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七話　「少女、新たな守護者となる!?」

「“自然属性”なんて知らないよ！　何だよ、それ！」(綱吉)
「一言で説明すると……」(梨瀬琉)

梨瀬琉が、一言で説明したいようだが言わない。
言うと思えば、ニヤッと黒笑いをする。
やはり、梨瀬琉の思考は予想がつかない。
リボーンと同じくらいに。
どれだけ考えても、予想しても。

「合成属性。全属性を混ぜた属性」(梨瀬琉)
「合成！？　そ、そんなのが存在すんのか！？」(獄寺)
「実際、ここに居るだろ。合成属性の持ち主が」(リボーン)
「でも、実際に合成属性かどうか、分かってねーだろ？」(山本)

山本が、ごもっともな発言をする。
確かに、口では言っているものの、その実物を見ていない。
なので、実際に存在するかどうかがわからない。
そこを狙っていたかのように、リボーンがニヤッと笑った。

「なら、実際に試してみればいいじゃねーか」(リボーン)
「え……」










——戦いが始まってしまった。