二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケ擬国〜7人の家族〜キャラクター募集☆ ( No.36 )
日時: 2010/08/21 16:38
名前: ほげほげ ◆FHlclCgP4Y (ID: UcmONG3e)
参照: ユウキ(大人ver)中心

**第9話**


「そういえば…僕っていつ元に戻るんだろう」
とある夕飯のときのこと———

「そうだよな!いつまでも20代のユウキでいられるのもなんだか違和感ありまくりだしなあ」
クウの言葉にガロもベルもうなずく


「えー、ユウキはどんな姿でもいいよおー?」
ゼルルが言う

「僕もそろそろ飽きてきた…」
ユウキがうつむき加減で焼きそばをついばむ

「何だっていいじゃんかいけてるZE!」
そんなユウキを見ていたリュウが片手に食べ終えた皿を抱えてもう片方の手でユウキを撫でる

・・・・・・・・・

今日はユウキの体のサイズにあう服を買いにしのとユウキで街に行くことにした

「しの!へへっ景色低い!しのもちいセえ」
無邪気にはしゃぐユウキ
どっちが姉だかわかんないやと苦笑するしの


服を買い込んでご満悦のユウキがふと通りかかった店

ペットショップ—————

ユウキがあまりにも行きたいと言ったからしのは少しだけだよと言って店に入った

犬ばっか見つめるユウキに「猫見ないの?かわいいよ?」と言ってみた

「こわいから、や。」
と言って小動物コーナーへ行った。

そこには『ハツカネズミお譲りしますもらい手募集』のポスターがとその下にネズミの入った虫かごがあった
かわいいな。なんだろ?この仲間みたいな気持ち。

「ほしいの?」
しのが言うそれにユウキがうなずいた

・・・・・・・・・・・・・・・

ユウキは家に帰るとショーケースにネズミを移した。

「かわいーなぁチュウ。」

チュウと名づけられたネズミは真っ赤な目でユウキを見つめた、目が合った、気がした。


数日してチュウの小屋が汚れていたので掃除をしていた。においが充満しないよう窓を開けてた

「もうちょい待ってろよぉ〜もうすぐ終わるかんなっ」
うれしそうにわらを敷き詰める

おわったあ、ユウキがそういって後ろを振り向くと

「ニャー」

「ひぃっ!?」

猫が窓から入ってきたのだ———


掃除している間放し飼いをしていたため部屋の隅にチュウがいた。固まっている。

そんなチュウを猫はにらんでいる。
ユウキのいる場所はチュウのところの反対側。猫のほうが近い


身 軽 に な り た い っ

猫よりも早く、チュウを———!!

走り出した。
思いっきり壁に体を打ち付けて

チュウは————

ユウキの手の中でうずくまってた

猫はユウキの行動に驚いて窓から逃げ去った


「よかった……ッ!」
そういって何故か一回り以上大きくなったチュウを苦しくならない程度に抱きしめた

そこへしのがやってきた

「ユウキ?したにすっごいおと響いてたy
言いかけてとまった

しのの視界に広がるものは小さくなってチュウをだきしめるユウキがいたから———

「ユウキ体元に戻ってるよ!!」
しのが言う

「あれぇ…、ホントだ!!」
自分の服がだぼだぼになってる自分の体を見てびっくりするユウキだった

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