二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン3 〜最強少女と世界のプレイヤー達〜 ( No.21 )
日時: 2010/07/16 20:37
名前: さくら (ID: 50PasCpc)


『…こんな感じかな、』

サクラはそう呟いて、自分の姿を鏡で確認する。
光のような黄色。派手では無く、寧ろシンプルな方だ。

『…私には似合わないな、ドレスって』

はぁ、とひとつ溜め息をつくと、外で待つエドガーの元へ向かう。



『エドガー、お待たせ』
「着替え終わった、か…!」

サクラはエドガーの語尾が何故か可笑しかったのを感じ、
『やっぱり似合わなかったよね?』と半泣き顔で聞いた。


「い、いえ、寧ろ…」
そこで若干口ごもったが、顔を赤く染め、「寧ろ、どんな女性より綺麗だ。凄く…かわいい」
こう続けた。


するとサクラは口元を緩め、安心したように笑った。
『良かった…、思わず似合ってないって言われると思ったよ〜』

どうやらこの少女、さっきのエドガーの言葉を軽く受け流しているようだ。
まぁ、若干可哀想だが…、彼女が鈍い子なのでしょうがない。((by さくら

案の定、エドガーは額に手を当て、溜め息をついていた。


『うん?どうしたのかな、エドガー君?』

「いや…、何でも無い」


じゃあ行こうかと言い、手を差し出すエドガーに
サクラは笑ってその手を握った。