二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 。+*。学園アリス。+*。  【夢を求めて】 ( No.7 )
日時: 2010/01/21 17:00
名前: 流れ星☆彡 (ID: 42M2RXjr)

№4 【闇】

「失礼しまーす・・・・・」

暗い。前がよく見えないほどに。

「・・・・ようこそ。秋野 紀伊さん。」

「だっ、誰ですか?!」

急に声がして、びっくりした・・・・・・

「っふふ・・・・君は予想、おもしろい子だ。

私は、初等部校長だよ。」

カーテンの隙間から、光がもれる。

体の形が・・・・・・・・・・・

「・・・・っ!」

(子供・・・・・・・・・・)

「・・・・驚いたかい?この姿には、少し分けがあってね・・・・・まぁ、それはいつか、話そう。

君には素質がある・・・・・『工作員』のね・・・・・」

工作員・・・・・!?

「まぁ、君はどちらにしろ、『危険能力系』に入る予定だがね・・・・・・」

危険能力系・・・・・・・・・

分からない言葉がポンポン出てくる。

「工作員になると、『任務』をやることになる・・・」

任務・・・・・

「学園に害をなす組織などから、学園を守るものだ。」

「・・・・そんな、アタシにはそんなことできません。」

そういうと、初等部校長は笑った。

でも、目は笑ってない。

「・・・・君のことを、少し調べさせてもらったよ・・・・・君には、双子のお姉ちゃんがいるね。」

『ビクッ』

鼓動が速くなる。

「君がもし、この話を断ったら——————————君の大切な人がどうなるか分かっているね。」









「失礼しました・・・・」


——————ひどい・・・ひどい!

『この話を断ったら、君の大切な人がどうなるか・・・・・・・・』

大切な人————————お姉ちゃん。


守って見せる。

みんなを・・・・・・・・

お姉ちゃんを・・・・・・・