二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: どうぶつの森 平和の終焉 ( No.58 )
日時: 2010/09/28 21:05
名前: 獣好き ◆x63geJPSDM (ID: 3IH6VK8y)

第8章 サバイバルバトル (9−9)

白い扉 ロボ編

ロボは扉を開けると中に入らなかった。なぜなら、よく目を凝らさないと見えないピアノ線が見えたからである。それから、それはどこにつながっているのか目で追うと、爆弾につながっていた。彼は、バックパックの中からハサミを取り出して切手から中に入った。

「さすがだな戦友よ。この程度の罠に引っかからないとわな。」

すると、サブマシンガンを持った迷彩服を着たカエルが出てきた。

「フルメタルか。久々だな。」

ロボはすぐさま同じサブマシンガンをバッグから取り出した。

「今まではモデルガンを使ってロブストとロボと俺とでやったあの日が懐かしいな。しかし、この銃は本物だ。さぁ、はじめようか!!」

フルメタルが言い切った。ロボはポケットからコイン(10ベル)を取り出して投げつけ、2対ある円柱の柱に隠れた。すぐさま彼は撃ってきた。彼はなんとか円柱の柱に隠れることができた。ロボも負けじと銃を撃って反撃した。それから、すさまじい銃撃戦になった。

10分後・・・

お互いの銃の弾が切れた。

「サブの銃を持っているかもしれんが、ナイフで勝負だ!」

フルメタルが言ったので、ロボはバッグを柱に置いて胸ポケットからナイフを取り出して中央に立った。フルメタルもナイフを持って突っ込んできた。ロボも負けじと反撃した。すると、両者のナイフが弾かれて別の方向に飛んでいき、床に刺さった。両者は急いでナイフを取った。そして投げつけた!!

フルメタルが投げたナイフはロボの左太ももに刺さり、ロボが投げたナイフはフルメタルの右胸に刺さった。当然、重傷なのはフルメタルであった。フルメタルは倒れた。ロボは左太ももに刺さったナイフを抜いて足を引きずって彼の元に歩み寄った。彼はもう虫の息であった。

「はぁ・・はぁ・・さすがだ・戦友よ・・・」

彼はゆっくり胸ポケットから鍵を取り出してロボに渡した。

「勝者は最上階に行って最終ボスを倒すんだ。あと、これもやるよ・・・」

フルメタルはズボンのポケットから、ペンダントを取り出した。

「お、おい・・これ・・・?」

「お守りだ。神のご加護がありますよう・・に・・・」

フルメタルはそう言うと、2度と目を覚まさなかった。彼は涙を流さず、バックを持って鍵を使って最上階に続く階段を上った。

「これで全部やな。キャストはそろった。ほな、あと頼みますはリセットはん。」

謎の人はニヤリと笑うと、どこかへと歩いていった。