二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 無限大の空に夢を描く【薄桜鬼】 ( No.19 )
- 日時: 2010/06/21 19:07
- 名前: 卍鄙城卍 ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)
短篇 斉藤 一
生き残って・・・それが最期の願いだ
全部戦いは終わった。
アンタも楽になる筈だった。
「っ春頭!!!」
俺は彼の名を呼んだ。
只、消えてほしくない。離れないでほしい。
ずっと永遠をこの刀に誓うと言った筈だった。
「さ・・・いと・・・う。。。」
「何だ・・・?」
「笑って・・・?」
「こんな状態でアンタも死にかけてるのに何故笑えと・・・・!?」
と俺の首にひんやりとした赤黒く、金属の塊が在った
刀だと分かった。
「笑って・・・。笑ってよ。」
今、この場に居るのは只俺とコイツだけで、
副長は北へ進んだ。
平助、総長は俺とコイツの居る会津の上、、、仙台へ進んだ、が、骨にもならずに絶えたらしい。
総司は労咳で病死した。
_最期位・・・一君に勝ちたかったな。_
と笑って死んできやがった。
全く・・・羅刹隊、新選組には変人の集まりか・・・
総司が死んでそのあと、、、
彼、羅刹隊の鬼神、
春頭 薙淺は立ち直ることなく
生きている気を周りに出してなかった。
只、
_餓死した人間の様に_
もう無理なのだろうか。
アンタを
君を取り戻すには。
「・・・さいと・・・う、、、何で・・・?何で・・・泣いてるんだ・・・よ」
確かに俺は顔に性格を出ないが
今自分でも涙が頬を滑って行くのがわかる。
「・・・笑いたい。が、アンタは何で俺をかばった。」
「あれ・・・そういえば・・・何でだろ。」
と解らないやと笑う
彼は俺に対しての態度が違った。
笑いかけるが結局は一本取りになったり。。。
俺はアンタが嫌い、だったはずだ。
「・・・今はさ、、、笑って。沖田は独りで笑って死んだんだ。・・・斉藤・・・に・・・は一緒に・・・笑ってほしい」
「・・・解った。」
お休み、愛しき人
さよなら、同じ同士。
お疲れ、俺のけんか相手
そして、
好きです。 よい眠りをお願いいたします。
この明るく照らされた夕焼けに貴方は
どう思いますか。
以前、「切なくって今にでも泣きたいさ。」
その気持ち、今の俺にもわかる。
end
反省
な に こ れ
いや、ふざけ半分ですww
次回・・・えーと土方さんで羅刹verを計画中w