二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: どうぶつの森 平和の終焉 ( No.66 )
日時: 2010/10/13 17:09
名前: 獣好き ◆x63geJPSDM (ID: 3IH6VK8y)

最終章 仲間との別れ

最上階に到着したので、ロブストとロボ、ビアンカは先に降りた。そして皆がエレベーターから降りた。どうやら、ヘリポートのようだった。そして、ヘリポートの真ん中に誰かがいるのを確認した。ロブストは早速銃を構えて前へ進んだ。そして、その人影は・・ララミーだとわかった。しかし、安堵の表情は見せなかった。なぜなら、彼女の頭に何かヘルメット見たいのをかぶっており、小型のマシンガンを2丁持っていたからである。

「ララミー、大丈夫か?」

ロブストは近づこうとした。すると、彼女はマシンガンの安全装置を外した。

「みんな・・みんな・・ここで・・おわり・・!!」

すると、ララミーは銃を乱射してきた!!皆は物陰に隠れて弾丸を回避した。

「ロボ!ビアンカ!!ララミーの銃を弾き飛ばすんだ!!」

ロブストは彼女の武器を狙った。しかし、俊敏に動くため、なかなか当たらない。やがて5分後、彼女の銃は弾切れを起こした。これはチャンスと思い、ロボとビアンカと目配せしながら突撃した。彼女はナイフを2つ取り出してこちらに向かってきた。ロブストは一気に走って彼女のおなかを手で強く押し込んだ。彼女はおなかをおさえてナイフを落としてその場にうずくまった。ロボはすぐにヘルメットを取った。ビアンカがそれを下に投げつけて壊した。

「ありゃりゃ。イケると思ったんだがなぁ・・」

リセットの声が聞こえた。

「なかなかやるじゃないか。その子とコイツはくれてやる!」

彼がいきなり何かを投げつけた。ヒャクパーがそれをとった拍子にボタンみたいなものを押してしまった!

「それじゃあな。アデレードはお預けだ。」

リセットはそう言うと、飛んできたヘリコプターに乗り込んで行ってしまった。

「ちょっと!!大変よ!!ニコバンちゃんが!!」

ヒャクパーがいきなり叫んだ。ロブストとロボとビアンカは急いで、エレベーター近くの物陰の駆けつけた。

「おい!ニコバン!しっかりしろ!!」

彼はニコバンをゆさぶった。

「あ・・ロブスト君・・。あ・・れ・・?ボタンが一つ・・取れてるよ・・・僕が直して・・・・・」

ニコバンは震える手でロブストのシャツの真ん中に開いているボタンを留めようとした。しかし、その手はダランを垂れて地べたに伏せて目を閉じてしまった。

「お、おい・・なんで寝るんだよ・・起きろよ・・・」

彼はニコバンの心臓の鼓動を確認した・・が、心臓は動いていなかった。

「おい、・・おい!起きろよ!!」

彼は乱暴にニコバンをゆすった。しかし、目は開かなかった。

「くっ・・・そ・・・!!」

彼は、心臓マッサージ(蘇生活動)を行った。何度も何度も・・彼が目を開けてくれるまで。しかし、ニコバンの目は開くことはなかった。それはわかっているのだが、ロブストは続けた。涙を流しながら・・・

「ロブスト・・ロブスト、もうやめてくれ!!」

ロボが制止した。

「くそ・・・くそーーー!!!!」

ロブストは地べたを叩いた。

「覚えてろよ・・・必ずしもニコバンの仇を・・アデレードを取り戻してやるからなーーーー!!!!!!」

ロブストは空に叫んだ。そして、リセットの復讐と連れ去られたアデレードの救出を誓ったのであった・・・

To be continued... (次作品へつづく)