二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: どうぶつの森 平和の終焉 ( No.37 )
日時: 2010/09/09 19:48
名前: 獣好き ◆x63geJPSDM (ID: 3IH6VK8y)

第6章 動物山(2−2)

秘密の登山口で山を登って10分後に頂上に到着した。普通に上れば30分もかかるのでびっくりした。
モモチは、頂上の大きな岩に手を載せると、その岩の間が割れてそこから下に続く階段ができていた。

「さ、ここに入るでござる。」

モモチがみんなを誘導した。みんなは何も疑わずに入っていった。最後にモモチが入ると岩の入り口が閉じてしまった。暗闇の中、ゆっくりと階段を下りていった。やがて、階段が終わって歩いていくと広間に出た。モモチ以外が広間に出るとモモチは小声で言った。

「みんな・・騙してすまないでござる・・・」

すると、さっきあるいていた所と広間とで巨大な壁が隔たった。そして、ガスの噴出する音が聞こえた。このガスは、睡眠作用のあるガスだったため、全員瞬く暇もなく深い眠りに落ちてしまった。モモチはこれを見て涙を流したが、彼の肩に突然手がかかってきたので振り向くと・・あいつらがいた。

「ご苦労やったな。これは報酬や。」

そいつはベルがたくさん入った大量の袋をモモチに渡した。彼はそれを受け取った。

「なんやしけったツラやな〜。そんなにアイツらのこときになっとんのか?」

「い、いや・・別に・・」

モモチはすぐにこの場から立ち去った。

「さて、どう料理したろうかな・・・?」

そいつは、全員眠ったのを確認すると、高笑いをした。