォォオオォォォォォオォォオンッッ!!!
その声と同時に家庭科室が大爆発によって消え去った。
*謎の白い空間*
アレンとアリスはその空間にいた。
ア「そう言うことだったんですね・・」
アリス「そう・・ほら、体軽くなってきたでしょ?たぶんあっちは・・ていうか、ここどこ?!」
雪「異空間。」
アリス・ア「「うわあああッ!!!」」
雪「・・何・・?」
アリス「で、出てくるときは出てくるって言ってよ!!びっくりしたあ・・」
雪「・・そう・・」
ア「いや、了承しなくていいですからね!?;」
アリス「ここ・・・どこ・・向うは一体・・」
雪「彼等は生存していない。ここは次元の果て。」
アリス「え?」
雪「・・また今度話す。」
ア「はい・・」
雪「戻るにはあの扉を潜ればいい。」
アリス「いこッ!!」
ア「はい!!」
雪「・・先に行ってもらいたい。後で行く」
アリス「うん?」
かけていく2人
残された雪
雪「貴女はなぜ私をどうしたい。」
そう問いかけたのは自分の影
そうすると影に紅い瞳が写った
「殺したいッ!!殺してやるッッ!!!」
とだけ言った。
雪「そう・・」
それだけ聞いて雪も駆けて行った。
だから聞いていなかった
「もうすぐ捕まるから」
と影が言ったのを。
***
ツ「チッ・・もう2分たって・・しかもさっきの爆発なんだっ・・」
博「まさか・・彼女達が死ぬなんてね・・いや・・破壊されるなんてね・・」
ツ「何言ってる・・」
アリス「ツナ!!!」
ア「死ぬかと思いましたよ・・って言うかなんですかこれ!!」
ツ「コレがミシェルの能力みたいだ。雪は?」
雪「ココ。」
ツ「居たのか・・」
雪「博士・・あなたはもう終わり・・分かっているはず・・それに・・
貴方は博士では無い」
ツ「は・・?」
アリス「何・・」
ア「そんなのって・・」
雪「そのはず。博士。」
ミ「何言ってるの君さ!!博士は博士に決まってッ!!」
博「あはは、ばれちゃったか・・」
ミ「博士・・?」
博「そうだよ、僕は博士では無いんだよ・・」
ミ「うそッ!!嘘でしょうッ!!博士ッ!!ねっ・・あ”ッ・・博・・士・・?な”んでッ・・あ”ああああああああああああああああああああああッ!!!!」
見ると博士がミシェルの核を握っている。
それで苦しみ悶えているミシェル
ツ「アイツが博士じゃないのかッ!?」
雪「違う。博士は別にいる。そして彼は・・」
博「そう・・僕は博士じゃない・・そして僕は・・
君と同じアリスだよ」
*最終回目前!!明かされた真実!博士は博士じゃなかった!?なんと博士もアリスだった!!
次回 雪の目的とは?!博士を葬ることは出来るのか!!