二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re:嫌な自分 ( No.27 )
日時: 2010/04/02 17:20
名前: 杏里 (ID: /dA6IieT)

歩きながらしゃべて帰っていたらいつのまにか薫たちの家の目の前に居た。
さすが特務エスパーの家ひろいし大きい私も、もしかして特務エスパーにはいるのかな?
杏里の中で小さな疑問が生まれていた・・・。

そんな事を知らない薫達は・・。
「ねぇ杏里ちゃん。杏里ちゃんは特務エスパーにはいるの?」
と紫穂が聞いてきたので私はううんもそうだよもいえなかった。
私が悩んでいると・・・薫と葵が、
「杏里はんも入るんやろう。特務エスパーに」
「そうに決まってるだろう葵、紫穂。何でそんなことを聞いたの?」
と薫が言ったので私はもっと頭が混乱した。

私は本当に特務エスパーに入りたいの?入りたいからバベルの前まで走ってきたの?わからない。
自分が、

ワ カ ラ ナ イ・・・。

と私が思っていると薫が、
「杏里も特務エスパーにはいるよな?」
分からない。
自分がわからない・・・・・・・。

そんな事を思っていると勝手に口が動いていた・・。
「勝手に決めないでよ!?!?何で私が特務エスパーに入らなくちゃいけないの!?!?」
そういってまた家を飛び出していた・・・。
あぁもう死んでもいいや・・・。
何であんなひどい事を言っちゃたんだろう・・・。

とにかく薫たちに見つからないところにいかないと・・。
外はもう真っ暗だった・・。