そんなイタリア代表チームをグラウンド外の端から見守る少女。『ほぉ…、』と驚きからか溜め息をつき、彼らの練習を見守っていた。コン、と不意に何かが足に当たった。『?』「ごめん、ボールを取ってくれないか?」グラウンド内にいる少年の言葉からして、少女は自分の足に当たったのがボールだと気付いた。少女は何故かにっこりと笑って、そこからボールを蹴り始める。「なっ…、」