二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: REBORN!!●・。夢小説。・●((四話up ( No.16 )
日時: 2010/04/08 16:34
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)

六話 「少女の属性知る!!」

沈黙していたその時だった。
のそッと、梨瀬琉がソファから起き上がる。
しかも、不機嫌そうに。

「おい、リボーン。本題に入れ、早く」(梨瀬琉)
「本題?」(綱吉)
「あぁ。俺が呼んだのには訳がある」(リボーン)
「訳……ですか」(獄寺)
「なんか、面白そうだな!」(山本)

リボーンは、ツナ達に言う。
もちろん、梨瀬琉にも。
しかし、梨瀬琉が不機嫌なのは変わらない。
チッと、リボーンに向かって舌打ちをする。
リボーンは、そんな梨瀬琉を見て、ニヤッと笑った。

「ボンゴレの守護者になってもらおうと、思ってな」(リボーン)
「何のために? 私以外にも居るだろう。それに、六人の守護者は揃ったはずだ」(梨瀬琉)

確かにそうだ。
ボンゴレの守護者は、既に六人揃っている。
守護者はもう揃っているのに何故か。
それともう一つ。
何故、梨瀬琉がそれを知っているのか。
それは、今だ謎のままだ。

「お前、自分の属性を分かって言ってるのか?」(リボーン)
「あぁ」(梨瀬琉)

梨瀬琉はキッパリと言った。
リボーンは笑うことなく、腕を組む。
悩んでいるようだ。
しかし、それ自体が謎である。
悩む必要など、普通はない。絶対にない。
それに何故、梨瀬琉もそう言うのだろうか。
リボーンがそういうということは、何かしらあっているからだろう。
それに、リボーンの情報が外れることは、まずない。

「分かっていないだろう。自分の属性を。自分の属性は普通の属性だと思っているのか?」(リボーン)
「普通だと思っている、それが当たり前だ。“自然属性”の何が、普通と違うんだ?」(梨瀬琉)

そこでツナ達は、また新たなことを知った。
“自然属性”
その属性の謎は、今だ分からない。
というより、梨瀬琉が教えてくれない。
いつ、それが明かされるのか。
それは、梨瀬琉自身にしか分からない謎。










——ツナ達はまた、新たな力を得た。