二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: どうぶつの森 平和の終焉 ( No.7 )
日時: 2010/08/17 19:51
名前: 獣好き ◆x63geJPSDM (ID: xhJ6l4BS)

※非常に注意※ ここ以降から動物が死んでいったりします。苦手な人は戻るを押してください。今なら間に合います!!それでも読みたい人は自己責任でお願いします。

第3章 異変 (1−4)

7月8日 天候 くもり

「ん〜今日は絶好の釣り日和だ〜」

釣竿をもったニコバンがあくびをした。そして早速海辺で釣りを開始した。しかし、この日は何かおかしかった。

「ん〜?今日はサメが多いなぁ・・・」

すると、サメが急に暴れだした。そのサメの口元から赤い何かが見えた。彼は急に怖くなり、皆に知らせに走った。

一方、ヒャクパーはスコップ片手に化石探しに夢中だった。

「今日はどんな化石が見つかるかな〜?」

期待に胸膨らませながらあちこち穴を掘っていた。掘り続けていくと、ガチっと硬い音がしたので手探りでその正体を探した。その正体は、蓋がしてあるつぼだった。彼女は早速蓋を開けてみた。中をのぞいてみると、骨が入っていた。彼女はこの骨を恐竜の骨かなんかと思っていた。早速彼女は他の穴を全て埋めてつぼごと博物館に持っていった。

「ねーねー、ふーちゃん、早速鑑定してよ〜!」

彼女は寝ているフータを叩き起こした。

「ああ・・ヒャクパーさんですか。どれ、何を鑑定しますか?」

「このつぼの中身だよ!」

さらにヒャクパーが叩いた。

「どれどれ・・・」

フータが寝ぼけ眼をこすってつぼの中身を出して見てみた。すると、フータは恐怖の顔色に包まれた。

「ひゃ、ヒャクパーさん、これをどこで・・・?」

「え?ちょっとそこらへんでだよ?そんなに有名でレアな化石なの?」

「これは人と動物の死体の骨ですよ!!!」

ヒャクパーが固まってしまった。そして皆に知らせようと走った。