二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: どうぶつの森 平和の終焉 ( No.17 )
- 日時: 2010/08/20 19:14
- 名前: 獣好き ◆x63geJPSDM (ID: xhJ6l4BS)
第3章 異変 (3−4)
まずは役所のほうに行ってみた。中には珍しくぺりみが受付のほうに立っていた。しかし、どうも様子がおかしかった。ロブスト達が入ってくると、真っ先に彼らに走った。
「ねぇちょっと、ぺりこ知らない?」
ぺりみらしくないアクションだったので驚いた。みんなは首を横にふった。
「そぅ・・・」
彼女はがっくりと肩を落とした。
「村長さんは知らない?」
リッキーが彼女に聞いた。
「知らないわよ・・・アイツもいなくなるし・・一体どうなってんの?」
彼女は受付に戻って頭を受付デスクにぶつけた。明らかに様子がおかしかった。
「とにかく、この村から出ようぜぺりみさん。ここの村に大型ミサイルが落とされるらしいんだ。だから俺たちと一緒に・・」
「いいわよ。もう。私はぺりこが帰ってくるのをここで待ってるだけでいいわ・・」
そしてため息をついてしまった。もうどうしようもないため、次はここから近い博物館に移動した。博物館の中に入ってみた。しかし、誰もいなかった。2階の展望室にも、地下の喫茶店にも誰もいなかった。
「ちょっと調べてみよう。ニコバンとリッキーで絵画室、ロボとビアンカで水生物展示室、僕とアデレードさんとヒャクパーとで昆虫展示室を調べてみよう。終わったらここ(大広間)に集合でいい?」
全員が首を縦にふってそれぞれ別れていった。
2分後・・・全員が大広間に戻ってきた。
「とくに異常はなかったよ。」
とニコバンチーム。
「こっちも何もなかったわ。」
とビアンカチーム。
「こっちも何もなかった。」
最後にロブスト達が報告をした。そしてみんなで化石展示室に入った。・・とくに異常はないように見えてその奥のフロアに入っていった。すると、異臭がした。化石から発していない生臭いにおいがした。そのまま歩いていくと、3つ展示する台みたいのがあって、そこには若干赤みがかった骨格が3台とも置いてあった。ここから異臭が強くなった。その台を見てみると・・[フータ]・[フーコ]・[マスター]と書かれていた!
「ねぇちょっと・・まさかこの骨格って・・・?」
ビアンカが恐る恐る聞いた。
「は・・ハッタリだろう!アイツは暇だからこんなものを展示したんだろ!第一、本人とは限らないだろう!!そうだよなロブスト!!?」
「ああ。そうだ。ロボの言うとおりだ。と・・とにかく、博物館は調べた。後は関所とエイブルシスターズのお店だけだ!そこを調べたらデパートに行こう!」
ロブストも冷や汗を出して強引に皆を博物館から出してそこから近い関所に向かった。