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№7　【希望】

「鳴海先生・・・・・質問したいことがあるんですけど・・・・」

「どうしたの？紀伊ちゃん。」

「・・・・・いいかげん、早く決めて下さい・・・・・・・『生徒』につくのか・・・・・『学園』につくのか・・・・・。鳴海先生のおこない次第で・・・・・・私の運命は左右するんですから・・・・・・・」

「！！」

「それだけ言っときたかったんです。」

あとは———————待つだけ。

。+*。。+*。。+*。。+*。

「なあなあ、紀伊ちゃんは、能力別クラスはどこなん？」

「・・・・・・えっと、まだはっきりとはわからないけど、確か・・・・『特力系』って・・・・言ってたような・・・・・・・」

「そうなん？じゃあうちといっしょやな！一緒にいこう！」

「う・・・・うん。」

。+*。。+*。。+*。。+*。

「ビックサプラ—イズ！翼先輩、殿先輩！」

『安藤翼、殿内明良・・・・・』

「・・・・ねぇねぇ、蜜柑ちゃん。さっきの『翼先輩』『殿先輩』って・・・・安藤翼、殿内明良の事？」

「そうや、知ってるん？」

「べっ、別に・・・・・・」

「お—蜜柑って、誰だ？そっちの子。」

「今日うちのクラスに転校してきた、秋野紀伊ちゃんや！」


そしてこれが、新しい希望・・・・・・