二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: PanboraHearts−パンドラハーツ−&番外編ボカロ ( No.65 )
日時: 2010/09/03 22:09
名前: 猫夜 恋 (ID: aXtewNOi)

Retrace:Ⅹ〜アヴィスからの逃亡者〜

からっと晴れた午後3:00
お茶会の時間である。
「まぁこのお茶はフランボワ—ズだわ☆」
シャロンがうれしそうに言った。
「お、おぃシャロン・・・お姉さま・・このお茶、砂糖入れてないのに甘いぞ?!」
アリスがシャロンに聞いた。
「それは甘い味が特徴のジョルジですわよ☆」
「あ————————」
シャロン達が振り向くとオズとギルがいた。
「ずるいよシャロンちゃんとアリス!」
オズは頬を膨らませていった。
「しょうがないでしょう。オズ様達はバルマ公と長い時間お話をしていて退屈で・・・(ブレイクもどこかへ行ってしまうし)
そう、ここはバルマ公の別邸なのだ。
『カタカタカタ・・・俺様、エミリーの登場だ!・・・ぐぇっっ』
戸棚から妙な声が聞こえて・・・
キィ・・・
不自然に戸棚が開いた。
「おや、オズ君たち・・・もう話は終わったのかい?」
中から出てきたのはブレイクだった。
ツカツカツカ・・・
「ブレイクゥゥゥ・・・」
「お、おじょu——」
バッシ———————————————————ン
シャロンのハリセン攻撃炸裂!!!
「私がどれだけ心配したか、貴方はわかってるの?!」
シャロンが怒り出す。
だが、オズとギルにはシャロンの怒る理由が分からなかった。
「ど、どうしたの?シャロンちゃん???」
オズが慌てて聞く。
「フフフフフ・・・オズ様、なんでもありませんのよ?」
仕方ないのでアリスに聞いてみることにした。
「アリスーアリスー・・・何でシャロンちゃんは怒ってるの?」
オズが聞くとアリスは話し始めた。

 ———1時間前———

「ブレイクーどこですの?」
シャロンはピエロを探していて・・・
「あら・・・何かしら?」
テーブルの上に置いてあった紙を見つけたんだ。
『お嬢様へ
  少しだけサブリエに行ってきます
            byブレイク&エミリー』
・・・って書いてあってそこからシャロンの顔が青ざめていったから
私が頬を食ってやったんだ!!

+。*という事で・・・*。+

「・・・そりゃシャロンちゃんも心配するよ・・・(この前ブレイクが怪我して帰ってきたし)」
オズは言った。
「まったく・・・。」
シャロンも言う。



そんなことを数十分つづけて・・

「さあ帰りますわよっ」
オズ達は馬車に乗り込んだのであった。