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番外編[2月14日は part01]

　「ホワイトの誕生日ー!!」
　「うるさい」

現在グリーンの家。
レッドとグリーンとブラックが居て、レッドはカレンダーを見ながらそう叫んだ。
と、グリーンにそう言われたのである。

　「だって今日は13日だぜ?　14日は明日じゃねぇか!」
　「……で、それがどうしたんだ?」
　「だーから!　俺達3人でホワイトになんか企画しようぜ!」

レッドは腕を広げてグリーンとブラックに言う。
しかし2人は面倒くさそうにしていた。

　「なんだよー?　もしかしてやる気なかったり……」
　「……やればいいんだろ、や・れ・ば」
　「…………」

レッドの言葉に押し負け、ブラックは降参したが、グリーンは未だ無視。

　「……ったく……」


一方その頃、ホワイトは。

　「明日かー...2月14日」

自分の家のキッチンにて、ある事をしていた。
それは、男子3人にあげるためのチョコレート作り。

一応、ホワイトは料理が出来る方でもあるし、本さえ読めばなんとかなる。

　「えーっと、ボールに板チョコを入れてその下に沸騰したボールを重ねてかき混ぜて崩して……」

ホワイトは自分流の作りをした。
チョコレートを温めて溶かし、完全に溶けた後、型に流し込む。
しかし、ボールの大きさが小さいので、その作業を2〜3回繰り返し、全員分のが出来ると、冷蔵庫に入れた。

　「ま、トッピングは後からの作業だし、これでよし、っと……」

手をパンパンと叩くと、息抜きにソファにねっ転がった。


　「だーから!　飾りは俺がやるって!!」
　「お前にさせたら飾りがボロボロになるだろ!」
　「うるさい」

こっちでは未だに騒いでいる様子。