二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: どうぶつの森 平和の終焉 ( No.63 )
日時: 2010/10/03 17:37
名前: 獣好き ◆x63geJPSDM (ID: 3IH6VK8y)

第9章 結集

扉の守護との戦いに勝ち、9人+1人は階段を上っていった。やがて、扉があったような大広間に先に到着したのはビアンカだった。彼女が周りを見渡すと、彼女が上ってきた階段の他に、8つ階段があった。そして、次に上ってきたのはモモチだった。

「モモチじゃない!?大丈夫?」

彼女はびっくりした。

「心配はいらないでござる。ビアンカ殿が先でしたか。あとは7人でござるな。」

モモチは疲れたのか座り込んだ。その次にあがってきたのは、リッキーとエプロンだった。

「あら?あなた見かけないわね?」

ビアンカが腕組みをして聞いた。

「す、すみません!私は・・黒い扉の守護をしていたエプロンです。」

ビアンカはとっさにナイフをかまえた。

「やめてよ!エプロンさんはもう戦いたくはないんだ!」

リッキーがいつもと違う調子で、言った。その後、かっぺいに始まり、ヒャクパー、ロブストが上って来た。それから5分して、足をひきずったロボが上ってきた。彼は上りきると倒れてしまった。

「ちょ、ちょっと!大丈夫!!?」

ビアンカは急いで駆け寄った。

「へへっ、スマネェな・・・それよりも、みんないるのか・・?」

ロボは聞いた。

「まだ・・ニコバンとアデレードちゃんが来てないわよ・・・」

ビアンカは言った。すると、階段を上がってくる音が聞こえた。そして階段から現れたのが、お腹をおさえていたニコバンだった。彼の腕は赤く染まっていた。

「ニコバン!!」

ロブストは駆け寄った。すると、彼がよろけて倒れそうになったので急いで支えた。彼の息はとてつもなく速かった。

「これであとはアデレードちゃんだけなんだけども・・・」

ヒャクパーは心配してそわそわした。

「アデレードちゃんというのは・・この娘かな?」

エレベーター大広間の中央にあったエレベーターからリセットと覆面をかぶった謎の人が出てきて、謎の人が眠ったアデレードを抱えていた。

「アデレードさん!!」

ロブストは、ニコバンが倒れたのも関係なく、マグナムリボルバーを抜いて銃口を謎の人に向けた。そして引鉄(ひきがね)を引こうとした瞬間、銃が弾かれた。見ると、謎の人が片手で銃を使って彼の銃を弾いた。

「まぁそんなカッカせんといてや〜そんなカッカしとると先に命落としまっせ〜。ほなリセットはん、あとはよろしゅう頼みます〜」

謎の人は笑ってエレベーターに乗り込み、上へ行った。

「・・・。よくぞここまで生き残ってきた。アニマル村の住人とモモチ、かっぺい、そして・・エプロンよ。」

エプロンはさっとロブストの後ろに隠れた。そしてリセットは、頭にかぶってあるヘルメットの中から何かの制御装置を取り出した。

「諸君たちの目的はこのミサイル制御装置かな?・・・。何も言わんでもいい。私は最上階で待っているぞ。」

その制御装置を戻すと、リセットもエレベーターを使い、上へ上がっていった。ロブストは、弾かれた銃を拾い、銃層(弾を入れる所)を確認して弾を入れた。

「皆、最終決着をつけよう。これで終わりにしよう。また・・平和な暮らしを・・・送ろう・・・」

ロブストは、泣きながら言った。周りの皆は頷いた。そしてエレベーターを呼び寄せ、皆がエレバーターに乗ったのを確認すると[R(最上階)]のボタンを押した。エレベーターは閉まると、ゆっくり最上階へと向けて動き始めた・・・

現在のキャラの調子

正常

・ロブスト
・リッキー
・ヒャクパー
・ビアンカ
・モモチ
・かっぺい
・エプロン

腹にケガ

・ニコバン

左太ももにケガ

・ロボ

ついに次回で完結にしたいと思います!!もしかしたら、今回でようやくダラダラ書いていた小説に終止符が打てます(泣)